人間社会研究科Graduate School of Social Well-being Studies
ARSk500J1（地域研究（地域間比較） / Area studies(Interregional comparison) 500）地域空間学特論Study of Community Design
図司 直也Naoya ZUSHI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間社会研究科Graduate School of Social Well-being Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | S0035 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 金3/Fri.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 多現福‐213 |
| 配当年次Grade | 1・2 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | 2023年度以前入学者のみ受講可能。2024年度以降入学者は「S0023 内発的農村発展特論」を受講すること。 |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory |
福祉社会専攻 専門展開科目（コミュニティ・デザイン系） |
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Outline (in English)
【Course outline】In this lecture, we will mainly focus on the agricultural and mountainous areas of Japan as an approach to capture the regional space. In the agricultural and mountainous village areas where the population is declining, there are various regional developments, and we will learn from the cases and discuss them.
【Learning Objectives】Understand the social and economic structures of Japan's rural areas behind the regional space.
【Learning activities outside of classroom】Prepare the text in advance and raise questions and issues. After class, look back on the content and sort out the main points. The standard preparation and review time for this class is 2 hours each.
【Grading Criteria /Policy】Discussion：50%, Report content：50%.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
人口減少局面が先んじて発現している農山村地域は、多くの課題に直面しながらも、それを乗り越えようと各地で地域づくり活動が先発するフロンティア地域でもある。本講義では、その事例のプロセスや背景にあるカラクリを読み解き、地域づくりにおける内発的発展のあり方を学ぶ。
到達目標Goal
本講義では、農山村地域の社会構造や経済構造を読み解き、内発的発展に求められる要素とプロセスデザインを学ぶことができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」と「DP4」「DP7」「DP9」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
受講生と相談の上、輪読するテキストを決定する。授業は、担当者がレジュメを用意し、テキストの内容に関する議論を交わしながら、理解を深める。課題等のフィードバックも授業内で行い、さらなる議論に活用する。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：ガイダンス
テキストを紹介し、進め方を検討する。
第2回[対面/face to face]：テキスト輪読①
テキスト輪読を中心に議論し、適宜事例も検討する。
第3回[対面/face to face]：テキスト輪読②
第2回を受けて、テキスト輪読を中心に議論する。
第4回[対面/face to face]：テキスト輪読③
第3回を受けて、テキスト輪読を中心に議論する。
第5回[対面/face to face]：テキスト輪読④
第4回を受けて、テキスト輪読を中心に議論する。
第6回[対面/face to face]：関連テーマVTR視聴Ⅰ
前半のテキスト輪読のまとめを行い、関連するテーマの事例を議論する。
第7回[対面/face to face]：テキスト輪読⑤
テキスト輪読を中心に議論し、適宜事例も検討する。
第8回[対面/face to face]：テキスト輪読⑥
第7回を受けて、テキスト輪読を中心に議論する。
第9回[対面/face to face]：テキスト輪読⑦
第8回を受けて、テキスト輪読を中心に議論する。
第10回[対面/face to face]：テキスト輪読⑧
第9回を受けて、テキスト輪読を中心に議論する。
第11回[対面/face to face]：関連テーマVTR視聴Ⅱ
後半のテキスト輪読のまとめを行い、関連するテーマの事例を議論する。
第12回[対面/face to face]：テキスト輪読⑨
テキスト輪読を中心に議論し、適宜事例も検討する。
第13回[対面/face to face]：テキスト輪読⑩
第12回を受けて、テキスト輪読を中心に議論する。
第14回[対面/face to face]：まとめ
テキスト全体を通した議論と総括を行う。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
テキストや取り扱う事例の内容について、事前に目を通し、疑問点や論点を挙げ、授業後に内容を振り返り、要点を整理する。本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とする。
テキスト（教科書）Textbooks
初回授業で候補を出し、受講者の研究テーマを踏まえて決定する。
参考書References
必要に応じて適宜紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点・討論への参加50％，指摘課題・報告内容50％
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
過年度ではアンケートを実施していないが、毎年の受講者の声を踏まえて、授業内容を改善していく。
担当教員の専門分野等
＜専門領域＞ 農業経済学，農山村政策論，地域資源管理論
＜研究テーマ＞ 農山村地域における地域資源管理の担い手問題，地域マネジメントのあり方
＜主要研究業績＞
『新しい地域をつくる』（共著，岩波書店，2022年）
『プロセス重視の地方創生:農山村からの展望』（共著，筑波書房，2019年）
『内発的農村発展論』（共著，農林統計出版，2018年）
『田園回帰の過去・現在・未来』（共著，農山漁村文化協会，2016年）