政策創造研究科Graduate School of Regional Policy Design
MAN590R1(経営学 / Management 500)企業経営特殊講義(経営戦略論)Advanced Business Management
井上 善海Zenkai INOUE
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 政策創造研究科Graduate School of Regional Policy Design |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | XW376 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期前半/Spring(1st half) |
曜日・時限Day/Period | 金6/Fri.6,金7/Fri.7 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
選択・必修Optional/Compulsory | 選択必修 |
カテゴリーCategory | (博士後期課程)専門領域科目 |
所属群1Affiliation group 1 | |
経済・社会・雇用創造群Economic/Social/Employment/ Creation Group | |
所属群2Affiliation group 2 | |
文化・都市・観光創造群Culture/City/Tourism/ Creation Group | |
所属群3Affiliation group 3 | |
地域産業・企業創造群Regional Industry and Business Creation Group |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
This lecture aims to systematically present past issues and research results on management strategy and to examine its theoretical framework. For this reason, we will focus on business strategy among management strategies, and pursue a lecture that combines the basic theory of strategy and case study according to the process of formulation, execution and evaluation. By doing this, you understand how the modern new strategy theory has been extracted and formed from traditional theory.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本講義は、経営戦略に関するこれまでの論点と研究成果を体系的に提示するとともに、その理論的枠組みを考察していくことをねらいとしています。このため、経営戦略の中でも事業戦略に焦点を当て、その策定・実行・評価のプロセスに従い、戦略の基礎理論とケーススタディを組み合わせ講義を進めます。これにより、伝統的理論からどのようにして現代の新しい戦略論が抽出・形成されてきたのかを理解していただきます。
到達目標Goal
①経営戦略論の史的変遷を説明できる。
②経営戦略の策定・実行・評価のプロセスを説明できる。
③経営戦略の理論を実践(ケーススタディ)で検証できる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
政策創造研究科博士後期課程のディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
講義はテキストをもとに進め、補足資料についてはパワーポイントで示します。また、講義の内容をもとにしたディスカッションも行います。理解度を把握するため、定期的に講義の中でミニレポートを課します。講義内容に関する質問は、講義中以外にも、オフィスアワーやメール等で受け付けます。質問への回答は受講者全員で共有するため講義に反映させます。
授業回によって完全対面と完全オンラインの日があります。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1回(1・2)[対面/face to face]:経営戦略とは
ミッション
企業経営における経営戦略の役割と企業活動レベルごとの戦略の広がりと深さについて。
ミッションの明確化が戦略策定の最初の段階に位置付けられ、最も重要な戦略要素となることについて。
2回(3・4)[対面/face to face]:ドメイン
環境・資源分析
ドメインにコア・コンピタンスの考え方が深くかかわっていることについて。
経営環境と経営資源をマトリックスで分析することについて。
3回(5・6)[対面/face to face]:成長ベクトル
多角化
製品と市場の組み合わせにより、企業の成長戦略を4つに分類できることについて。
成長戦略のなかでもリスクの高い多角化について。
4回(7・8)[オンライン/online]:製品ポートフォリオ・マネジメント
成長戦略の展開
2次元マトリックスによる複数の事業や製品に対する資源配分決定について。
グローバル戦略、戦略提携について。
5回(9・10)[対面/face to face]:業界の構造分析
競争の基本戦略
5つの競争要因分析について。
競争の基本戦略の役割と競争地位ごとに採用する戦略の違いについて。
6回(11・12)[オンライン/online]:バリューチェーン
競争戦略の展開
バリューチェーンの構成とコーペティション戦略について。
タイムベース戦略、ディファクトスタンダード戦略、ブルーオーシャン戦略について。
7回(13・14)[オンライン/online]:経営戦略の実行と評価
戦略は計画的に策定され、創発的に形成されなければならないことについて。
戦略評価について。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
準備学習ではシラバスをもとにテキストや参考図書等を用い事前学習をしておいてください。復習では目安となる水準を講義中に示します。本授業の準備学習・復習時間は各 2 時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
井上・大杉・森(2022)『経営戦略入門』中央経済社(2,200円)
参考書References
井上善海・佐久間信夫編(2008)『よくわかる経営戦略論』ミネルヴァ書房(2,500円)
その他、各回の講義テーマごとに適宜指示します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
本講義の3つの到達目標に対する達成度を評価基準に、講義内での発言・貢献度(40%)、講義内で課す課題レポート(60%)により成績評価を行います。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
該当なし