全学PF_キャリア教育科目群Career Education Courses
CAR100LG(キャリア教育 / Career education 100)キャリアデザイン入門Introduction to Career Design
大八木 智一Tomokazu OYAGI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 全学PF_キャリア教育科目群Career Education Courses |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | A9812 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水3/Wed.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 市S‐S505 |
配当年次Grade | 法文営国環キG1年、経社1~2年、現ス1~4年 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 多摩学部の学生で「キャリアデザイン論」を履修済みの方は、本科目を履修することはできません。 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | ○ |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium |
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Outline (in English)
【Course Outline】
This class provides students with the basic knowledge they need to make the most of their college years and live a long life. The purpose of this class is to help you develop the ability to think and act on your own.
【Learning Objectives】
You are required to have the ability to identify issues on your own, think of solutions to those issues, and continue to implement those ideas. During your four years at university, I would like you to acquire the ability to continue to act while thinking, or in other words, the basic ability to run the PDS (Plan, Do, See) cycle.
【Learning activities outside of classroom】
The standard time required for preparing for this class, reviewing, writing assignment reports, etc. is 4 hours or more in addition to class time. Useful materials, data, reference books, etc. will be shown during class to help you understand the lesson more deeply.
【Grading Criteria/Policy】
Your evaluation will be based on the total score of the assignment report given at each class (100%). Only assignment reports submitted within the indicated deadline will be considered for evaluation. Assignment reports will be evaluated based on three elements: originality of written content, logical structure, and accuracy of expression. To receive credit, you must have a score of 60% or more of the full score of all assignment reports presented (total score of submitted assignment reports).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この授業では、①大学での過ごし方、②社会で働くということについて、一緒に考えることで、皆さんが学生生活を有意義に過ごせるよう支援していきたいと思います。
授業の中では、より長期的な人生を歩むうえで必要となる考え方や、社会や働くということについて基本的な知見を提供します。これらを通じて、自分で考えて行動できるような姿勢を培うことが、この授業の目的です。
到達目標Goal
自分の頭で考え、率先して行動できるようになることを目標とします。受験を含む高校まででは、課題が与えられ、正解をできるだけ早く見つける能力が求められてきました。しかし社会では、自ら問題を発見し、解決に向けて行動していく必要があります。また、誰かが正解を与えてくれるわけでもありません。正解も一つではないでしょう。今日の正解が明日も正しいとは限りません。
そのような中では、自ら課題をみつけ、解決策を考え、そして実行し続けていく姿勢が求められます。大学の4年間では、考えながら行動し続ける姿勢、言い換えればPDS(Plan,Do,See)サイクルを回していける基本的な力を身につけてほしいと思います。
最初は小さな一歩でも構いません。半年の間に、授業をきっかけにして何か行動してみることを目指しましょう。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
環境の動向を考慮しながら参加型の授業スタイルをできる限り取り入れ、教員や学生同士のコミュニケーション機会を設けます(グループワーク、対話、レポートのフィードバックなど)。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]:オリエンテーション
