SSISSI (Sports Science Institute)
HSS200LB(健康・スポーツ科学 / Health/Sports science 200)スポーツビジネス論Sports Business
得田 進介Shinsuke TOKUDA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | SSISSI (Sports Science Institute) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | A9243 |
旧授業コードPrevious Class code | - |
旧科目名Previous Class title | - |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 月3/Mon.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 多総合‐遠隔講義 |
配当年次Grade | 1~4年 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | スポ健生は履修不可。 |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium |
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Outline (in English)
【Course outline】
The class will explain specific examples of strengthening business management, and will aim at acquiring the basic knowledge and the minimum necessary professional skills in business to contribute to the development of the sports industry in Japan.
【Learning Objectives】
・To acquire the expertise necessary to manage an organization as a management personnel.
・To be able to plan countermeasures against problems that arise in organizations.
・To be equipped with leadership skills to convey one's own ideas and to involve others in the process.
【Learning activities outside of classroom】
After attending the class, please review for about four hours to make sure you understand the contents of the class, using related articles and other materials introduced in the class.
【Grading Criteria /Policy】
Reaction paper to be submitted after the lecture: 50%, Final exam: 50%.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
現在のスポーツ産業をさらに発展させていくためにはスポーツチームやスポーツ関連組織の経営管理体制の強化が必要不可欠となっています。
本講義では経営管理強化の具体的な事例を解説し、日本のスポーツ産業の発展に寄与するための基礎知識およびビジネスにおいて最低限必要な専門能力の習得を目的とする授業を行います。
到達目標Goal
・マネジメント人材として、組織経営に必要な専門知識を習得する
・組織で生じている課題に対して対応策を立案することができる
・自分の考えを伝えて他者を巻き込んでいけるリーダーシップを備えている
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部法律学科:DP3、法学部政治学科:DP1、法学部国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP3、国際文化学部:DP4、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1、経済学部経済学科・現代ビジネス学科:DP4、社会学部:DP2、現代福祉学部福祉コミュニティ学科:DP1、現代福祉学部臨床心理学科:DP1、デザイン工学部システムデザイン学科:DP4
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業冒頭で授業内容に関連する時事的テーマについて解説します。授業は作成資料を主に用いた講義形式ですが、一方通行の授業とならぬように、授業で扱う各テーマについて、次の授業までにリアクションペーパーを提出してもらう予定です。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:総論
日本のスポーツ産業の現状(市場規模や課題など)を理解する。
2[対面/face to face]:マネジメント
マネジメントとは何か、マネジメントの必要性を知る。
組織におけるマネジメントを学ぶ。
3[対面/face to face]:ガバナンス
ガバナンスとは何か、ガバナンスの必要性を知る。
組織のガバナンス体制を整備するために何が必要であるか、どのような対応策を講じるべきかを理解する。
4[対面/face to face]:コンプライアンス
コンプライアンスとは何か、コンプライアンスの必要性を知る。
コンプライアンスを守ることの重要性、守らなかったときの影響、コンプライアンスを強化するための対応策を理解する。
5[対面/face to face]:アカウンタビリティー①
アカウンタビリティーとは何か、アカウンタビリティーの必要性を知る。
スポーツチームにおいて最低限必要な報告水準を理解する。
6[対面/face to face]:アカウンタビリティー②
資産管理
スポーツチームにはどのような収入と支出があるのかを理解する。
入出金の一般的な管理方法を理解する。
組織にある資産(現金、在庫など)の管理方法を理解する。
7[対面/face to face]:予算統制①
予算とは何か、予算を作成する必要性を知る。
予算の作成方法を理解する。
8[対面/face to face]:予算統制②
予算と実績の差を分析(予実分析)する必要性を知る。
予実分析の方法について理解する。
9[対面/face to face]:スポーツチームのビジネスモデル
スポーツチームがどのように運営されているか、主な収益と費用について理解する。
10[対面/face to face]:スポーツの価値
スポーツの価値とは何か。
スポーツの価値を具体的に可視化する必要性を理解する。
11[対面/face to face]:スポーツの経済的価値と社会的価値
スポーツにおける経済的価値と社会的価値を理解する。
12[対面/face to face]:スポーツチームの露出効果と限界
スポンサーシップの変遷、スポンサーの権利、スポンサーアクティベーションを理解する。
13[対面/face to face]:これからのスポンサーシップ
スポンサーシップの最新事例、今後のスポンサーシップの姿について理解する。
14[対面/face to face]:講義まとめ
講義内容についての振り返り
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
準備学習は特に必要なし。授業を受講した後に内容を理解できているか関連する記事や紹介した資料などを用いて復習してください。本授業の復習時間は4時間程度を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
なし
参考書References
「スポーツチーム経営の教科書」有限責任 あずさ監査法人 学研プラス
「新たなスポーツビジネス等の創出に向けた市場動向」スポーツ庁
「社会的インパクト評価の手法を用いたスタジアム・アリーナ効果検証モデル報告書」株式会社日本経済研究所
成績評価の方法と基準Grading criteria
成績評価の方法:授業の内容を理解し、スポーツ界における課題と対応策について自らの意見を述べることができるか、で評価します。
成績評価の基準:講義後に提出するリアクションペーパー:50%、期末レポート:50%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし
その他の重要事項Others
公認会計士としてスポーツチームの運営や組織体制強化、スタジアム・アリーナ開発に携わっている経験を踏まえて、スポーツ界で必要とされている人材や知識について実例を基に講義していきます。
スポーツ界で今何が起きていて何が課題になっているのか、自分に必要な知識は何かを常に考えながら授業を受講してください。授業内容や用語等の暗記は一切不要であり、それよりも自分の考えをまとめること、伝えることを意識してください。