日本語教育センターCenter for Japanese Language Education
LANj300LF（日本語 / Japanese language education 300）ビジネス日本語3Business Japanese 3
金子 広幸Hiroyuki KANEKO
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 日本語教育センターCenter for Japanese Language Education |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | A7705 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 火5/Tue.5 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
| 教室名称Classroom name | 院601 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 1 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
【授業の概要（Course outline）】
The purpose of this class is students to acquire the foundation of honorific expressions of Japanese language. Also, it is to be able to choose a suitable style or expressions e.g. honorific, neutral ‘desu’’masu’ and friendly, according to their situations in their future.And it is to be able to solve problems in the living / social participation scene.
Also, in this class, each student can actually participate in some Japanese society such as volunteer, job hunting, part time job, etc. during the term, and share the result about it in the class.
【到達目標（Learning Objectives）】
By the end of the course, students should be able to do the followings:
1. To use basic knowledge about honorifics
2. To use 1 to operate talking, writing and listening activities on each situations you selected.
3. To change the style freely according to the situation
4. To imagine your own usage situation according to the purpose of your social participation.
【授業時間外の学習（Learning activities outside of classroom）】
1. Prepare for the quiz by preparing for grammar, KANJI characters and new words.
2. Regarding social participation activities, always participate in things that are useful for your life, and be prepared to consult and report with teachers and classmates in class at any time while looking at yourself objectively.
The standard preparatory study and review time for this class is 2 hours in total.
【成績評価の方法と基準（Grading Criteria /Policy）】
・ Role-playing and presentations’ completion 20%
・ Quiz score 20%
・ “Learning of this week” and the other tasks (including strict adherence to deadlines) 20%
・ Submission of final report on time 10%
・ Completeness of the final report 20%
・ Completion of final report presentation 10%
* If you are absent 4 times or more, you will not receive credit.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
このクラスの目的は、敬語の基礎、スタイルを場面に合わせて変えることを基礎として、生活・社会参加場面での課題解決ができるようになることです。
また、このクラスでは、各学生が学期中に一部のボランティア、就職活動、アルバイト、上級学校受験などの日本社会に現実に参加して、それについてクラスでその成果をシェアすることができます。【社会参加活動は必ずしてください】
到達目標Goal
このクラスでは以下のことを目標とします。
1. 敬語に関する基礎知識を復習することができます。
2. 自分が選んだ状況の中で使う「話す」「書く」「聞く」の活動ができるようになります。
3. シチュエーションにあわせて、スタイルを自由に変えることができます。
4. 自分の社会参加の目的に合わせ、自分の使用場面を想定（そうてい）できます。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
本プログラムの方針、３つのポリシーに関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
このクラスは9月24日（火）に始めます。
教育支援システム(グーグルクラスルームなど)を使います。
進め方と方法は以下の通りです。
1. 学期中にテーマとする「ボランティア活動、就職活動、アルバイトなど」から、自分が参加できるものを選びます。この時必要な「想定（そうてい）」を行います。
2. テキストを参考にしながら、文法のまとめとロールプレイをします。
3. 文法の「敬語クイズ」で実力をためします。
4. インタビューをする、その報告をする、面接の準備をするなどの宿題にチャレンジします。
5. 1についての最終発表をクラスで行い、学び合います。
