市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
LANe200LA(英語 / English language education 200)英語アカデミック・リーディングⅠEnglish Academic Reading I
岩崎 博Hiroshi IWASAKI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | R2451 |
旧授業コードPrevious Class code | E0663 |
旧科目名Previous Class title | 英語リーディング・ワークショップⅠ |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 金4/Fri.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 市外濠‐S204 |
配当年次Grade | 法文営国1~4年 |
単位数Credit(s) | 1 |
備考(履修条件等)Notes |
レベル2,3 定員制(36) |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 200番台 外国語科目 4群[選択]外国語(英語・諸外国語) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
The aim of this course is to improve reading skills by understanding the basic logical structure of a paragraph in academic essays. Students will learn what kinds of connection a topic sentence and its supporting details make in each paragraph and describe what they have understood about it.
The goal of this course is for students to be able to read and understand academic articles correctly, and also to be able to express their critical views on them.
Students are expected to spend one hour reading assigned paragraphs of an article before the class and reviewing what they have learned after the class.
The final grade will be decided based on class-participation 40 % and term-end examination 60 %.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
論理的な英文を読む喜びを感じることを目指します。その目標達成のために、パラグラフの論理的な構造に目を向け、その趣旨を的確につかむことによって、英文を正確に読みこなす能力を養います。授業では、トピックセンテンスを中心に、パラグラフの内容を理解する読みを実践します。美術、科学、文化、言語、環境、歴史など様々な分野を扱う興味深いエッセイを読み解くことによって、新しい視点、刺激的な世界観に触れてください。
到達目標Goal
パラグラフリーディングの技術を習得する。
パラグラフの内容を正確に理解し、それを口頭で表現できるようになる。
パラグラフのトピックとそれを詳述する細部との関係を理解する。
コンテクストを正しく捉える力を養う。
抽象的な表現を具体的に理解する読み方を身につける。
辞書が活用できるようになる。
英語の論文を効率的に読み解くことができるようになる。
クリティカル・リーディングの重要性を理解する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP1、国際文化学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
演習を中心に授業を行います。各パラグラフの内容を詳細に考察しますので、授業はかなりゆっくりと進んでいきます。一回の授業で扱うのはテキスト1ページほどです。授業では、学生がパラグラフの和訳、要約、または内容の説明を行い、それについてみんなで話し合います。不明な点や問題点があれば、全員で話し合い、でけるだけ自分たちの力で解決していきます。また、各論文を読み終わった後、それに関する意見を発表しクラス全体で議論します。
フィードバックに関しては、学生が発表するたびに教師がコメントを出し、さらにそのコメントについてクラスで話し合います。学期末試験の答案に解説・コメントをつけて返却します。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:授業の説明
授業に関する説明の後、パラグラフの構造について理解します。
2[対面/face to face]:Session1What a Painting Can Tell Us
本エッセイの展望
筆者は絵画に隠された物語を読み解いていきます。筆者は絵の中にどんな物語を読み込むのでしょうか?
このセッションでは、学生は各パラグラフの内容を自分の言葉で説明していきます。
3[対面/face to face]:Session1 What a Painting Can Tell Us
パラグラフを理解し、トピックセンテンスを見つける
パラグラフが主題文、指示文、結論文から成ることを理解し、実際の英文の中でその構造を確認します。これを理解した上で、トピックセンテンスを見つけ、それが何故トピックセンテンスなのか、自分の言葉で説明します。
4[対面/face to face]:Session1 What a Painting Can Tell Us
パラグラリーディングの実践
トピックセンテンスと支持文の関連性を考え、それを自分の言葉で表現します。
What a Painting Can Tell Usに関して自分の意見を発表し、クラスで話し合います。
5[対面/face to face]:Session2 Split-Brain Research
本エッセイの展望
右脳・左脳の機能の違いを世に知らしめた、有名な事例を紹介する論文を読みます。右脳と左脳の機能の違いに、言語がどのように関わっているのでしょうか?
このエッセイでは、学生はパラグラフのトピックに留意しつつ英文和訳を行います。
6[対面/face to face]:Session2 Split-Brain Research
イラストを頼りに実験の記述を読む
実験の模様を図解するイラストを参照しながら、実験の手順を記述する文章を正確に読む練習をします。
7[対面/face to face]:Session2 Split-Brain Research
イラストと記述を照応させる
図と英語の記述を対応させることによって、視覚情報が左右の脳にどのように伝わるのかを理解します。
8[対面/face to face]:Session2 Split-Brain Research
記述内容を具体的に読む
実験の結果に関する記述が、具体的に実験の何を指し示すのかを理解します。抽象的な記述を具体的に理解し説明する読みを実践します。
9[対面/face to face]:Session2 Split-Brain Research
文脈をたどる
ある文が意味をなすということは、文脈を理解することに他ならないことを学習します。
また、言語が左右の脳の機能の違いにどんな影響を及ばしているのか理解します。
10[対面/face to face]:Session 9 On Speaking on Speaking
本エッセイの展望
Split-Brain Researchに関する意見を発表し、クラスで話し合います。
Session 9では、言語の変化生成に関する仮説を扱う論文を読みます。言語は原初の形を痕跡として残しつつ絶えず変化し続けること、人間には言語を生み出す普遍的能力があることを学びます。子供は言語の生成・変化にどんな形で関わってきたのでしょうか?
このセッションでは、学生は各パラグラフの内容を自分の言葉で説明していきます。
11[対面/face to face]:Session9 On Speaking on Speaking
言語の生成変化
言語が絶えず変化していることを学びます。
パラグラフにおける旧情報と新情報を識別し、パラグラフ間のつながりを考察します。
12[対面/face to face]:Session9 On Speaking on Speaking
言語の生成変化(様態・担い手)
言語はどのように変化するのか、また誰がそれを担うのかを学びます。
トピックセンテンスの言い換えの文から、パラグラフ全体の主張をより具体的に理解できることを学びます。
itの指示内容を識別する方法を学習します。
13[対面/face to face]:Session9 On Speaking on Speakingのまとめ
春学期学習内容の総括
On Speaking on Speakingについて各自の意見を発表します。
春学期に学習した内容で重要な箇所を振り返り、教師が学生からの質問に答えます。
14[対面/face to face]:学期末試験・解
学期末試験を行います。試験後、解答・解説を行います。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、合わせて1時間を標準とします。
予習は、テキストの指定箇所(1ページほど)を読み、パラグラフごとに簡単なメモを作成し、それを見ながら内容の要約・説明ができるようにします。特にトピックセンテンスと論証部分の関係性を自分の言葉で説明できるように準備します。
復習は、授業で扱った内容を確認し理解した上で、最低5回は読み返します。各エッセイを読み終えた後、自分の意見を発表できるよう準備します。
テキスト(教科書)Textbooks
『The Universe of English』東京大学英語教室編(東京大学出版会)
参考書References
なし。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業参加40パーセント、試験60パーセントの比率で評価します。
授業参加点は事前に指示された課題の発表の回数によって決まります。
一度休むごとに平常点から2点ずつ引いていきます。
4回以上欠席の場合は、原則として単位修得を認めません。
オンライン授業では、課題の提出を持って出席とします。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
できるだけ学生の発表を中心にして、授業を進行していきたいと思っています。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
電子辞書を持っている人は電子辞書を持参してください。
その他の重要事項Others
教師と学生の対話を通して、適度に楽しくて為になる双方向の授業を目指したいと思っています。みなさんの積極的な参加、質問、発言を期待しています。