スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies
HSS200IA(健康・スポーツ科学 / Health/Sports science 200)専門演習ⅠSeminar I
NEMES ROLAND JANOSNemes Roland Janos
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | M5029 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 年間授業/Yearly |
曜日・時限Day/Period | 木5/Thu.5 |
科目種別Class Type | 演習 |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 健302 |
配当年次Grade | 2 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory |
専門教育科目 専門演習 |
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Outline (in English)
Learning Objectives
1. Grasping the essentials and methodologies pertinent to contemporary sports coaching.
2. Acquiring knowledge about global trends in sports.
3. Gaining the ability to devise a comprehensive training plan.
Out-of-Class Learning Activities
Group study tasks will be allocated outside of classroom hours for generating questions, designing surveys, executing the surveys, interpreting the outcomes, and devising a presentation. It's imperative to work methodically and in collaboration with your team members. The expected time for preparation and review for this course is 2 hours per session.
Grading Criteria/Policy
Assessment will be based on the student's engagement and demeanor (25%), quality of presentation (25%), and the final report (50%).
Furthermore, minor tasks may be assigned in certain class sessions. The collective outcomes of these tasks might contribute to the final examination grade.
Prohibitions
Unauthorized photography, recording, or video capturing of class slides and videos is strictly prohibited. Similarly, recording or videotaping the class proceedings is not allowed. Students infringing upon these rules by capturing, recording, or videotaping without consent will be barred from taking the regular exams. Students desiring access to class-related materials must seek approval or guidance from the course instructor.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
概要:
この授業では、球技におけるトップレベルの選手とコーチに求められる能力と知識に焦点を当てます。球技の各分野での最高水準のパフォーマンスを支える育成方法やコーチング戦略について学びます。年齢や性別に応じた育成のアプローチや、エリートレベルでのコーチング手法についての理解を深めることを目指します。
目的:
トップレベルでの要求理解:
球技におけるトップレベルの選手やコーチに求められる技術、戦術、メンタルなどの要素について理解を深めます。
年齢・性別に応じた育成法の学習:
異なる年齢層や性別に適した育成アプローチとプログラムについて学び、それぞれのニーズに合った指導法を習得します。
エリートレベルのコーチング技術:
トップレベルで競技する選手への効果的なコーチング方法について学びます。これには、戦術的な指導、技術の微調整、メンタルトレーニングなどが含まれます。
スポーツコーチング学と研究の紹介:
球技におけるコーチングの最新の研究と理論について学び、現代のスポーツコーチング学における主要な概念や理論を理解します。
この授業を通じて、履修者は球技におけるトップレベルのコーチングと選手育成に必要な先進的な知識と技術を習得し、競技スポーツの高みを目指す選手やチームのサポートに貢献できるようになります。
到達目標Goal
スポーツコーチングに関する深い理解と研究の推進。
スポーツコーチングへの理解の深化:
スポーツコーチングに関する包括的な知識の獲得を目指し、コーチングの基本原理、技術、戦略、メンタルトレーニングなどについて学びます。
コーチングにおける倫理、コーチと選手の関係、チームマネジメントなどの側面についても理解を深めます。
スポーツコーチングの多様な分野への理解:
スポーツコーチングを構成するさまざまな分野(心理学、生理学、運動科学など)について学び、多角的な視点からコーチングを理解します。
球技をはじめとする各種スポーツにおけるコーチングの特性とアプローチについて学習します。
研究テーマの発見と設定:
履修者が自ら調査し、研究し、発表することを通じて、スポーツコーチングに関する深い理解を目指します。発表された研究や調査から着想を得て、次年度以降の研究テーマを見つけ、設定することを目標とします。
この授業を通じて、履修者はスポーツコーチングに関する理論と実践の両面での知識を深め、将来的な研究や実践における基盤を築くことができます。また、自らの調査や研究を通じて、新たな研究テーマを発見し、スポーツコーチングの分野に貢献するための一歩を踏み出すことができます。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP3」「DP4」「DP5」「DP6」「DP7」「DP8」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