【初回はオンデマンド授業になります】
本科目の授業趣旨、授業の進め方、求める参加態度、カリキュラム等について概要と本授業を受講する意義について説明する。また学生生活を送るにあたって必要な支援を受けられる学内の機関について紹介する。
2[対面/face to face]:大学での学び
大学とはどのような場なのか、何のために大学で学ぶのか、大学での基本的な学びの姿勢とは、大学の活用価値と活用方法について考える。
3[対面/face to face]:学生生活と就職の準備
就職が学生のキャリアのゴールではないが、多くの学生が直面する就職活動に関する基礎的な情報を本学学生のデータを含めて提供する(キャリアセンター担当)
4[対面/face to face]:インターンシップ
インターンシップは大学に在学しながら社会人としての体験をできる貴重な機会である。このインターンシップへの参加方法について解説する(キャリアセンター担当)
5[対面/face to face]:働き方と多様性
これからの変化の激しい社会環境において、自分自身を生かしていくための働き方やさまざまな働き方について、とくに最近の働き方環境の動向も踏まえて考えていく。
6[対面/face to face]:働くことの意味
働くとはどういうことなのか?これまでの主な労働論や労働観、さまざまな記録にも触れながら、これからの時代の「働くということ」について考えていく。
7[対面/face to face]:これからの社会活動とチームワーク
組織が社会的活動をする際に、一定の成果をあげるためにはチームワークが不可欠である。ここではチームワークの特性を分析したうえで、優れたチームワークの育み方を学ぶ。
8[対面/face to face]:これからの組織とリーダーシップ
組織に必要なリーダーシップについて、それを支えるフォロワーシップ、チームワークにも触れつつ、その特性を整理し、リーダーシップを育む方策を学ぶ。
9[対面/face to face]:思考のメカニズム
眼前のできごとに関して、その本質を正しくとらえ、正しく考え、正しく判断していくための基礎的技術について、特にロジカルシンキング、クリティカルシンキングを重点に学ぶ。
10[対面/face to face]:意思決定と認知バイアス
わたしたちが直面するできごとの本質を正しく理解し、また合理的に判断していくことを妨げている認知の歪み(認知バイアス)について学び、正しく意思決定するための基礎を築く。
11[対面/face to face]:自己成長への行動とモチベーション
自分自身の成長やキャリア開発を進めていくために「強味の活かし方」「心の持ち方」「動機付け」などの観点から、自分自身の行動力を高めていく方策を考える。
12[対面/face to face]:日常生活とメンタルヘルス
社会生活や日常の生活を通じて生じるストレスの心身への悪影響を減らし、むしろストレスをも自分自身の生きる力に変換していく考え方について学び、心身の健康を保つ工夫をする。
13[対面/face to face]:チャンスを広げるための行動様式の改革
偶然のできごとからチャンスの芽をつかみ、自分でキャリアの可能性を広げていくことができる行動様式について4Sトランジション理論、プランドハプンスタンス理論から学んでいく。
14[対面/face to face]:学生時代の過ごし方
春学期が終わろうとしているいま、これから卒業までの3年半をどう過ごすかを考える。卒業までに成し遂げたいこと、それを成し遂げるためにどのような活動が必要かを具体的に議論する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備・復習・課題レポートの作成等に要する時間は、講義時間以外に4時間以上を標準とします。より深い理解のために有益な資料、参考図書、作業等は授業内で示します。授業後にそれらに目を通したり、作業したり、インターネットや文献等の活用による自発的学習によって自分自身の知識やスキルの向上を目指されることを期待します。
テキスト(教科書)Textbooks
特に定めません。
参考書References
授業内において、必要に応じて副読本、参考文献等を紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
毎回の課題レポートの記述内容の評価を点数化し、それらを合計した総合点で評価(100%)します。記述内容の評価においては、記述内容のオリジナリティ、論理構成、表現法を重点に評価します。単位取得には特段の事情がない限り課題レポートの期限内提出率が70%以上であることが必要です。また、課題レポートの総得点が満点の60%以上であることが必要です。やむを得ない事情で期限内のレポートの提出が難しい場合には、早めに担当教員と相談してください。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度より課題レポートの記述内容において、みなさんの「オリジナリティのある考え方」に対する評価を重点評価項目に加えます。世間一般の考え、どこかの本やネットに書いてあったような考えでなく、みなさん自身が自分の頭でよく練った「考え」を評価します。一般的に「正しい」考えより、みなさんが「考え抜いた」内容を記述内容には期待します。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
毎回の授業(第1回授業を除く)においては小レポート(300字程度)の作成を求めます。この小レポートは「宿題」ではなく、「授業時間内提出課題」として当該授業終了時までに作成し(レポート作成の時間は取ります)、学習支援システム上で提出してください。そのため、小レポートの作成が可能なノートPCやタブレット等の機器を必ず持参してください。レポート作成のための使用機材は、できればスマートフォンではなく、PCやタブレットを用意されることをお勧めします。
その他の重要事項Others
【質問の受付】授業内容等に関する質問、問い合わせにはメールで受け付けます。必要に応じて対面での対応も可能です。コンタクト先(担当教員)については授業開始後に(初回授業において)お知らせします。
【受講制限】本授業の第1回目授業開始前日時点において仮登録者が教室定員を上回った場合はハイフレックス授業になります(クラスを2つに分けて、1回おきに教室授業とオンライン授業を交互に受講)。なお、仮登録者が教室定員の2倍を超えた場合は抽選によって受講者を決定します。この場合、第1回目授業の前日までに履修の仮登録をしていなかった学生は抽選の対象とならないため、受講できません。