日本語教育センターCenter for Japanese Language Education
SOC300LF（社会学 / Sociology 300）フィールドワークBFieldwork B
村田 晶子Akiko MURATA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 日本語教育センターCenter for Japanese Language Education |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | A7727 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 水3/Wed.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
| 教室名称Classroom name | A305 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium |
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Outline (in English)
This class is for students who have JLPT N2 or equivalent proficiency in the Japanese language (a 2-credit course). The course seeks to teach students how to conduct fieldwork by covering basic fieldwork techniques such as interviews and observations. It aims to help students enhance their language and communication skills, as well as their socio-cultural analytical skills.
【Learning Objectives】
By the end of the course, students should be able to conduct fieldwork on sociocultural topics and deepen their understanding of contemporary sociocultural issues and phenomena. Students will enhance their Japanese language skills by collecting relevant articles, conducting interviews, creating interview transcripts, analyzing data, making presentations, and writing a research proposal, fieldwork observations, and a final mini ethnography. Students will also be able to enhance their qualitative research skills, critical analytic skills on social issues, and reflective writing skills. Students can utilize these skills for their future studies and research at universities and graduate schools.
【Learning Activities outside of Classroom】
Students will be given weekly assignments that they will be expected to complete by the due dates set by the instructor. Your study time will be about four hours for each class meeting.
【Grading Policy】
Grading will be decided on the basis of the following:
In-class Contribution: 20%
Assignments: 30%
Final Presentation: 25%
Final Paper: 25%
・No credit will be given to students who are absent more than three times.
・Students who want to take the course must attend the first and second class sessions. Those who fail to do so cannot take the course.
【Others】
※This class was called "Fieldwork & Independent Study F"until FY2023. Students who have earned credits in the past will not be able to take this class again.
※The selection will be held if the number of applicants exceeds the class size limit.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
このクラスはJLPTのＮ２以上の日本語力を持つ留学生を対象としたクラスで、フィールドワークの技法を学びます（２単位科目）。学生は実際に社会文化のフィールドワークを行い、現場の人々の声に耳を傾けることで、現代日本の抱える様々な社会問題、社会現象の理解を深めることができます。また、調査結果をまとめて発表し、エスノグラフィーを作成することを通じて社会文化の分析力、日本語での発信力を高めることができます。
到達目標Goal
このコースを履修（りしゅう）することで、学生は以下のことができるようになります。
①インタビューなどの質的調査法の基礎が身に付きます。
②文献を読んだり、調査結果をまとめて発表したり、レポートを書くことを通じて、社会や文化の分析力、論理的な表現力が身に付きます。
①～③の力を身につけることは、大学や大学院での勉学、研究活動に役立ちます。また、日本語を用いて仕事をするうえでも役立ちます。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
本プログラムの方針、３つのポリシーに関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
コースの流れは以下の通り。
コース前半：質的調査法について学ぶ。
コース後半：フィールドワークの調査結果をまとめ、発信する。
＊課題等の提出・フィードバックは「Google Classroom」を通じて行う予定です。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1回目[対面/face to face]：オリエンテーション
コースの概要について説明する。
2回目[対面/face to face]：調査のテーマ選び
調査のテーマを決める。
3回目[対面/face to face]：調査計画を立てる
調査計画を立てる。
4回目[対面/face to face]：インタビューの質問を作る
インタビューの質問リストを作成し、表現を吟味する。
5回目[対面/face to face]：インタビューの練習
インタビューの練習をする。
6回目[対面/face to face]：文献分析とディスカッション①
フィールドワークの文献を読み、ディスカッションする。
7回目[対面/face to face]：文献分析とディスカッション②
フィールドワークの文献を読み、ディスカッションする。
8回目[対面/face to face]：観察練習
観察練習をする。
9回目[対面/face to face]：スクリプト分析①
インタビューのスクリプトを分析する。
10回目[対面/face to face]：スクリプト分析②
インタビューのスクリプトを分析する。
11回目[対面/face to face]：結果のまとめ
結果をまとめて、重要な知見が何かを話し合う。
12回目[対面/face to face]：最終発表①
調査結果を発表する。
13回目[対面/face to face]：最終発表②
調査結果を発表する。
14回目[対面/face to face]：ミニエスノグラフィー提出
来週レポートの提出、面談
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
この科目は２単位科目なので授業外の準備時間は、授業１回につき基本４時間です。
テキスト（教科書）Textbooks
村田晶子・箕曲在弘・佐藤慎司（2022)『フィールドワークの学び方：国際学生との協働からオンライン調査まで』ナカニシヤ出版（2200円＋税）
参考書References
受講者の背景に応じて決めます。
成績評価の方法と基準Grading criteria
以下の項目を総合的に評価します
・平常点 20%
・課題 30%
・最終発表 25%
・エスノグラフィー 25%
※欠席を4回以上すると単位は出ません。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
受講者にとって初めての社会調査活動であるため、テーマ選びに苦労した学生がいた。学生の必要に応じて、テーマ選びの支援をより手厚くしたい。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
・まずGoogle Classroomに登録してください。入り方は以下の通り。
①https://classroom.google.comを開く
②法政大学のメールアドレスを入れる
③このクラスの授業コードを入力し、クラスに登録する
（授業コードはJLE全体のGoogle Classroomに書いてあります。
またHoppiにも書いてあります）
・Google Classroomとメールを毎週授業の１日前に必ずチェックすること。
・大学のメールアカウントをチェックしない人は、必ず大学のメールから自分がいつも使っているメールアカウントに転送設定をしておくこと。
・締め切り日の後でメールで宿題を教員に提出しても受け取らない。
その他の重要事項Others
＊このクラスはJ６レベル以上の学生を対象とします。
＊授業の1週目と2週目はかならず出席してください。3週目に初めて来る学生は、原則クラスを取ることができません。
＊「フィールドワークA」（春学期）と「フィールドワークB」（秋学期）は両方履修することができます。
＊クラスの人数が多い場合は選考します。
＊このクラスは2023年度まで「フィールドワーク・課題研究F」の名称でした。過去に旧クラスの単位を取った学生は、再度このクラスを取ることはできません。