市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
LIT300LA(文学 / Literature 300)教養ゼミⅡLiberal Arts Seminar II
文芸創作の実践
藤村 耕治Kouji FUJIMURA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | Q6104 |
旧授業コードPrevious Class code | P6003 |
旧科目名Previous Class title | 文章論-文章表現の実践 |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 金3/Fri.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 市外濠‐S204 |
配当年次Grade | 法文営国2~4年 日本文学科除く |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes |
定員制(30) |
他学部公開科目Open Program | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | 法・文・営・国生は300番台総合科目として履修すること |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 300番台 総合科目 教養ゼミ |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
Couse outline
Through practical writing of poetry, essays and novels, student acquire the ability to express there own world view and imagination.
By reading and commenting each other's works, it is important to train “writing skills” and “reading skills”.
Through mutual criticism, please understand what expressions are transmitted to people.
Students also learn to edit their work books.
Learning activities outside of classroom
All the time to plan write the work is preparatory learning. You also need to read Other student's works carefully in advance. Therefore, overtime learning can be 2hours or a week depending on the person.
Grading Criteria/Policy
35% submission of the work, 35% cooperation in participation in discussions and editing work, 30% of semester-end assignment.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
小説や詩歌などの文芸作品の創作・執筆を通して、自分の世界観や想像を形にする力を身につけます。
特に重視するのは他の受講者の作品を読み、相互に批評しあうことで、「書く力」と同時に「読む力」をも鍛えることです。
また、作品を一冊の冊子にまとめますが、それに必要な推敲・校正の方法のほか、編集に関する基礎的な方法論を身につけます。
到達目標Goal
小説や詩歌の創作を通して、自分の中の書きたいという欲求や衝動をどのようにして形にするか、さまざまな思いや認識を表現し、定着させて他者に伝えるにはどのような工夫や技術が必要かという、創作における基礎的な要諦を学び、作品として完成させること。
他者の作品をさまざまな角度から読解し、分析し、批評し、評価する客観的な力を獲得するとともに、それを自身にフィードバックさせることで、より高度な文章表現力を身につけること。
受講者の作品を一冊の作品集にまとめる過程で、校正・編集などにかかわる基礎的な方法を学ぶこと。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP3、国際文化学部:DP2、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
受講生の創作した作品をテキストとして、①設定・世界観、②人物造形、③プロット・構成、④細部(デティ―ル)表現、⑤主題などの面から分析を加えていきます。一回につき一人ないし二人の作品を取り上げ、検討する予定です。
講義形式ではなく、相互討議の形式で行いますので、受講者は事前に作品を読み込んで、自分なりの解釈や評価を持って授業に臨んでもらいます。
受講人数によっては、班を作り、まず班内で討議し、そののち全体で討議するという形をとることもあります。討議や教員からの講評を通して、自分の作品を客観的に見直し、書く力を高めていってほしい。
今セメスターでは、受講者の書いた作品を冊子化します。その過程で、校正や編集の基本的な方法についても適宜講義します。そのため、春学期・秋学期ともに履修することを強く推奨します。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第一回[対面/face to face]:文芸創作のために
文芸創作とはどのようなものか、どのような心構えで臨めばよいかなどについて講義する。
第二回[対面/face to face]:作品読解・分析の方法①
学生創作作品をテキストに、作品の読解と分析の方法を学ぶ。
第三回[対面/face to face]:作品読解・分析の方法②
引き続き、学生創作作品をテキストに、作品の読解と分析の方法を学ぶ。
第四回[対面/face to face]:受講者の作品の読解と分析①
受講者が提出した作品について、班別または全体で討議する。
第五回[対面/face to face]:受講者の作品の読解と分析②
引き続き受講者の作品についての班別または全体で討議を行う。
第六回[対面/face to face]:受講者の作品の読解と分析③
引き続き受講者の作品についての討議を行う。
第七回[対面/face to face]:受講者の作品の読解と分析④
引き続き受講者の作品についての討議を行う。
第八回[対面/face to face]:受講者の作品の読解と分析⑤
受講者の作品についての討議を行い、作品集に掲載する作品を決定する。
第九回[対面/face to face]:校正の方法①
作品の推敲や構成についての基本的な知識と方法を学ぶ。
第十回[対面/face to face]:校正の方法②
作品集に掲載する作品について、自身で校正する。
第十一回[対面/face to face]:作品集の編集①
本文レイアウト、誌名、表紙などを決定する。
第十二回[対面/face to face]:作品集の編集②
自分の作品および他の受講者の作品を校正する。
第十三回[対面/face to face]:作品集の編集③
念校し、校了とする。
第十四回[対面/face to face]:作品集の編集④
納品された作品集を確認し、すぐれた作品についての批評文を書く。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
作品は授業時間外に制作してもらいます。
創作は、自身の感受性や経験、思想、認識等の全てを駆使して行うものですから、日常生活においてなされる読書や映画・演劇鑑賞、スポーツ観戦・サークル活動・アルバイト等、すべての体験が種子となり糧となります。
また、授業に向けて他の多の受講生の書いた作品を毎回2作ほど熟読し、検討して討議に参加してもらいますが、創作も分析も何時間で出来るという枠に当てはめることは出来ませんので、授業時間外の学習時間は各自の力に応じて、1週間にもなれば2時間にもなります。
編集委員長および編集委員になる受講者には、時間外に編集作業に従事してもらうこともあります。
テキスト(教科書)Textbooks
過去および現在の受講生の作品。場合によっては、職業小説家の作品をテキストとして使用しますが、その際にはこちらからその都度指定します。
参考書References
過去に書かれたすべての小説・詩歌。
成績評価の方法と基準Grading criteria
作品の提出35%、授業内討議および編集作業への積極的な参加35%、期末に課すレポート(自分以外の受講者の作品[三作以上]への批評文)30%。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
高い満足度を得られているようなので、引き続き丁寧な指導を心がけたい。