経済学部Faculty of Economics
ECN200CA（経済学 / Economics 200）アメリカ経済論ＡAmerican Economy A
加藤 真琴Makoto KATO
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | K6162 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 月5/Mon.5 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 202 |
| 配当年次Grade | 2 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | ○ |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー（2015年度以前入学生） | 専門教育科目 |
| カテゴリー（2016年度以降入学生） | 専門教育科目 |
| カテゴリーCategory |
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Outline (in English)
【Cource Outline】In this class, we will first review the U.S. economy from a historical perspective, and then learn about two economists, Veblen and Galbraith, as reflactions of the U.S. economy. The aim of the class is to learn how our lives in Japan are affected by the U.S. economy. I will hand out the resumes during class instead of using textbooks.
【Learning Objectives】By the end of the course, you will be able to:
(A) Understand the geographical, environmental, and demographic features in the U.S.
(B) Use the knowledge gained in class as a skill to overcome the 2025 problem: the near future of Japan's aging.
【Learning activities outside of classroom】Preparation: Read the books introduced in class (30 minutes), watch news and read newspapers (1.5 hours).
Review: Find some information related to the keywords discussed in class (1 hour), and write a simple explanation about them in your own words (1 hour).
【Grading Criteria】Grading will be based on the results of the regular score (30％) and the final report (70％).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
この授業では、まず歴史的な観点からアメリカ経済を概観し、つぎにアメリカ経済を映す鏡としてヴェブレンとガルブレイスという2人の経済学者を紹介する。日本に暮らすわれわれの生活がアメリカ経済からいかなる影響を受けているかを学ぶことを授業のねらいとする。
到達目標Goal
（1）地理的条件、環境、人口構成等のアメリカにみられる特殊性を知ることができる。
（2）2025年問題を間近に控えたいま、日本経済の苦境を乗り越えるためのスキルとして授業で得た知識を活用できる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP8」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
この授業は、原則として対面で実施する。
（1）授業ごとに配布するレジュメに基づいて進める。
（2）授業の最後にリアクションペーパーを記入し、疑問点を洗い出す。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：イントロダクション
授業の進め方と成績評価について、アメリカ経済論を学ぶ意義を考える
第2回[対面/face to face]：景気判断の歴史
全米経済研究所（NBER）の設立経緯と景気循環について考える
第3回[対面/face to face]：アメリカを見る視点
アメリカの地理的・社会的特色を学ぶ
第4回[対面/face to face]：戦後の好況とアメリカの「ルール」
第1次世界大戦後に迎えるアメリカの「黄金期」と「自由主義経済」について考える
第5回[対面/face to face]：大不況とニューディール
大不況が起きた原因とその対処法を学ぶ
第6回[対面/face to face]：第2次世界大戦と供給サイドの変化
ブレトンウッズ体制と世界経済においてアメリカが果たした役割を学ぶ
第7回[対面/face to face]：ゆたかな社会の確立へ
第2次世界大戦後のアメリカのゆたかさを享受したのはだれだったかを考える
第8回[対面/face to face]：「ニューフロンティア」とその後
ケネディの「ニューフロンティア」とジョンソンの「偉大な社会」の意味を考える
第9回[対面/face to face]：規制「撤廃」とアメリカ経済
70年代の経済低迷と打開策を学ぶ
第10回[対面/face to face]：繁栄が続いた90年代
アメリカのIT産業について考える
第11回[対面/face to face]：21世紀のアメリカ
住宅ローンと金融危機について考える
第12回[対面/face to face]：総括とレポート課題の提示
第1回から第11回までの授業を整理したのち、レポート課題を提示する
第13回[対面/face to face]：アメリカの経済学者の紹介①ヴェブレン
アメリカ経済が大きく変動する19世紀末から20世紀初頭に起きた運動「制度経済学」について考える
第14回[対面/face to face]：アメリカの経済学者の紹介②ガルブレイス
「ゆたかな社会」というキーワードから豊かさについて考える
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
予習：2時間 参考文献をよく読む（30分）、ニュースを視聴したり新聞を読み興味のある記事を見つける（1.5時間）
復習：2時間 授業でとりあげたキーワードに関連する文献を調査する（1時間）、キーワードを自分の言葉で40字から200字程度にまとめ説明してみる（1時間）
テキスト（教科書）Textbooks
教科書は用いない。授業内で配布するレジュメを中心に授業を進める。
参考書References
（1）『アメリカ経済の歩み』榊原胖夫・加藤一誠（文眞堂）2011年
（2）『植民地から建国へ―19世紀初頭まで』和田光弘（岩波新書）2019年
（3）『南北戦争の時代―19世紀』貴堂嘉之（岩波新書）2019年
（4）『20世紀アメリカの夢―世紀転換期から1970年代』中野耕太郎（岩波新書）2019年
（5）『グローバル時代のアメリカ―冷戦時代から21世紀』古矢旬（岩波新書）2020年
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点（30％）と期末レポート（70％）の結果に基づき成績評価を行う。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
今年度、初めてアメリカ経済論を担当するので、この講義についてはまだない。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
事前に配信されたレジュメ、資料等をプリントアウトしておくか、PC等で講義時に見れるようにしておくこと。
その他の重要事項Others
可能な限り、秋学期のアメリカ経済論Bとあわせて履修すること。
担当教員の専門分野等
経済思想史、アメリカ経済