政策創造研究科Graduate School of Regional Policy Design
MAN520R1（経営学 / Management 500）事業承継論Theory of business succession
黒澤 佳子Yoshiko KUROSAWA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 政策創造研究科Graduate School of Regional Policy Design |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | XW131 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期前半/Fall(1st half) |
| 曜日・時限Day/Period | 水6/Wed.6,水7/Wed.7 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
| 選択・必修Optional/Compulsory | 選択 |
| カテゴリーCategory |
（修士課程）プログラム科目 地域産業・企業創造群 |
| 所属群１Affiliation group 1 | |
| 経済・社会・雇用創造群Economic/Social/Employment/ Creation Group | |
| 所属群２Affiliation group 2 | |
| 文化・都市・観光創造群Culture/City/Tourism/ Creation Group | |
| 所属群３Affiliation group 3 | 地域産業・企業 |
| 地域産業・企業創造群Regional Industry and Business Creation Group |
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Outline (in English)
This lecture aims to examine business succession, an urgent issue for the Japanese economy, by business management issue. First, based on the characteristics of Japan's corporate environment, which is said to have the largest number of long-established companies, we will clarify the challenges of business succession by comparing data for each type of business succession. We will examine the differences in challenges between large and small companies in business succession, as well as the differences between family and third-party successions.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
本講義では、日本経済の喫緊の課題である事業承継について、その課題に対し経営学的アプローチにて考察することをねらいとします。まず老舗企業が最も多いとされる日本の企業環境の特性を踏まえて、事業承継の類型別にデータ比較を行いながら、事業承継の課題を明らかにします。事業承継における大企業と中小企業の課題の違い、親族内承継と第三者承継の課題の違いについて考察していきます。
到達目標Goal
①事業承継をするにあたり経営に影響する基本的な要素を説明できる。
②事業承継について、大企業と中小企業の違い、同族企業と非同族企業の違いが説明できる。
③事業承継後の時代の変化に対応するマネジメントについて説明できるようになる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
政策創造研究科修士課程のディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
講義はテキストをもとに進め、補足資料についてはパワーポイントで示します。また、講義の内容をもとにしたディスカッションも行います。理解度を把握するため、定期的に講義の中でミニレポートを課します。講義内容に関する質問は、講義中以外にもメール等で受け付けます。質問への回答は受講者全員で共有するため講義に反映させます。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1回（1・2）[対面/face to face]：イントロダクションと事例紹介
講義の目的、到達目標、成績評価の方法等の説明および事例をもとに事業承継とはどういうものか理解する。
2回（3・4）[対面/face to face]：事業承継の現状
なぜ日本において事業承継が問題になるのか、超高齢化社会と人口減少による産業の衰退化を防ぐために何ができるのか、経営者の高齢化と後継者不足以外の問題についても事業承継への影響を学ぶ。
3回（5・6）[対面/face to face]：事業承継をする上での問題の所在
事業承継＝経営者の交代と捉えると、大企業と中小企業では事業承継が与える影響が異なってくる。経営資源や経営特性の違いから、企業存続や事業成長、永続性、革新性といった問題の捉え方を考察する。
4回（7・8）[対面/face to face]：海外の事業承継と日本の事業承継の違い
ファミリービジネスについて海外と日本では経営特性の違いがあるのか、事業承継への影響について考察する。
5回（9・10）[対面/face to face]：データが示す事業承継上の課題
事業承継をした企業と起業・創業した企業とでは、どんな違いがあるのか、データを用いて比較分析し、考察を行う。
6回（11・12）[対面/face to face]：事例分析（1）
親から子へ事業承継した企業と、第三者に事業承継した企業とで、事業承継時の課題や事業承継後の経営に違いはあるのかを考察する。
7回（13・14）[対面/face to face]：事例分析（2）
第二創業や事業承継後に新事業を立ち上げる事例をもとに、事業承継と革新性、アントレプレナーシップが事業承継に与える影響を考察する。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
準備学習ではシラバスをもとにテキストや参考図書等を用い事前学習をしておいてください。復習では目安となる水準を講義中に示します。本授業の準備学習・復習時間は各 2 時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
黒澤佳子（2024）『事業承継の成長戦略』中央経済社
参考書References
井上善海・田中克昌・黒澤佳子（2024）『事業創造入門』中央経済社
井上善海・遠藤真紀・山本公平（2022）『企業経営入門』中央経済社
成績評価の方法と基準Grading criteria
本講義の３つの到達目標に対する達成度を評価基準に、講義内での発言・貢献度（50％）、講義内で課す課題レポート（50％）により成績評価を行います。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
該当なし