SSISSI (Sports Science Institute)
HSS100LB(健康・スポーツ科学 / Health/Sports science 100)コーチング学ⅠSports Coaching I
浅井 玲子Reiko ASAI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | SSISSI (Sports Science Institute) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | A9200 |
旧授業コードPrevious Class code | A9261 |
旧科目名Previous Class title | スポーツ指導論 |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 火2/Tue.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 多総体‐3A |
配当年次Grade | 1~4年 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 2020年度以前入学生は必修科目として「スポーツ指導論」を履修 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium |
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Outline (in English)
This course introduces the foundations of sports coaching to students taking this course.
【Goal】
The goals of this course are to
・Obtain basic knowledge about the sports coaching
・Discover individual ideal coaching style
【Grading criteria】
Your final grade will be calculated according to the following process:
・Class attendance and attitude in class: 50%
・Term-end examination: 50%
This course will be taught in Japanese.
【Learning Activities Outside of Classroom】
The standard preparation and review time for this class is approximately 2 hours.
Students are encouraged to incorporate what they have learned in class into their own activities and reflect on it as they participate in class.
Try to gather the latest information about sports coaching relevant to your course content.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
スポーツ指導に関わる知識や考察を深め、自分自身の「理想の指導者像」の獲得を目指す。
「どのような指導者が求められているのか」「どのような指導者でありたいか」について共に学び、考える中で自分なりの指導者像を描くための礎となることが本講義のテーマである。
その過程を通じて、指導者とはどのような存在かについての考察を深め、指導のために必要な知識の概要や視点を獲得していく。
到達目標Goal
・スポーツ指導の基礎的知識と指導法を身につける
・多様なニーズに対応するスポーツ指導や育成についての知識を身につける
・指導者という視点を通して選手としての自己理解を深め、自分自身の指導スタイルについての考察を深める
・理想の指導者像の獲得への足場をつくる
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部法律学科:DP3、法学部政治学科:DP1、法学部国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP3、国際文化学部:DP4、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1、経済学部経済学科・現代ビジネス学科:DP4、社会学部:DP2、現代福祉学部福祉コミュニティ学科:DP1、現代福祉学部臨床心理学科:DP1、デザイン工学部システムデザイン学科:DP4
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
この科目は、公益財団法人 日本スポーツ協会が公認するスポーツ指導者(コーチ)資格を取得するために必要な科目です。講習・試験の免除を受けるための必須科目(授業)に位置づけられているため、日本スポーツ協会「公認スポーツ指導者養成テキスト 共通科目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」および「リファレンスブック」の内容に準じて、パワーポイントや資料などを用いて授業を進めていきます。
課題やリアクションペーパーはHoppiiを通じて提出、フィードバックを行い、授業内では、履修生からの示唆に富むコメントついて共有するとともに、前回授業課題の振り返りを行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:スポーツ指導者とは
①スポーツの意義と価値②公認スポーツ指導者とは③望ましい公認スポーツ指導者とは④安全で、正しく、楽しいスポーツの場を確保するに⑤あなたが理想とするスポーツ指導者とは⑥スポーツの価値を伝える指導者⑦スポーツライフの構築とスポーツ指導者⑧スポーツ指導者として求められる心構え⑨ジュニア対象指導者の重要性
第2回[対面/face to face]:スポーツ指導者の心構え・倫理
①倫理的問題が生じやすい構造的要因②表面化しにくい倫理的問題への対応③倫理に反する行為や言動④倫理に反する行為がもたらす影響
第3回[対面/face to face]:スポーツ指導者の心構え・視点
①主体はプレイヤーである②スポーツの面白みとは③コミュニケーションの基本は個性と自主性の尊重④コミュニケーションスキルとしての「コーチング」⑤コーチングの基本的な理論⑥スポーツ指導者のコミュニケーションスキル⑦上手なアドバイスの仕方、誉め方しかり方⑧指導者の役割は「環境」を作ること
第4回[対面/face to face]:【スポーツ指導者の役割Ⅰ・特別講演】
世界の舞台を目指すアスリートの発掘・育成の重要性と指導者の役割 Ⅰ
外部講師を招聘し(予定)、指導現場の実際の体験を踏まえて「世界の舞台を目指すアスリートの発掘・育成の重要性と指導者の役割」について考察する
第5回[対面/face to face]:指導計画のたて方
①スポーツ指導計画の重要性②スポーツ指導計画立案の原則③指導計画立案の準備④指導計画の種類⑤指導計画の実施、変更、検証
第6回[対面/face to face]:スポーツ活動と安全管理
①スポーツにおける安全確保の知識②施設・用具の点検③スポーツ活動における安全確保のための具体的行動④スポーツにおける保険制度
第7回[対面/face to face]:スポーツ事故におけるスポーツ指導者の法的責任 Ⅰ
①危機管理体制の整備(リスクマネジメント)②スポーツ事故における法的責任
第8回[対面/face to face]:スポーツ事故におけるスポーツ指導者の法的責任 Ⅱ
③スポーツ事故判例
第9回[対面/face to face]:スポーツと人権
①スポーツ倫理と基本的人権
第10回[対面/face to face]:プレイヤーと指導者の望ましい関係 Ⅰ
①望ましいプレイヤー像とは②自ら考え工夫する環境とは
第11回[対面/face to face]:プレイヤーと指導者の望ましい関係 Ⅱ
③コーチングスキル「観察」&「承認」④その他のコーチングスキル
第12回[対面/face to face]:ミーティングの方法
①ミーティングとは②なぜミーティングをするのか③ミーティング実施のポイント④指導者としてのモラル
第13回[対面/face to face]:世界の頂点を目指すアスリートの育成・強化の在り方と指導者の役割 Ⅱ
①世界における競技スポーツの競争環境②世界の舞台を目指すパスウェイ③世界を目指した育成における指導者の役割
第14回[対面/face to face]:総括(授業内試験)
習熟度確認のための試験を実施
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間程度を標準する。
授業内で扱った内容について、自身の活動に持ち帰り考察を深め授業に臨むこと。
授業内容に関連するスポーツ指導に関する時事事象について、情報収集を行うこと。
テキスト(教科書)Textbooks
公認スポーツ指導者養成テキスト 共通科目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、リファレンスブック(ともに公益財団法人 日本スポーツ協会編)
参考書References
随時必要に応じて紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
以下の通りの基準で総合的に成績評価を行います。
A.毎回の課題…各10点とし、提出回数および内容によって評価します。
B.最終授業におけるレポート…100点満点で評価します。
A.とB.をそれぞれ50%ずつ成績評価に反映します。
提出回数や提出物の内容が評価の基準を満たさない場合には、単位が取得できないので、注意してください。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
他の履修生の意見について授業内で紹介することによって、より理解が深まったという意見が多く見られました。本年度も、履修生の課題やリアクションペーパーへの記載内容を紹介するなどの取り組みを行い、より積極的に授業に取り組める環境づくりを目指します。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
・学習支援システムにアクセスできる機器
・Youtubeなどに公開した動画にアクセス、視聴できる機器
その他の重要事項Others
・各回の授業順序、特別講師の状況などは情勢により変更する場合もあります。その際には事前にお知らせします。
・忌引き、就職活動や競技における試合の為の欠席等については、分かり次第可及的速やかに担当教員へHoppiiを通じて連絡してください。
★ 公欠届など欠席に関する資料は所定のHoppiiフォルダからのみで受理します。
初回ガイダンスの内容を十分理解し、その指示に従ってください。