学術的研究とプレゼンテーションに基づく学習。
学術論文の読解と理解:
学術論文や先行研究の読解を通じて、体育学、コーチ学、スポーツ心理学などの運動科学分野における理論や研究手法について学びます。
研究論文の構造、研究方法、データ分析手法などについて理解を深めます。
研究方法の学習:
実証的な研究デザイン、質的・量的研究手法、統計分析の基礎など、研究を行う上での基本的な方法論を学びます。
分析方法の理解:
スポーツ科学分野におけるデータ収集と分析手法について学び、データを解釈し、有効な結論を導き出す能力を養います。
プレゼンテーションと討論:
履修者は研究テーマに基づいてプレゼンテーションを行い、その内容についてクラス内で討論します。
プレゼンテーションと討論を通じて、コミュニケーション能力と批判的思考能力を養います。
研究テーマの深化:
討論を通じて、自身の研究テーマに対する理解を深め、次年度以降の研究方向性や問題点の洗い出しを行います。
この授業を通じて、履修者はスポーツコーチングに関する学術的知識を習得し、研究方法やデータ分析のスキルを身に付けます。また、プレゼンテーションと討論を通じて、コミュニケーション能力や批判的思考能力を養い、自らの研究をさらに発展させるための土台を築きます。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]:ガイダンス
自己紹介。本演習について説明と意見交換を行う。
情報収拾について学習する
2[対面/face to face]:スポーツコーチングについて
国際的なスポーツコーチに求められている様々な能力
3[オンライン/online]:国際的なコーチ育成の取組み
コーチ育成のための海外の取組み
4[対面/face to face]:トップレベルまでの選手育成
年齢・性に応じたコーチング、長期的なアスリート開発(LTAD)、一貫指導
5[対面/face to face]:ジュニア期の育成について①
海外で行う一貫指導における論文を紹介する
6[対面/face to face]:ジュニア期の育成について②
国内の一貫指導における情報をグループ別発表を行う
7[対面/face to face]:ジュニア期の育成について③
球技における様々なコーチング方法、Game Centred Approachに着目して
8[対面/face to face]:ジュニア期の育成について④
ジュニア期の選手育成についてグループ1とグループ2の発表とディーベート
9[対面/face to face]:ジュニア期の育成について⑤
ジュニア期の選手育成についてグループ3とグループ4の発表とディーベート
10[対面/face to face]:実技
Game Centred Approachを実践的に学習する
11[対面/face to face]:トップレベル・国際レベルコーチング①
トップアスリートのコーチングに求められている能力、環境
12[対面/face to face]:トップレベル・国際レベルコーチング②
アスリートのパーフォマンスにおける情報収拾、研究法論
13[オンライン/online]:トップレベル・国際レベルコーチング③
現場視察
14[オンライン/online]:まとめ
前期をまとめて、後期に向けて準備する。夏季休業中に取り組む研究計画の立案・発表。
15[オンライン/online]:夏季休業期間の取り組みの振り返り
夏季休業中に実施した研究成果の発表。
16[対面/face to face]:選手育成・コーチングについて①
コーチングの目的とコアバリューについてグループ発表とディスカッションを行う。
17[対面/face to face]:選手育成・コーチングについて②
コーチング哲学とバリューについてグループ発表とディスカッションを行う。
18[対面/face to face]:選手育成・コーチングについて③
選手のモチベーションについて発表とディスカッションを行う。
19[対面/face to face]:選手育成・コーチングについて④
技術指導ついて発表とディスカッションを行う。
20[オンライン/online]:選手育成・コーチングについて⑤
戦術指導ついて発表とディスカッションを行う。
21[オンライン/online]:ゲーム分析
試合分析用のソフトを利用し、ゲーム分析について学習する。
22[対面/face to face]:コーチング評価方法論
コーチ人・コーチングの成果を評価法についてグループ発表とディスカッションを行う。
23[対面/face to face]:指導案の検討①
興味がある球技種目について担当グループで作成した指導案を作成し、学習目標、内容・方法、評価等の 観点から検討する。
24[対面/face to face]:指導案の検討②
興味がある個人種目について担当グループで作成した指導案を作成し、学習目標、内容・方法、評価等の 観点から検討する。
25[対面/face to face]:指導案の検討③
指導案の作成におけるまとめを行う。
26[対面/face to face]:大会、又は指導現場の見学①
コーチングが行われている現場の視察を行う。
27[オンライン/online]:大会、又は指導現場の見学 ②
現場視察における評価発表、ディスカッションを行う。
28[オンライン/online]:まとめ
1年を振り返って意見交換を行う。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業時間外のグループ学習の課題として、質問項目の作成、調査計画の立案、調査の実施、結果の分析、プレゼンテーションの準備が順番に与えられます。グループのメンバーと協力して計画的に取り組んでください。本授業の準備学習・復習時間は各 2 時間 を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
各授業時間に資料を配布する。支援システムへのアップロードのタイミングについて改善する予定である。
参考書References
各授業時間に資料を配布する。支援システムへのアップロードのタイミングについて改善する予定である。
成績評価の方法と基準Grading criteria
参加状況・態度による平常点(25%)、プレゼンテーション発表(25%に)、レポート(50%)より評価します。
なお授業回によっては小課題を課す場合がある。これらの成果の集積は期末試験の点数に加算して評価する場合がある。
禁止事項】授業中に提示するスライドや動画などを許可なく撮影・録画・録音することを禁止する。また授業を録音・録画することを禁止する。これに違背して許可なく撮影・録音・録画を行った学生の定期試験受験を認めない。授業スライドに関連する資料を入手したい場合は必ず教員に相談すること。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
できるだけ理解が進むように、授業では身近な日本のスポーツや日
本の文献も紹介します。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
① リモート授業になる可能性があるため、高速インターネット回線に接続できる環境
② ビデオ会議システムを円滑に行うためのコンピューター(スマートフォンは不可の場合がある)
③ 統計解析を行うためのソフトウェアを利用できる環境確保