市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
LANe200LA(英語 / English language education 200)English3ⅠEnglish 3 I
Introduction to British life & culture
吉川 直澄Naozumi KIKKAWA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | R2045 |
旧授業コードPrevious Class code | - |
旧科目名Previous Class title | - |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 月5/Mon.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 市BT‐0309 |
配当年次Grade | 法2年[中級/日本語/現代の諸相] |
単位数Credit(s) | 1 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 200番台 外国語科目 4群[選択必修]外国語(英語) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
(Course outline)
The aims of this course are:
1. To encourage students to further develop their English proficiency by drawing on what they have learned in English 1 and English 2.
2. To train students to learn how to think critically by examining closely various authentic materials offered in English, and thus to develop the ability to effectively express their own thoughts and opinions.
3. To introduce students to the connections between cultural icons and their social, economic and political context, focusing on specific keywords like 'Manga' and 'Anime'.
4. To provide students with an opportunity to participate in discussion, improving their presentational skills on a group or individual basis.
(Learning Objective)
By the end of the course, students will be able to:
- acquire their basic skills and strategies for reading passages with accuracy.
- improve their reading speed and accuracy.
- develop their listening skills for watching most of popular American and British movies without subtitles.
- reinforce their writing skills for organizing thoughts and opinions logically.
(Learning activities outside of classroom)
Students are expected to:
- spend at least one hour doing preparation and review of every course content.
- extend vocabulary more effectively by making their own vocabulary notebook.
(Grading Criteria /Policy)
Final grade will be calculated according to the following process:
13 weekly class assignments: 45%, final term assignment (Essay): 30%, and final term test: 25%.
Students will not be able to pass this course if they miss submitting more than 4 weekly class assignments except in extreme circumstances.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
English 1とEnglish 2で身に着けた読む、書く、聞く、話すという四技能の英語運用能力を用いて、English 3では、国際語としての英語を通じて、世界の多様な文化を理解・尊重し、自らの文化を世界的な文脈の中で相対化する能力や多様なテーマの英語資料を理解し、批判的に分析した上で、英語で意見を発信する能力の涵養を学習目標とします。本授業では、こうした作業を行いながら、いくつかのキーワードを探求し、日本とイギリスの現代社会における文化的アイコンと政治・経済の関係について考えてみようと思います。教科書に加えて論文の抜粋を読み、イギリス映画や英語吹き替え版のアニメ映画を視聴し、顕著で大きな文化的な差異、微妙で小さな差異に注目し、可能であれば質疑応答を行うことで、上記の技能を向上させることを目指します。
到達目標Goal
受講生は、英語の文章を、構文・語彙を理解して正確に読めるようになる。英語の文章をある程度の速度を持って読み、目的とする情報を読み取ることができるようになる。専門知識を要さない英米映画であれば、字幕なしでも重要な情報を聞き取り、それなりに楽しむことができるようになる。英語吹き替え版の日本製アニメを見ながら、異文化コミュニケーションにおいて、起こり得る問題への解決のヒントを学ぶことができる。英語のリスニングに慣れ、リスニング学習の習慣を身につけることができる。文法的に正確で、形式の整った英文パラグラフを書けるようになる。英語である程度まとまった自分の意見を表明できるようになる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
