スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies
HSS200IA（健康・スポーツ科学 / Health/Sports science 200）専門演習ⅠSeminar I
木村 新Arata KIMURA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | M5024 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 年間授業/Yearly |
| 曜日・時限Day/Period | 水5/Wed.5 |
| 科目種別Class Type | 演習 |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 健106 |
| 配当年次Grade | 2 |
| 単位数Credit(s) | 4 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリーCategory |
専門教育科目 専門演習 |
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Outline (in English)
【Course outline】
This course aims to study sports performance enhancement from the viewpoint of sports biomechanics and training science. Students will learn how to search for and organize previous studies and experiment methods for this aim.
【Learning objectives】
To learn basic knowledge in biomechanics and training science.
To improve reading and article-searching skills.
To master the proper use of laboratory equipment.
【Learning activities outside of classroom】
To review sports biomechanics, training science I and II.
To analyze the results of the experiments and summarise them.
To read and introduce previous studies.
【Grading criteria/Policy】
Usual performance score (50%)
Content of presentation (50%)
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
本演習では、スポーツ場面における競技力向上についてスポーツバイオメカニクスおよびトレーニング科学の観点から研究していくことを目指す。その上で、2年次は、先行研究を検索し整理する方法、実験を計画する上で必要な手法を習得することを目的とする。
到達目標Goal
本ゼミにおける2年生次の到達目標は以下の3点となる。
(1) バイオメカニクスおよびトレーニング科学における基礎的知識を習得すること
(2) 読解力と論文の検索力を向上させること
(3) 実験機器の適切な使用方法を習得すること
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP3」「DP4」「DP5」「DP6」「DP7」「DP8」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
春学期は、主にバイオメカニクス、トレーニング科学、統計学の教科書を読み込んでもらいその内容の発表を行ってもらうことで、研究を行うための基礎的知識の習得を目指す。加えて、研究に必要な実験機器の使用方法の習得を目指した実習を行う。
秋学期は、論文抄読を通じて読解力や検索力を向上させる。加えて自らの関心に沿ったデータの習得・解析した後に、その成果を発表してもらう。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：オリエンテーション：春学期の概要の説明
本演習の進め方やスケジュールに関して説明する。
第2回[対面/face to face]：プレゼンテーションの練習
2年生に自己紹介を行ってもらう。
第3回[対面/face to face]：実験方法の習得①：モーションキャプチャーシステム
光学式モーションキャプチャーシステム(Vicon)の使用方法を習得する。
第4回[対面/face to face]：実験方法の習得②：BIODEX
BIODEXの使用方法の習得を目指す。
第5回[対面/face to face]：実験方法の習得③：筋電図
ハイスピードカメラおよび筋電計の使用方法の習得を目指す。
第6回[対面/face to face]：文献の検索方法の習得
文献検索の方法を紹介し、実際に自分で文献を探す方法を学習する。
第7回[対面/face to face]：バイオメカニクスの基本的知識の習得①：並進運動の力学
並進運動の力学を習得する。
第8回[対面/face to face]：バイオメカニクスの基本的知識の習得②：回転運動の力学
回転運動の力学を習得する。
第9回[対面/face to face]：プログラミングスキルの獲得①：動作分析
第3回で取得したデータの読み込みや解析・グラフ化を行えるようにする。
第10回[対面/face to face]：プログラミングスキルの獲得②：筋力解析
第4回で取得したデータの読み込みや解析・グラフ化を行えるようにする。
第11回[対面/face to face]：プログラミングスキルの獲得③：筋電図解析
第5回で取得したデータの読み込みや解析・グラフ化を行えるようにする。
第12回[対面/face to face]：統計学の基礎的知識の習得①：誤差とばらつき
誤差とばらつきについて習得する。
第13回[対面/face to face]：統計学の基礎的知識の習得②：相関関係
変数同士の相関について習得する。
第14回[対面/face to face]：春学期のまとめ
春学期の総括を行うとともに、振り返りを行ってもらう。
第15回[対面/face to face]：論文抄読①：先行研究の調査
自身のテーマに沿った先行研究についてその内容をまとめて発表してもらう。
第16回[対面/face to face]：論文抄読②：先行研究同士の関連付け
第15回とは別の先行研究についてその内容と、前回の先行研究との差異や関係性について発表してもらう。
第17回[対面/face to face]：実動作のデータ取得①：予備的なデータの取得 (1回目)
自身のテーマに沿ったデータを取得してもらう。
第18回[対面/face to face]：プログラミングを用いたデータ解析①：1回目の予備データの解析
第17回で取得したデータについて、前期で学んだプログラミングスキルを活かして解析を行う。
第19回[対面/face to face]：解析結果の要約①：1回目の予備データの考察
解析結果をまとめた上で、先行研究を適宜参照しながら結果を考察する。
第20回[対面/face to face]：分析結果の報告①：1回目の予備データの報告
第18-19回で解析を行いまとめた内容について発表してもらう。
第21回[対面/face to face]：トレーニング科学の基本的知識の習得①：トレーニング理論
指定した教科書の内容をまとめて発表を行ってもらう。
第22回[対面/face to face]：トレーニング科学の基本的知識の習得②：トレーニング動作のバイオメカニクス
指定した教科書の内容をまとめて発表を行ってもらう。
第23回[対面/face to face]：実動作のデータ取得②：予備的なデータの取得 (2回目)
第17回-20回で行ったことの反省も踏まえながら再度自身のテーマに沿ったデータを取得してもらう。
第24回[対面/face to face]：プログラミングを用いたデータ解析②：2回目の予備データの解析
第23回で取得したデータについて、前期で学んだプログラミングスキルを活かして解析を行う。
第25回[対面/face to face]：分析結果の報告②：2回目の予備データの報告
第24回の解析結果について発表してもらう。
第26回[対面/face to face]：統計学の基礎的知識の習得③：仮説検定
変数同士の量的な比較の仕方について習得する。
第27回[対面/face to face]：統計学の基礎的知識の習得④：因果推論
交絡因子と因果関係について習得する。
第28回[対面/face to face]：秋学期のまとめ
春学期の総括を行うとともに、振り返りを行ってもらう。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・スポーツバイオメカニクスの復習を行う。
・トレーニング科学Ⅰ・Ⅱの復習を行う。
・測定の準備（消耗品の確認、充電、授業前の電源）をする。
・測定結果を分析してプレゼンテーション資料にまとめる。
・先行研究を読んで授業で紹介できる形式にする。
本授業の準備学習・復習時間は各 2 時間 を標準とする。
テキスト（教科書）Textbooks
特に指定なし
適時資料を用意する
参考書References
必要に応じて紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
① 平常点 (50%) : 発言、質問、議論を自ら進んで行った場合のみ平常点に加算する。
② 発表内容 (50％) : レビューの妥当性、論理的考察の有無の観点から総合的に評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
データを分析するためのパソコン、マイクロソフト・オフィス（ワード、エクセル、パワーポイント）
その他の重要事項Others
測定の順番は適宜変更される可能性がある。
学びの進捗によっては授業内容の大幅な変更を行う可能性もある。