市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
LANe200LA(英語 / English language education 200)English3ⅠEnglish 3 I
身近なテーマで考える世界の中の日本:Japan in the World
猪俣 佳瑞美Kazumi INOMATA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | R2065 |
旧授業コードPrevious Class code | - |
旧科目名Previous Class title | - |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 月5/Mon.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 市Y‐Y401 |
配当年次Grade | 法2年[初級/日本語/世界の中の日本] |
単位数Credit(s) | 1 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 200番台 外国語科目 4群[選択必修]外国語(英語) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
This is a course designed to help students communicate effectively in public settings. The course focuses on the development of oral skills that prepare nonnative speakers of English to present ideas by giving speeches, while interacting with other students, leading group discussions, and improving through self and peer evaluation. Additionally, writing skills will be practiced with a short essay.Students are required to work outside class on assignments (reading, writing, vocabulary and short reports, etc.) given regularly in class. They are expected to spend more than one hour per week on preparation and review for each class. Grades will be based on the following criteria: participation and performance in classroom activities (40%), final presentation (40%) and short reports (20%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
English1,2での学びを踏まえ、4技能(英語を読み、聞き、書き、話す力)の向上を目的とする。現代社会における若者文化や科学技術などを取り上げ、英語で読み・聞くことで背景知識をインプットし、各命題を批判的に分析しながら、自らの意見を英語でまとめ発信する練習を行う。この授業では特に、各トピックを国内に存在する身近な問題として捉え直し、他学生と意見交換を繰り返すことで、英語コミュニケーション能力の向上を目指す。
到達目標Goal
講義の到達目標は、以下である。
・各トピックでよく使用される語彙や表現を活用できるようになる。
・ある程度の速さで話される英語を正確に聞き取れるようになる。
・英語の語順で英文読解を行い、情報を整理できるようになる。
・特定のテーマについて相応しい語彙を選び、文法的に正しい文を作ることができるようになる。
・英語のリズムやイントネーションを意識したプレゼンテーションができるようになる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
各Unitを1回の講義で行う。そのため、各学生による事前学習を前提に講義を進める。前半では、語彙や表現を含めた英文読解の理解度チェックとリスニング演習を行う。後半では、日本語でまとめたトピックに関する意見を英語で伝える英作文練習に取り組む。最後にペアまたはグループで英語による意見交換など、スピーキング練習を実施する。リスニング練習や、日本語で伝えたいことを英語にする活動などにおいて、講師は実践的且つ具体的なフィードバックを行い、各学生のスキルアップに取り組む。学期中にクラス全体に対して意見を発表するプレゼンテーションを全学生が行う機会を設ける。演習形式で進めるため、学生の積極的な参加を期待する。
大学の行動方針レベルが2となった場合、この授業は原則としてオンデマンド授業で行う。詳細は学習支援システムで伝達する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:オリエンテーション
授業の目的、内容、進め方の説明
自己紹介など
2[対面/face to face]:Unit 1 Shared Housing vs. Living Alone
若者の暮らし方を「一人暮らし」と「シェアハウス」を比べることで考える。リーディング素材を使用し、命題に対して批評的な思考を組み立てる方法を学び、意見を日本語で確認した上で、英語にする演習及び、意見をペアやグループで発表。
3[対面/face to face]:Unit 2 Studying in a Café vs. Home
学習を効率的に行う場所として「自宅」と「カフェ」を比較する。テーマに関する意見を英語で聞き、情報を整理した上で、各自の経験や意見をペアやグループで英語で発表する。
4[対面/face to face]:Unit 3 Gakuran vs. Blazer
高校の制服デザインについて考える。代表的なものとして「学ラン」と「ブレザー」を取り上げるが、現代社会における多様性という面からも、制服に求められる社会的役割を各自が考え、英語で意見をまとめる演習を行う。
5[対面/face to face]:Unit 4 Coming-of-Age Ceremonies
成人式の必要性について考える。また、海外には日本の「成人式」に該当する行事は無いため、その概要や存在意義を英語で説明できるようにする。最後に、各自の成人式に対する意見交換を英語で行う。
6[対面/face to face]:Unit 5 24/7 Convenience Stores
コンビニの24時間営業について考える。各学生が24時間営業に「賛成」なのか「反対」なのか、各自の立場を明確にした上で、ペアやグループに分かれ、理論的に意見を述べる練習を行う。
7[対面/face to face]:Unit 6 Japanese Era Names
「元号」について考える。2019年5月に導入された新元号「令和」。元号が変わる時を体験した学生同士だからこそ可能な、元号の必要性や意義に関する意見を英語で交換したい。また世界でも珍しい「元号」の英語による説明方法も取り上げる。
8[対面/face to face]:Unit 7 Point Cards
購入した額によって与えられる「ポイント」や「ポイントカード」について考える。このサービスを受ける側からだけでなく、与える側からも考察し、存在意義を考えたい。身近なトピックであることから、各自が実体験を踏まえ、わかりやすく自分の考えを英語で相手に伝える練習を行う。
9[対面/face to face]:Unit 8 Disaster Volunteers
自然災害時のボランティアについて考える。特に「ボランティア」と「報酬」に関する英文を読んだ上で、各自の考えを論理的にまとめ、説得力ある意見にする練習を行う。
10[対面/face to face]:Unit 9 Domestic Trip vs. Abroad
「旅行」をテーマに取り上げる。「国内旅行」と「海外旅行」を比較し、10万円あったら「国内」「海外」どちらを旅行したいか英語で意見を述べ合う。各自、その理由を明確にできるよう、具体的な旅行案も考えた上で授業に参加してほしい。
11[対面/face to face]:Unit 10 Studying English Abroad
「留学」をテーマに取り上げる。最近、人気の高いアジア諸国への留学に関する英文を読んだ上で、各自が、語学留学するなら、どこの国へ行きたいか、その理由などを明確にした上で、意見交換を行う。
12[対面/face to face]:プレゼンテーション準備と確認
13、14回めの講義で行うプレゼンテーションに関する説明を行い、各自で準備を進める。
13[対面/face to face]:プレゼンテーション1
各学生が今までに講義で扱ったトピックから1つを選び、クラス全体に発表する1回目。全学生がリスナーとして、フォームを利用してコメントする。
14[対面/face to face]:プレゼンテーション2
小テストとまとめ
各学生が今までに講義で扱ったトピックから1つを選び、クラス全体に発表する2回目。
春学期に扱った語彙を中心とする小テストも実施。学びを総括する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
準備学習を前提に進めるため、学生は必ずシラバスに指定されたUnitを事前に読み、問題を解き、英文を作った上で授業に参加すること。Listening Dictation問題は講義内で行うので予習不要。
本授業の準備学習・復習時間は、合わせて1時間を標準とするが、それ以上必要な場合が多いと考えられるため、あくまでも「標準」とする。
準備学習を行ってきたか否かは、授業内で確認し平常点として評価の対象とする。
準備学習に変更が出た場合には、その都度クラス内で指示する。
テキスト(教科書)Textbooks
英語で考え、英語で発信する 2 Two Sides to Every Discussion 2
Jonathan Lynch / 委文 光太郎 著
成美堂 2020年 1,900円(税込2,090円)
参考書References
特になし
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点40% 発表40% 小テスト20% 遅刻は厳禁。授業開始時刻から30分を過ぎた場合は欠席扱い。公欠を除き、4回以上欠席した場合、原則として単位修得を認めない。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
英語コミュニケーション能力向上には、シンプルに考えること、教室内で積極的に英語を使うこと、間違えを恐れないことが、大切です。クラス内の様々な学生と英語で話す機会を楽しんでください。