連帯社会インスティテュートInstitute for Solidarity-based Society
POL500Q1-212(政治学 / Politics 500)比較社会労働運動史Comparative Studies of Social and Labor Movement History Ⅰ
篠田 徹Toru SHINODA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 連帯社会インスティテュートInstitute for Solidarity-based Society |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | X9923 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 集中・その他/intensive・other courses |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | YS503 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 選択必修科目 |
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Outline (in English)
(Course outline)We learn the Trans-Pacific labor movement history
(Learning Objectives)Understanding significance of movement history
(Learning activities outside of classroom)Independent research activitiies
(Grading Criteria /Policy)Highly motivated learning should greatly be appreciated
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
日米の労働運動は歴史的に兄弟関係にあり、その関係は時代に応じて替わる。
受講生はこの授業でこの太平洋を跨いだ労働運動史を学ぶ。この学びは、最近の日米における賃上げブームや移民を含む非正規労働者の組織化努力の運動実態やその背景を理解するのに役立つ。
到達目標Goal
受講生は労働運動史を学ぶ意義を理解する
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP3」に関連、特に「DP2」に強く関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
受講生は講師が提供する話題について意見を開陳し講師と受講生で議論する
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:オリエンテーション
授業の概要について説明します
第2回[オンライン/online]:はじまりのアヘン戦争と南北戦争
太平洋を跨いだ労働運動の原点を学びます
第3回[オンライン/online]:日系移民と日米労働運動
19世紀末から盛んになった日本から米国への移民と労働運動の関係について学びます
第4回[オンライン/online]:「アメン坊」の組織化
米国帰りの日本人が始めた労働運動について学びます
第5回[オンライン/online]:クリスチャンのストライキ
日本初のゼネストを組織したクリスチャンについて学びます
第6回[オンライン/online]:戦前の太平洋を跨いだ労働運動の活動家その一
片山潜について学びます
第7回[オンライン/online]:戦前の太平洋を跨いだ労働運動の活動家その二
賀川豊彦について学びます
第8回[オンライン/online]:戦前の太平洋を跨いだ労働運動の活動家その一
加藤勘十について学びます
第9回[オンライン/online]:太平洋を跨いだ統一戦線
1930年代後半の日米労働運動について学びます
第10回[オンライン/online]:米国労働運動の亡命その一
日本占領期の日米労働運動について学びます
第11回[オンライン/online]:米国労働運動の亡命その二
戦闘的米国労働運動を継承した高野総評について学びます
第12回[オンライン/online]:鉄の絆
1950年代から60年代の日米鉄鋼労働運動の交流について学びます
第13回[オンライン/online]:車の絆
1960年代から1970年代の日米自動車労働運動の交流について学びます
第14回[オンライン/online]:ふりかえり
授業で学んだことを振り返ります
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
講師が必要に応じて参考文献を指示します
参考書References
講師が必要に応じて参考文献を指示します
成績評価の方法と基準Grading criteria
積極的な授業参加は高く評価されます
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
わかりやすい説明
担当教員の専門分野等
<専門領域>比較労働政治研究
<研究テーマ>Trans-Pacific Labor Movement History
<主要研究業績>単著『世紀末の労働運動』(1989)岩波書店