市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
LANe200LA(英語 / English language education 200)English3ⅡEnglish 3 II
英語文学を通して学ぶ英語圏の文化と社会
高井 美紀子Mikiko TAKAI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | R2010 |
旧授業コードPrevious Class code | - |
旧科目名Previous Class title | - |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 月3/Mon.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 市BT‐0904 |
配当年次Grade | 法2年、文(史地心)2年[上級/日本語/英語圏の文化と社会] |
単位数Credit(s) | 1 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 200番台 外国語科目 4群[選択必修]外国語(英語) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Students in this class will improve 4 skills in English, learning cultures and societies of English speaking world using several pieces of English literature as material. Students read several extracts from famous works of English literature, and watch some movies based on these works. Rapid reading skills are indispensable for reading and understanding a coherent story written in English within a class period. In this course, students will read a story in rhythm with a voice reading from the audio book, foreseeing how the story will develop, which is an essential skill for rapid reading. In addition to reading, students will work on various activities to improve their ability to express their own ideas in English, such as writing assignments, presentation and discussion. Considering the backgrounds, values and importance of these literary works form English speaking world will enhance students' cross-cultural understanding as well as their English skills.
Students will be expected to have completed the required assignments after each class meeting. Before/after each class meeting, students will be expected to spend one hour to understand the course content.
Final grade will be calculated according to the following process; presentation (30%), term-end report (30%), and assignments and in-class contribution (40%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語・英語併用 / Japanese & English
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本授業では、英語で書かれた文学作品を題材に英語圏の文化と社会について学びながら英語力を向上させます。授業では数多くの英語の文学テクストの抜粋を読み、それらを基にした映画なども視聴します。ある程度のまとまりのある小説を1回の授業内で読むには、英語の速読の力が欠かせません。本授業では、文章の内容を予測し、流れに乗って英文を読むスキルを鍛えることにより、英語の速読力の向上を目指します。また、読解だけではなく、ライティング課題やプレゼンテーション、ディスカッションを通じて英語での発信力の向上も目指します。扱う小説は子供向けのものから鋭く社会を風刺したものまで様々です。これらの作品を英語で読み、プレゼンテーションやディスカッションを通して作品が生み出された文化的背景、その価値や意義を考えることにより、異文化である英米圏の文化や社会への理解を高めながら英語力をつけることが、本授業の目的です。
到達目標Goal
本授業を通して学生は以下の能力を身に着けます。
①内容を予測し、流れに乗って英文を読む速読力。
②クラスの仲間と協力してリスニングや要約などの難しい課題に取り組む問題解決能力。
③読んだ作品に対する疑問点などを英語で表現し、クラスで共有しあって様々な人の考え方に触れるコミュニケーション能力、柔軟性。
④英語の映画を日本語字幕と英語字幕の両方で鑑賞し、おおよその表現を理解できるリスニング力、表現力。
⑤英語プレゼンテーションを通じて英語で発信し、英語で質疑応答をするための基本的な英語コミュニケーション能力。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語・英語併用 / Japanese & English
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業は演習形式で行います。学生は英語の朗読音声の速さに合わせて英文エッセイを読み、自分の担当個所を発表します。発表の内容は、日本語訳や解釈などです。授業内で終わらなかった課題は、授業支援システムを通じて課題として出題し、システムを通じてフィードバックを行います。本授業では、学期末の筆記試験は行いません。従って、授業内での担当個所の発表が成績評価において大きな割合を占めることを意識し、しっかりと責任を持って授業に臨んでください。授業支援システムを通じて提出する課題もまた、成績評価において大きな割合を占めますのでしっかりと取り組んでください。
プレゼンテーションでは発表者だけではなくクラス全員が参加して英語でディスカッションを行うアクティブ・ラーニングを行います。プレゼンテーションやディスカッションにおける授業貢献も大きく評価しますので、積極的に参加してください。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
9月23日[対面/face to face]:Unit7: Anne of Green Gables
英語リスニング
英文リーディング
9月30日[対面/face to face]:Unit8: Finn Family Moomintroll
英語リスニング
英文リーディング
10月7日[対面/face to face]:Unit9: Breakfast at Tiffany's
英語リスニング
英文リーディング
10月14日[対面/face to face]:Unit10: Macbeth
英語リスニング
英文リーディング
10月21日[対面/face to face]:Unit10: A Christmas Carol
英語リスニング
英文リーディング
10月28日[対面/face to face]:Unit12: The Bell Jar
英語リスニング
英文リーディング
11月11日[対面/face to face]:プレゼンテーション準備
発表のグループ、テーマ決め
11月18日[対面/face to face]:プレゼンテーション①
学生による英語プレゼンテーション
11月25日[対面/face to face]:プレゼンテーション②
学生による英語プレゼンテーション
12月2日[対面/face to face]:プレゼンテーション③
学生による英語プレゼンテーション
12月9日[対面/face to face]:映画視聴①
英語の映画視聴
及びディスカッション
12月16日[対面/face to face]:映画視聴②
英語の映画視聴
及びディスカッション
12月23日[対面/face to face]:映画視聴③
英語の映画視聴
及びディスカッション
1月20日[対面/face to face]:Review
秋学期の学習の振り返り
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、合わせて1時間を標準とします。/University guidelines suggest preparation and review should be around an hour a week for a one-credit course.
