市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
CHM200LA(その他の化学 / Chemistry 200)教養化学LBGeneral Chemistry LB
環境問題を考えるための化学
西村 直美Naomi NISHIMURA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | Q3264 |
旧授業コードPrevious Class code | P3100 |
旧科目名Previous Class title | 物質と環境Ⅱ |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 火3/Tue.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 市外濠‐S205 |
配当年次Grade | 法文営国環キ1~4年 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 200番台 リベラルアーツ科目 3群(自然分野) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
One of the most pressing issues the Earth is facing is environmental problems. Such environmental problems are universal issues, so all the people on the earth should cooperate to solve these problems. At the beginning of this course, each environmental problem will be focused from the chemical viewpoint. Then, the students with different backgrounds will delve into the matters. The ultimate goal of this course is that we think about these problems deeply by sharing possible solutions with each other.
You don’t need to prepare for the class, but I hope students deepen their understanding of what they have learned by doing their own research on topics of interest to them after class. It is advisable to devote about 2 hours to this review.
Weekly assignments (50%), tests (30%), and class attitude (20%) will be evaluated comprehensively.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
地球が直面している環境問題はとても深刻だと報道されています。これらの環境問題について皆さんはどのくらい知識がありますか?例えば地球温暖化問題に関して「二酸化炭素の排出を削減しましょう」ということはほとんどの人が知っていることだと思います。では、温暖化を引き起こしているとされる温室効果ガスには二酸化炭素以外にどのようなガスがあるか知っている人はどのくらいいるでしょうか?空気中には約78%窒素ガスが存在しますが、なぜ窒素ガスは温室効果ガスではないのでしょうか?この授業では環境問題を題材として化学を使って深く掘り下げていくことを試みます。一緒に楽しく学んでいきましょう。
到達目標Goal
最終的には現在地球が直面している問題点を理解してもらい、その解決策を探るために必要な知識としての化学を理解してもらうことが目標です。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP3、国際文化学部:DP2、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
昨年度はハイフレックス授業でしたが、今年度は人数が多ければ抽選を行って、全員対面で行う予定です。
授業は丁寧に進めていきます。毎回の授業中に出席確認を兼ねた課題を課します。この内容が成績に一番影響しますので、真剣に取り組んでください。
理解が及ばないことは課題の中に質問として記入してください。いただいた質問を受講生全員と授業中に共有して、皆で理解を深めていきます。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
No.1[対面/face to face]:イントロダクション
授業全体の説明をします。特に成績評価の基準を説明します。
No.2[対面/face to face]:化学基礎1
これからの講義で必要な化学の基礎を集中学習
No.3[対面/face to face]:化学基礎2
これからの講義で必要な化学の基礎を集中学習
No.4[対面/face to face]:小テスト
これまでの学習を振り返る。試験範囲は化学基礎1,2,3。
No.5[対面/face to face]:世界の環境問題
昨年度までにいただいた質問の中で次週からの授業中に話す予定が無いけれども、皆さんにとって有益であろうと思ったトピックを取り上げます。
No.6[対面/face to face]:プラネタリーバウンダリー
プラネタリーバウンダリーの考え方はSDGsより化学的です。この考えを紹介します。
No.7[対面/face to face]:オゾン層破壊
オゾン層とは何か。オゾン層破壊のメカニズムについて学びます。
No.8[対面/face to face]:大気汚染
大気汚染全般と酸性雨について。さらにその汚染物質の人体への影響についても学びます。
No.9[対面/face to face]:温室効果ガス
温室効果ガスとは何かについて学習した後、温室効果ガスの気候変動に及ぼす影響について
No.10[対面/face to face]:小テスト
これまでの学習を振り返る。試験範囲は世界の環境問題から温室効果ガスまで。
No.11[対面/face to face]:ゴミ問題から土壌汚染まで
なぜゴミの分別が必要なのか。環境を破壊するゴミ問題に関して。
No.12[対面/face to face]:水質汚染と水質浄化
汚染水に含まれる化学物質の種類と水質浄化法について。
No.13[対面/face to face]:エネルギー
現行の発電をメインに説明し、新エネルギー等も学習する。さらに、私たちの未来について。
No.14[対面/face to face]:テスト
最終テスト
試験範囲は化学基礎を含む全授業範囲です。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
予習する必要はありません。授業後に興味を持った内容を自分で調べて学習した内容の理解を深めてもらいたいと思っています。この復習に2時間程度充てることが望ましいです。
テキスト(教科書)Textbooks
ありません。必要に応じて資料となるPDFファイルをHoppiiにUPします。
参考書References
なし
成績評価の方法と基準Grading criteria
毎週の課題(60%)、2回の小テスト(20%)、最終テスト(20%)を総合的に評価します。テストには紙類の持ち込みは可とします。特に出欠はとりませんが、課題は授業中に話しますから出席していないと課題の内容がわからなくなります。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
「私たち文系なので、わかりやすく教えてください」とコメントいただくので、わかりやすく、急がずに授業を進めていきます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特にありません。
その他の重要事項Others
この授業は昨年度はハイフレックスで行いましたが、管理が難しかったため、今年度は希望者が多かった場合、抽選を行う予定です。