市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
CHM200LA(その他の化学 / Chemistry 200)教養化学LAGeneral Chemistry LA
エネルギーの化学
向井 知大Tomohiro MUKAI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | Q3261 |
旧授業コードPrevious Class code | P3097 |
旧科目名Previous Class title | 物質と環境Ⅰ |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水4/Wed.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 市外濠‐S405 |
配当年次Grade | 法文営国環キ1~4年 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 200番台 リベラルアーツ科目 3群(自然分野) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
This course introduces fundamental principles of familiar natural phenomena. The goals of this course are to understand about energy and to improve your scientific literacy.
Your required study time is at least two hours for each class meeting.
Your overall grade in the class will be decided based on the usual performance score (40%) and term-end examination (60%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
物質の変化には、エネルギーの出入りが伴います。社会や生命はこれらを上手に利用することで活動しています。エネルギーを題材にして身の回りの現象や物質について理解を深め、現在の我々の生活を支えている技術に対する興味を持って下さい。
到達目標Goal
エネルギーについて原子核や電子の振る舞いをもとに理解し、科学的な思考で物事を説明する能力を高めることを目標とします。エネルギー問題に関する近年の話題について、自分なりの考察ができるようになることを目標にして下さい。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP3、国際文化学部:DP2、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
資料をプロジェクタで投影して解説していきます。投影する資料と簡単な解説文のpdfファイルを授業支援システムにアップロードする予定です。
高校などにおける理系科目の履修の有無にかかわらず理解できるように進めます。
授業毎に出題する正誤問題や質問について、次回授業冒頭で解説をします。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:ガイダンス
講義計画と概要についての説明。
第2回[対面/face to face]:エネルギーの基礎
エネルギーの定義やエネルギー変換についての概説。
第3回[対面/face to face]:電子の発見
ふたつの原子を結びつける電子の働きについて。
第4回[対面/face to face]:電子と電気
電磁誘導と発電機の仕組みについて。
第5回[対面/face to face]:同位体と原子の壊変
原子核の壊変と放射線について。
第6回[対面/face to face]:原子力発電
核分裂連鎖反応について。
第7回[対面/face to face]:原子爆弾と核融合
ウラン濃縮や臨界について。
第8回[対面/face to face]:光と電子のエネルギー
電磁波の性質と光量子仮説について。
第9回[対面/face to face]:化学結合のエネルギー
化学結合が形成されるしくみと、物質の持つエネルギーについて。
第10回[対面/face to face]:有機化合物
炭素原子を含む化学物質の構造。
第11回[対面/face to face]:エネルギー物質
燃焼によって発生するエネルギーと、爆薬の化学構造、爆発事故について。
第12回[対面/face to face]:燃料電池
水素分子と酸素分子から得られるエネルギーについて。
第13回[対面/face to face]:元素の循環
物質変化に伴うエネルギーの吸収と放出について。
第14回[対面/face to face]:まとめ
これまでの内容の復習。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
講義の内容に関連すると考えられる現象や用語について、各自が興味を持って書籍やWeb検索などで調査してみて下さい。本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
使用しません。授業毎に資料を配布します。
参考書References
使用しません。
成績評価の方法と基準Grading criteria
学習支援システムに毎回5問程度の正誤問題を出題します。この成績を平常点とします(配分40%)。期末試験の結果(配分60%)と平常点をあわせて成績評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
化学の学習に不安を持つ学生のために、高校の学習範囲を予備知識として必要としない内容を心掛けています。また、高校で理系科目を多く履修した人も気づきが得られるように、なるべく身の回りの現象を題材にしています。今年度は、学生自身の手を動かす機会を増やすように考えています。