スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies
HSS200IA（健康・スポーツ科学 / Health/Sports science 200）専門演習ⅠSeminar I
中澤 史Tadashi NAKAZAWA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | M5020 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 年間授業/Yearly |
| 曜日・時限Day/Period | 水5/Wed.5 |
| 科目種別Class Type | 演習 |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 健305 |
| 配当年次Grade | 2 |
| 単位数Credit(s) | 4 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリーCategory |
専門教育科目 専門演習 |
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Outline (in English)
【Course outline】
Students will learn about the basic methods of survey research as a prerequisite for writing their graduation thesis in the fourth year. Specifically, students will engage in the following activities. (1) To understand the trends in the field of sport psychology through reading the literature on the subject. (2) To collect data through experiential learning and fieldwork, and to discuss the results of the analysis. (3) Based on these efforts, students will present a summary of their research plan on the theme of their graduation research.
【Learning Objectives】
1.To be able to explain the trends in the field of sport psychology.
2.To be able to analyze data using basic research methods.
3.To be able to present a research plan related to the research theme.
【Learning activities outside of classroom】
The standard preparatory study and review time for this exercise is 2 hours each, and the specific content of the efforts is as follows.
1.you are expected to read and conduct preliminary research on previous studies.
2.you are expected to plan for opportunities to collect and analyze data and to present your findings.
【Grading Criteria /Policy】
Comprehensive evaluation is performed according to the following criteria.
1.Submission of research plan, abstract, reaction paper, etc.: 50%
2.Presentations and class participation: 50%.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
4年次における卒業論文の作成を前提として、調査研究の基礎的手法について学習する。具体的には、次のことに取り組む。①スポーツ心理学に関する文献の講読等を通して当該領域の動向について理解する。②体験的学習やフィールドワークを通してデータを収集し、分析した結果について考察する。③これらの取り組みを踏まえ、卒業研究に関するテーマについてまとめた研究構想を発表する。
到達目標Goal
1．スポーツ心理学領域の動向について説明できる。
2．基礎的な研究手法を用いてデータを分析できる。
3．自身の研究テーマに関する研究構想について発表できる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP3」「DP4」「DP5」「DP6」「DP7」「DP8」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
アスリートの心理サポートやチームビルディングを中核としたスポーツ心理学領域の学術論文や事例報告の内容についてディスカッションすることを通して、当該領域の動向について理解を深めるとともに各自の研究テーマを絞り込み、卒業論文の完成を目的とした研究構想をまとめる。また、講義、体験的学習、フィールドワークなどにより、卒業研究の遂行に不可欠となる基礎的な調査方法について学ぶ。なお、授業で取り組むプレゼンテーションやリアクションペーパー等に対する講評やフィードバックは、次回授業時に行う予定です。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]：オリエンテーション
スポーツ心理学に関する専門的な学びに向けた動機づけおよび授業概要について理解する。
2[対面/face to face]：グループワーク
スポーツ心理学で用いられるグループワークへの参加を通して、その方法、意義などについて学習する。
3[対面/face to face]：体験的学習によるデータ収集
スポーツを用いた体験的学習を通してデータ収集の方法について学習する。
4[対面/face to face]：データの入力・分析
収集したデータをエクセルシートに入力し、統計ソフトを用いて集計・分析する。
