人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies
SEE300HA(科学教育・(教育工学) / Science education/ Educational technology 300)環境教育論Environmental Education
野田 恵Megumi NODA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | C2503 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 土2/Sat.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
教室名称Classroom name | 市富士‐F307 |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | 2年生以上 |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | ○ |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | ○ |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(一般・総合型選抜、編入学試験入学者)Category |
展開科目 コース共通科目 |
カテゴリー(社会人RSP入試入学者)Category |
展開科目 環境総合科目 |
カテゴリー(2022年度以前)Category (~2022) |
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Outline (in English)
【Course outline】 This course deals with the Environmental Education, and Education for Sustainable Development(ESD).
you will learn about environmental education and ESD, understand the role of education for a sustainable society, and further deepen our own thoughts.
【Learning Objectives】 At the end of the course, students are expected to explain the role and examples of Environmental Education and ESD.
【Learning activities outside of classroom Before/after】each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content.
【Policies】 Final grade will be calculated according to the following Mid-term report (25%), term-end report (25%), and in-class contribution and quiz(50%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
このコースでは、環境教育とESD(持続可能な開発のための教育)について学び、持続可能な社会の実現において教育が果たす役割を理解することを目的とします。また、環境教育の具体的実践例や歴史について学びながら、持続可能な社会のために何が必要なのか、自分自身の考えを深めていきましょう。
到達目標Goal
環境教育の目的やねらい、歴史的経緯、環境教育で扱われるテーマや主要な概念、教育方法について理解し、説明ができる。環境教育の現状や課題、可能性などについて複合的な視点をもち、自分なりの考えを持てるようになる。
また、環境教育実践へつながる関心や意欲をはぐくみ、自分なりにプログラムや教材を考える視点や基礎を身に付ける。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
人間環境学部のディプロマポリシーのうち、「DP3」「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
環境教育の理論的基礎やさまざまな環境教育実践について学ぶ。授業では、講義および対話型・参加型の手法を用いる。毎回のテーマに即した資料を読み自主学習を行う。リアクションペーパーや提出された課題に対しては、代表的なものをいくつか授業内で取り上げコメントすることでフィードバックを行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:ガイダンス
本講義のねらい・進め方、成績評価方法などについての説明および授業の導入を行う。
第2回[オンライン/online]:環境教育の基礎
環境教育の目的や範囲、世界の環境教育の歴史など基本的な内容について講義を行います。
第3回[オンライン/online]:環境教育と持続可能な開発
持続可能な開発のための教育・ESDについて扱います。
第4回[オンライン/online]:地域に根差した環境教育・ESDの事例
優れた環境教育ESDの実践事例を紹介します。ゲストスピークの可能性あり(調整中)。
第5回[対面/face to face]:(ゲストスピーク)地域に根差した環境活動与論島の事例から
地域に根差した環境活動をしている事例について、ゲストの方からお話を聞きます。
第6回[対面/face to face]:中間まとめ
講義とグループディスカッション
第7回[対面/face to face]:学校における環境教育・ESD
日本の学校における環境教育について皆さんの経験を踏まえながら意義と課題を考えましょう。
第8回[対面/face to face]:ワークショップ―公害と教育
ワークショップ形式で公害と教育について学びます。
第9回[オンライン/online]:公害と教育(解説)
公害問題について講義を行い、公害教育と教育の果たす役割などさらに考察します。
第10回[対面/face to face]:気候変動と子どもの権利
2023年8月に国連子どもの権利委員会より出された「子どもの権利と環境」について、紹介します。
第11回[対面/face to face]:自然とかかわる環境教育の意義
自然とかかわる環境教育の意義を多面的に検討します。ワークショップの可能性あり。
第12回[対面/face to face]:施設見学
JICA地球広場の見学を予定しています。
第13回[対面/face to face]:これからの環境教育を考えよう
環境教育の可能性と課題についてディスカッション。これからの環境教育プログラムを作成する
第14回[対面/face to face]:まとめ
各自が取り組んだ採取課題を発表。授業の内容や学びを振り返り、まとめにかえます。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎回の講義で紹介される資料等を使用して必ず予習・復習をすること。
参考文献や配布する資料などを読み課題に取り組む。
環境教育施設を訪問したり、環境教育プログラムに実際に参加して、授業時間外にも積極的に学びを深めることが望ましい。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
講義ごとに紹介する。参考資料を授業支援システムを通じて配布する。
参考書References
『環境教育』日本環境教育学会編、教育出版
『環境教育学-社会的公正と存在の豊かさを求めて-』井上有一・今村光彦編
『持続可能性の教育-新たなビジョンへ-』佐藤学ほか編著、教育出版
『奇跡のむらの物語』、辻英之著、農文協
『知る・わかる・伝えるSDGs I』、阿部治・野田恵編著、学文社
『知る・わかる・伝えるSDGs Ⅱ』阿部治、二ノ宮リムさち編著、学文社
『知る・わかる・伝えるSDGs Ⅲ』阿部治、岩本泰編著、学文社
成績評価の方法と基準Grading criteria
Ⅰ.平常点(学習状況(コメントペーパーおよび小テスト)、グループワークやワークショップの参加、授業態度を総合的に評価) 50%
Ⅱ.中間レポートとディスカッション 第5回までの内容を踏まえて1000文字程度の中間レポート内容と第6回のグループディスカッションの参加で評価 25%
Ⅲ.最終課題 「これからの環境教育を考える」25%
・授業内容を踏まえて環境教育とは何か、課題と意義・可能性について論じる
・それを踏まえて、理想的な環境教育の在り方・プログラムなどを考案する
・授業内で発表(人数に応じてグループで発表)
・提出課題の内容と第14回の授業内発表で総合的に評価。
詳細はガイダンスおよび授業内で指示します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
対面形式の授業では、参加型・グループワークの機会を増やす予定です。積極的に参加してください。講義型の授業はオンライン形式で行います。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
初回から授業支援システムにアクセスできるように準備しておいてください。
資料は、hoppi経由で配布します。
その他の重要事項Others
受講生の要望や理解度をふまえて、授業計画や内容は変更することがありますので予めご了承ください。成績評価や課題について説明しますので、受講を希望する方は、第1回目の授業(ガイダンス)に必ず出席してください。
成績に関係する課題を発表する時間を授業内で取りますが、発表の形式は受講人数などを鑑みて決定します。