政策創造研究科Graduate School of Regional Policy Design
ARSl520R1(地域研究(援助・地域協力) / Area studies(Regional cooperation ) 500)イベント・フェスティバル論Theory of Festival and events
山中 聡Satoshi YAMANAKA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 政策創造研究科Graduate School of Regional Policy Design |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | XW124 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期後半/Fall(2nd half) |
曜日・時限Day/Period | 水6/Wed.6,水7/Wed.7 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
選択・必修Optional/Compulsory | 選択 |
カテゴリーCategory |
(修士課程)プログラム科目 文化・都市・観光創造群 |
所属群1Affiliation group 1 | |
経済・社会・雇用創造群Economic/Social/Employment/ Creation Group | |
所属群2Affiliation group 2 | 文化・都市・観光 |
文化・都市・観光創造群Culture/City/Tourism/ Creation Group | |
所属群3Affiliation group 3 | |
地域産業・企業創造群Regional Industry and Business Creation Group |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Students will learn about events and festivals that use pop culture content such as music and movies over time, and plan and manage unique events and festivals with the theme of SDGs, such as the declining birthrate and aging population, and regional revitalization, using them.
Considering the current status and future of new markets and media, such as on-demand and subscription businesses, which have developed rapidly due to the pandemic, we will consider promotions and event-related revenue businesses for the purpose of attracting customers, and try to make concrete proposals with a view to involvement with governments and companies. In addition, with a view to the future of inbound business, which has returned after the pandemic has subsided, we will plan urban development using Japan cultural content for overseas tourists and sustainable events to attract customers.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
音楽や映画などポップ・カルチャー・コンテンツを使ったイベント・フェスティバルを時間軸を追って学び、それらを使った企画で少子高齢化、地域活性化などSDGsをテーマとした独自性のあるイベント・フェスティバルをプランニングしマネージメントを学ぶ。
パンデミックで一気に発展したオンデマンドやサブスクリプション・ビジネスなど新たなマーケットとメディアの現状と今後を考え、集客目的のプロモーションやイベント関連の収益事業を考え、行政や企業との関わりなども視野に入れて具体的な提案を試みる。また、パンデミック収束後から戻ってきたインバウンド・ビジネスの今後も視野に入れ、海外観光客向けの日本の文化コンテンツを使った街作りや持続可能な集客イベントをプランニングする。
到達目標Goal
授業の到達目標は自らイベント、フェスティバルを企画、運営するためのマネージメントにおける基礎知識を習得する事です。また、事例を持って日本や世界のポップ・カルチャー史を学ぶことから世代を超えたグローバルなポップ・カルチャー・マーケットを把握し、彼らを集客するイベント・フェスティバル創りへつなげます。
創造的な企画力と実行へのマネージメントを学ぶことでスキルアップをはかります。
パンデミックで加速したオンデマンド、サブスクリプションが世界を凌駕したエンタメ界を認識し、今後の世界と日本のマーケットを分析することでマーケティングに生かす。進化するSNSなど新たなコミニケーション・ツールを含めたメディア・プロモーションを知り、有効なメディア・ミックスを模索する。リアルとバーチャル、新たな時代のイベント・フェスティバル企画を作るノウハウを習得する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
政策創造研究科修士課程のディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
毎回の授業毎にテキストを用意し、授業内で共有しながら進行します。個々の質問や全員での意見交換も大切にします。各授業内に簡易な課題も設問し、最終的には課題レポートを課し評価します。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1回(1・2)[対面/face to face]:音楽、その時代背景と
昨今ロックフェスや映画祭など多様化した様々な文化系イベントを学ぶ。
ウッドストックからフジロックなど時代とともに進化していく、自然共存型や都市型の様々なフェスや文化コンテンツによるイベントを検証する。
2回(3・4)[対面/face to face]:マーケティングとプロモーション。
メディアの現在、過去、未来を俯瞰しつつ、イベント・フェスティバルでの有効なメディアの使い方を考察する。
3回(5・6)[対面/face to face]:イベントにおけるマネージメントを俯瞰する。
イベント目的に応じた企画、制作と著作権やマーチャンダイジングなど具体的な現場でのマネージメントを学ぶ。
4回(7・8)[対面/face to face]:少子高齢化や過疎化などSDGsを念頭にこれからのイベントを考える。
少子化と高齢化、過疎化の進む日本での今後のイベントのあり方とテーマ。海外観光客によるインバウンドによる地域創生、活性化させる具体論を検証し考える。
5回(9・10)[対面/face to face]:音楽、映画、文学、ファッションなどポップ・カルチャーをテーマにしたイベント考察。
1970年代、1980年代など世代共有による横軸と音楽や映画などポップ・カルチャーの共有による縦軸をテーマにイベントを創る。
6回(11・12)[対面/face to face]:パブリックな意図を持った行政との連携による公園や街中でのイベント、フェスティバル考察。
地球温暖化への更なる啓蒙や防災などを視野に入れ、地域創生を目指す都市型野外イベント・フェスティバルを企画する。
7回(13・14)[対面/face to face]:イベント、フェスティバル論総括。各々レポート課題のテーマを考える。
様々の目的を明確にした、イベント、フェスティバルを自らプロデュース。講義で得たノウハウを具体化し、プランニングする。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
各授業に用意するテキストを復習しながら、課題があった場合は提出を指示します。
テキスト(教科書)Textbooks
毎回のテキストは授業内で配布します。
参考書References
特にありません。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点と各授業内での質疑応答内容など:60%
授業終了時に課すレポートの内容:40%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし。
その他の重要事項Others
レコード会社、マネージメント会社でのアーティスト・マネージメント、コンサートやイベント制作、CM音楽制作などの音楽業界での経験と文化庁、環境庁、観光庁など行政との具体的なイベント企画制作を例にしつつ、ポップカルチャー・コンテンツを使った新たな発想を育む講義を目指します。