６. 活動ごとの振り返りシート、最終レポートを提出します。
課題等の提出・フィードバックは「Google Classroom」を通じて行う予定です。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：ガイダンス
自分発見シートを書き始める
ガイダンス 敬語を使ってどんな社会参加をしますか？ボランティア活動、就職活動、アルバイト、上級学校受験から選んで自分のモデルケースにします。
第2回[対面/face to face]：14課
電話の敬語（現実の状況を考えながら）
教科書の１・２課をよく復習して復習テストの準備を始めます。
第3回[対面/face to face]：18課
メールの敬語（現実の状況を考えながら）
第4回[対面/face to face]：13課
面接を受ける
① 表現を学ぶ
第5回[対面/face to face]：13課
面接を受ける
② 自分の設定を考える。
第6回[対面/face to face]：13課
面接を受ける
③ 発表（１）
第7回[対面/face to face]：13課
面接を受ける
④ 発表（２）
第8回[対面/face to face]：15課
インタビューをする。選んだ現場で実際に出会った日本人にインタビューをします。
第9回[対面/face to face]：16課
中間セッション
報告をする
社会参加や、学習全体について振り返りを行います。
第10回[対面/face to face]：12課「スピーチをする」表現を学ぶ
スピーチをする。
表現を学んでから、最終スピーチ「これからの私と日本語」と言うテーマに沿って内容を決めます。
第11回[対面/face to face]：質問討議１
８課 「意見を言う」
16課 「報告する」参照
各個人が発議した「課題」について、全体で討議を行います。「課題」とは自分で書いた「志望動機」や「異文化対応経験」などが含まれます。
第12回[対面/face to face]：質問討議２
各個人が発議した「課題」について、全体で討議を行います。「課題」とは自分で書いた「志望動機」や「異文化対応経験」などが含まれます。
第13回[対面/face to face]：語彙表現の敬語表現のまとめ
最終発表準備
敬語を中心としたクイズが行われます。
第14回[対面/face to face]：最終報告
発表
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
1.テキストの中の課で、クラスで扱ったものについては、文法・漢字や新しい言葉の予習もうちでして、「チェックしましょう(文法要点)」「スタイルを変えてみましょう」をもとにクイズ準備をしてください。
2.社会参加活動については、自分の人生に役立つものに常に参加し、自分を客観的に見ながら、いつでもクラスで相談・報告できるように準備をしてください。（「今週の学び」という発表報告があります）
本授業の準備学習・復習時間は合わせて２時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
金子広幸（2014）『新にほんご敬語トレーニング』(2014改訂版）アスク出版（2,000円+税）978-4-87217-856-2
【中国・台湾・韓国版もあります】最新版を確かめて買ってください。
【オンラインで買えるKINDLE版もあります】
https://www.amazon.co.jp/%E6%96%B0%E3%83%BB%E3%81%AB%E3%81%BB%E3%82%93%E3%81%94%E6%95%AC%E8%AA%9E%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0-%E9%87%91%E5%AD%90%E5%BA%83%E5%B9%B8-ebook/dp/B096LYK3D7/ref=tmm_kin_swatch_0?_encoding=UTF8&qid=&sr=
2022年からこの教科書のCDはありません。
ネットからダウンロードしてください。
https://www.ask-books.com/jp/978-4-86639-570-8/
参考書References
ありません。【ビジネス日本語３では特に第3章や付録もよく見てください】
http://j-os.com/japanesematerial/business.html
日本語教材コンシェルジュ-ビジネス日本語のテキスト一覧
成績評価の方法と基準Grading criteria
・ロールプレイ・発表完成度 ２０％
・小テスト点数 ２０％
・今週の学び 他の課題（期限厳守も含む）２０％
・最終レポートの期限通りの提出 １０％
・最終レポートの完成度 ２０％
・最終報告発表 （予定の期日通りにクラスで発表）１０％
＊欠席を4回以上すると単位は出ません。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
１）日本での社会参加を考える上で、面接シミュレーションは学期の早い段階で扱うことにしました。
２）面接シミュレーション終了後も、各自の社会参加体験を題材に「今週の気づき」を書き、毎週報告してもらいます。これについてクラス内で討議をすることにしました。日本社会での気づきが面接での話題選択に有用であるからです。
３）教科書に載っている敬語を中心とした、社会参加に必要な日本語を毎回学びます。
４）中間試験・期末試験はありませんが、自分の課題をしっかり理解してクラスに参加してください。
５）クラスでのディスカッションが、将来の想定にとても役に立ったという意見があったので、22年秋からたくさんしています。
６）22年秋から指導者金子の経歴についても紹介することにしました。必要ならぜひ尋ねてください。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
●このクラスは口頭表現が主体のクラスです。オンラインでも顔を出し、発話の練習をしてください。教師の話を聞いているだけでは上達しません。積極的な参加をお願いします。
●課題や連絡はオンラインでやりとりします。
法政大学のアカウントでGoogleクラスルームに参加してください。
●スマートフォンなどで、自分の日本語やロールプレイを録音・撮影して準備に役立ててください。
その他の重要事項Others
●クラスの初めに、文法のクイズや、発話のチェックを行い、参加者を選抜します。
一定レベルになっていないと、このクラスには参加できません。
● ビジネス日本語３はクラス外で、「日本社会に参加する」ことが大切な条件です。無理をしないことが前提ですが、アルバイト、ボランティア活動、イベント参加、就職活動、上級学校受験などに積極的に関われる社会を探し、社会の一員（いちいん）としても活躍してください。
そこでの情報を積極的にクラスでシェアして、より深い理解につなげるのが課題です。
●このクラスを受講したい人は、初日に必ず【クラス分け試験】を受験してください。J6,J7のレベルに関係なく、ビジネス日本語１になるかビジネス日本語２、参加を希望する社会活動によってはビジネス日本語３になるかが決まります。
●授業の1週目、2週目はかならず出席してください。3週目に初めて来る学生は、原則クラスを取ることができません。
●クラスの人数が多い場合は選考します。