5[対面/face to face]：データの整理
集約したデータを基礎集計としてまとめ、図表を作成する。
6[対面/face to face]：発表用資料の作成
整理したデータをパワーポイントにまとめて発表する。
7[対面/face to face]：心理検査
心理検査を用いた実習を通じて、その実施方法、解釈の仕方等について学習する。
8[対面/face to face]：心理的競技能力の診断
心理的競技能力診断検査を用いた実習を通じて、その実施方法、解釈の仕方等について学習する。
9[対面/face to face]：チームワークの診断
チームワークを診断する心理検査を用いた実習を通じて、その実施方法、解釈の仕方等について学習する。
10[対面/face to face]：対人関係能力の診断
対人関係能力を診断する質問紙を用いた実習を通じて、その実施方法、解釈の仕方等について学習する。
11[対面/face to face]：実践報告を読む
スポーツ心理学に関する実践報告の講読を通して研究論文のまとめ方について学習する。
12[対面/face to face]：12.研究構想と抄録のまとめ方
ゼミ内の研究構想報告会に参加し、抄録のまとめ方や発表の仕方について学習する。
13[対面/face to face]：卒業論文を知る
ゼミ内の卒業論文中間報告会に参加し、卒業論文の進め方について理解を深めるとともに発表の仕方について学習する。
14[対面/face to face]：研究内容の発表
今後取り組む予定の研究内容を抄録にまとめるとともに発表する。
15[対面/face to face]：研究内容の再確認
調査研究の目的・内容を再確認するとともに秋学期の流れを理解する。
16[対面/face to face]：文献の収集
スポーツ心理学に関する先行研究、図書、雑誌等の文献の収集方法について学習する。
17[対面/face to face]：研究倫理
研究倫理、同意書、調査概要の説明の仕方等について学習する。
18[対面/face to face]：調査の方法
個別調査におけるインタビューガイドの作成や調査方法等について学習する。
19[対面/face to face]：質的研究の理論と方法
スポーツ心理学領域における質的研究の理論と方法について学習する。
20[対面/face to face]：心理統計法の理論と実践（データ集約について学ぶ）
欠損値の処理や新しい変数の作成など、データハンドリングの方法を学習する。
21[対面/face to face]：心理統計法の理論と実践（相関関係について学ぶ）
2変数間の相関関係を分析する方法を学習する。
22[対面/face to face]：心理統計法の理論と実践（有意差検定について学ぶ）
2群間の平均値差を分析する方法を学習する。
23[対面/face to face]：効果的なプレゼンの技術
相手に「伝わる」プレゼン資料の作成と発表の方法を学習する。
24[対面/face to face]：体育授業による心理的効果
体育授業による心理的効果について実践報告を通じて学習する。
25[対面/face to face]：調査研究の流れを知る
ゼミ内の研究計画発表会に参加し、研究計画のまとめ方や発表の仕方について学習する。
26[対面/face to face]：卒業論文を知る
ゼミ内の卒業論文発表会に参加し、卒業論文について理解を深めるとともに発表の仕方について学習する。
27[対面/face to face]：研究構想の発表（第１グループ）
第1グループが、研究構想を抄録にまとめるとともに発表する。
28[対面/face to face]：研究構想の発表（第２グループ）
第2グループが、研究構想を抄録にまとめるとともに発表する。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は各2時間であり、その具体的な取り組み内容は次の通りです。
1.先行研究の講読や予備調査等に取り組んでください。
2.データの収集、分析およびその結果発表の機会が与えられますので計画的に取り組んでください。
テキスト（教科書）Textbooks
適宜資料などを配布します。
参考書References
1.中澤 史「アスリートの心理学」日本文化出版 2016
2.小宮あすか・布井雅人「Excelで今すぐはじめる心理統計 簡単ツールHADで基本を身につける」講談社 2018
3.マーガレット・サンデロウスキー著・谷津裕子・江藤裕之訳「質的研究をめぐる10のキークエスチョン サンデロウスキー論文に学ぶ」医学書院 2013
成績評価の方法と基準Grading criteria
次の基準に従い総合評価します。
1.研究構想書、抄録、リアクションペーパー等の提出物が50％、プレゼンテーション、授業への参画状況が50％です。
2.出席回数が授業実施回数の 2/3以上に満たない場合はE評価とします。
3.授業開始から20分以内までの入室を遅刻とし、それ以降の入室は欠席とします。また、遅刻3回で欠席1回の扱いとします。
4.やむを得ない理由がない限り全ての授業に出席してください。やむを得ない理由とは、病気、怪我、冠婚葬祭等による欠席を指します。
5.急遽、病気、怪我、冠婚葬祭等により欠席することになった場合、出席可能となった授業時にその旨について担当教員に報告するとともに、そのことを証明できる資料を担当教員に提出してください。
6.研究構想書、抄録、リアクションペーパー等の提出物では、授業のテーマや内容を踏まえた上で適切な記述がされているかについて評価します。
7.プレゼンテーションでは、発表の仕方、スライドの出来栄え等について評価します。
8.授業への参画状況とは、単に出席していることを意味するのではなく、ディスカッションや各種授業運営に主体的に関わることを評価の対象とするという意味です。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
1.競技スポーツの現場で役立つ心理スキルの理論と方法について、受講生間で情報交換を行います。
2.チームビルディングの促進に役立つ体験的学習への取り組みを通して、受講生間の新規的人間関係の促進を図ります。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
データの分析や資料の作成等が可能な機器を準備してください。
その他の重要事項Others
1.授業概要の説明、発表順の決定などを行なうため、必ず初回授業から出席してください。
2.原則として対面授業を実施する予定です。ただし、オンライン授業に変更される場合があるため、学習支援システムやメールによる案内を確認するようにしてください。
3.授業計画は変更される場合があります。