事前学習は、シラバス記載のテキスト学習範囲に簡単に目を通し、その日に読む小説のあらすじなどをインターネットなどで調べて把握しておいてください。リーディングの本文を全部読んでおく必要はありませんが、本文の横の語註に目を通して、本文の内容を予測するようにしてください。事後学習としては、英文ライティングの課題を授業支援システムを通じて出すことがあります。
プレゼンテーションの準備は余裕を持って取り組んでください。
学期末にはレポートの課題を出します。
テキスト(教科書)Textbooks
【教科書名】CLIL Literature(CLIL英語で学ぶ文学)
【著者】笹島茂、上杉裕子、山口裕美、掘秀暢
【出版社】三修社
【出版年】2023年
参考書References
ルーシー・モード・モンゴメリ『赤毛のアン―赤毛のアン・シリーズ1』村岡花子訳、新潮文庫、2008年。
トーベ・ヤムソン『新装版 たのしいムーミン一家』山室静訳、講談社青い鳥文庫、2014年。
トルーマン・カポーティ『ティファニーで朝食を』村上春樹訳、新潮文庫、2008年。
ウィリアム・シェイクスピア『新訳マクベス』河合祥一郎訳、角川文庫、2009年。
チャールズ・ディケンズ『クリスマス・キャロル』村岡花子訳、新潮文庫、2011年。
シルヴィア・プラス『ベル・ジャー』青柳祐美子訳、河出書房新社、2004年。
成績評価の方法と基準Grading criteria
成績評価の内訳は以下の通りです。
授業内での発表や課題:40%
プレゼンテーション:30%
学期末レポート:30%
上記を合計して100点満点で評価し60点以上で単位取得となります。
考慮するべき理由のない欠席が4回を超えると成績評価の対象外となります。
考慮すべき理由とは、①部活動の試合、②病欠です。
①②ともに、大学の発行する公欠証明、感染症り患による配慮願いの書類、または、病院の受診証明(病院の領収証、診断書等)がある場合にのみ、公欠と認めます。
上記を伴わない場合は公欠とはなりません。
授業開始から10分以上遅れた場合は遅刻となり、遅刻2回で1欠席となります。
公共交通機関の遅延証明がある場合は、考慮します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
前年度はプレゼンテーションの準備にしっかりと時間を配分できたのが良かったので、本年度もプレゼンテーションに日程の余裕のあるスケジュールを組んでいます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
基本的に授業は対面で行いますが、事情によりZoom授業に変更することもありますので、パソコン環境が必要です。。その場合は、授業支援システムを通じて授業前までに連絡しますので、授業前には授業支援システムを確認してください。
また、授業にはかならず辞書を持参してください。電子辞書が望ましいですが、ない場合にのみ、スマートフォンの辞書の使用を認めます。
その他の重要事項Others
欠席の連絡をメールで送ることは、特別な場合を除いて原則禁止にします。欠席は、後日、欠席事情の公式証明の提出があった場合にのみ公欠とします。