この授業は指示や課題を「学習支援システム」で配信するオンデマンド(資料型)を使用しつつ、対面授業を行う予定です。基本的には、教科書を使用する課題演習を行います。また、英語文献・資料等の抜粋を読む回とインターネット等で調べて論評してもらう回があります。学期末には、1つのテーマについてレポートを提出してもらいます。課題の提出・フィードバックは「学習支援システム」を通じて行います。フィードバックは提出された課題レポートの中から(匿名で)実例を挙げ、問題点を指摘し、全体に対して行います。各授業では、授業の前半は教科書、後半はDVDを使用した演習を行う予定です。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:ガイダンス/課題の提示
授業テーマの確認と授業方法の説明を行い、第1回課題を提示します。
第2回[対面/face to face]:Unit 1. A Fortunate Accident
前回のフィードバック・課題レポートの指示:コミュニケーションにおいてどんなことが「アイス・ブレーカー」となるのか学習します。
第3回[対面/face to face]:Unit 2. Britain's Best Ride
前回のフィードバック・課題レポートの指示:ロンドン名物の旧式ダブルデッカー「ルートマスター」について調べてみましょう。
第4回[対面/face to face]:Unit 3. The Meaning of Bond
前回のフィードバック・課題レポートの指示:文化的アイコンとしてのジェイムズ・ボンドの役割を考えます。
第5回[対面/face to face]:Unit 4. The Changing High Street
前回のフィードバック・課題レポートの指示:日英の商店街の盛衰を比較します。チャリティーショップについて調べてみましょう。
第6回[対面/face to face]:Unit 5. Mild and Cloudy with a Chance of Rain
前回のフィードバック・課題レポートの指示:イギリスの天気に関するステレオタイプを考察します。
第7回[対面/face to face]:マンガ・アニメの中のイギリス
前回のフィードバック・課題レポートの指示:英語資料の理解と分析、英訳されたコンテンツ(『黒執事』・『魔法使いの嫁』・『絢爛たるグランドセーヌ』)の中で描かれるイギリス像を考察します。但しインターネット上のコンテンツの状況により教材を変更せざる得ない場合があります。
第8回[対面/face to face]:Unit 6. Expressive Expressions
前回のフィードバック・課題レポートの指示:日英のイディオムを比較します。
第9回[対面/face to face]:Unit 7. A Woman of Some Importance
前回のフィードバック・課題レポートの指示:現国王チャールズⅢ世の母、エリザベスⅡ世の文化的アイコンとしての役割と今後のイギリス王室のあり方について考えます。
第10回[対面/face to face]:Unit 8. Shakespeare Lives On
前回のフィードバック・課題レポートの指示:シェークスピアが英語の日常表現に与えた影響について、さらに現代の文化産業としてのシェークスピアの意義について調べてみましょう。
第11回[対面/face to face]:マンガとマイノリティ
前回のフィードバック・課題レポートの指示:英語資料の精読と理解、マイノリティの生活史を描いたマンガ『ゴールデンカムイ』を取り上げ、アイヌ工芸作家の貝沢徹氏の大英博物館「マンガ展」のためのこの作品の推薦文とドキュメンタリー映画『Future is Mine:アイヌ、私の声』(2020)と共に考察します。
第12回[対面/face to face]:アニメとシンパシーとエンパシー
前回のフィードバック・課題レポートの指示:英語吹き替え版のアニメーション映画『聲の形』 (A Silent Voice)をアメリカ映画 Coda (2022) と比較しながら考察します。
第13回[対面/face to face]:復習課題と学期末課題レポートの説明
前回のフィードバック・課題レポートの指示:これまでの課題の復習・まとめを行い、学期末レポート課題の説明をします。
第14回[対面/face to face]:学期末文法・語彙確認テスト/学期末レポートの提示/まとめと解説
学期末文法・語彙確認テストを実施し、学期末レポート課題を提示し、提出期限をお知らせします。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
予習と復習。本授業の準備学習・復習時間は、各1時間を標準とします。教科書を何度も音読すること。教科書と同様に英語のプリントもよく予習しておいてください。英語の専用ノートを作成し、表現や語彙を書き出し必ず例文も記入しておいてください。
テキスト(教科書)Textbooks
Realise Britain,Colin Joyce,金星堂, 2014年, 1800円,ISBN978-4-7647-3982-6.
参考書References
Nicole Coolidge Rousmaiere,(2019)Mangaマンガ,London: Thames & Hudson. ただし購入する必要はありません。
成績評価の方法と基準Grading criteria
全13回の課題レポートの提出 (45%) 、三段階評価する学期末レポート課題の提出 (30%)と学期末に行う文法・語彙確認テスト (25%) を総合して評価します。成績評価は100点満点とし、60点以上が合格となります。毎回の課題レポートの提出期限は翌週の授業日までとします。総合評価には授業への出席・積極的な参加と貢献も含みます。授業の欠席が4回以上ある方、未提出課題が5回以上になった方は原則として単位習得の資格を失います。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
学生の皆さんの期待に沿えるように努力します。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
この授業は「学習支援システム」を使用します。