市ヶ谷リベラルアーツセンター（ILAC）ILAC Course
CHM100LA（その他の化学 / Chemistry 100）入門化学ＡIntroduction to Chemistry A
田中 雅人Masato TANAKA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター（ILAC）ILAC Course |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | Q3111 |
| 旧授業コードPrevious Class code | P3081 |
| 旧科目名Previous Class title | 物質と環境Ⅰ |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 木3/Thu.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 市Y‐Y402 |
| 配当年次Grade | 法文営国環キ1～4年 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 選択・必修Optional/Compulsory | |
| カテゴリー（2017年度以降）Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 100番台 基盤科目 3群（自然分野） |
| カテゴリー（2016年度以前）Category (2017) |
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Outline (in English)
Global interest in efforts to achieve a sustainable society has grown in recent years. Our daily lives and society are closely related to chemistry and therefore it is important to think from a chemical perspective in order to understand social issues. The goal of this lecture is to provide a chemical perspective to understand the materials and phenomena in our daily lives and social issues (environmental problems, energy problems) based on learning the basics of chemistry.
Students will be expected to have completed the required assignments after each class. Students are also encouraged advanced reading or Web search based on their own interest after a class. Your study time will be more than four hours for a class．
Your overall grade in the class will be decided based on the following
Term-end examination: 70%, required assignments: 30%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
世界的に持続可能な社会を実現する取り組みに関心が高まっています。私たちの日常生活や社会は、化学と密接に関わっており、そのため社会問題を理解するために化学の視点で考えることは重要です。この授業では、化学の基礎を学び、身の回りの物質、身近で起きている現象や社会問題(環境問題、エネルギー問題) などを、化学的な視点で理解することを目的とします。
到達目標Goal
本授業では、基本的な化学の知識を学習し、化学の視点を身につけます。その上で、主に持続可能な社会実現のための課題である環境問題、エネルギー問題についてとりあげます。これらの社会問題を化学的な視点で理解し、自分のことばで説明できることを到達目標とします。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科：DP3・DP4、法学部・政治学科：DP1、法学部・国際政治学科：DP1、文学部：DP1、経営学部：DP3、国際文化学部：DP2、人間環境学部：DP2、キャリアデザイン学部：DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
本授業は、資料をプロジェクターで投影し、板書を交えて講義形式で行います。また、高校等で化学を履修していなくても理解できるよう配慮します。理解度の確認のための課題を出題します。課題内容については、次回の講義で解説するなどフィードバックを行います。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：ガイダンス
講義の概要と受講方法について説明する
第2回[対面/face to face]：原子・分子の構造
物質の基本となる原子・分子について理解する
第3回[対面/face to face]：元素と周期表
原子の電子構造と化学的性質の関係と、それをまとめた周期表について理解する
第4回[対面/face to face]：化学結合
分子を形成する化学結合について理解する
第5回[対面/face to face]：酸・塩基
酸・塩基の定義や酸の強さの尺度であるpHについて理解する
第6回[対面/face to face]：酸化・還元
電子をやりとりする酸化・還元について理解する
第7回[対面/face to face]：化学熱力学
化学反応によって生じるエネルギーや反応の進みやすさを決める熱力学について理解する
第8回[対面/face to face]：地球温暖化
地球温暖化に関わる分子やそのメカニズムを理解する
第9回[対面/face to face]：環境汚染1
酸性雨などの大気汚染のメカニズムを理解する
第10回[対面/face to face]：環境汚染2
有害元素などによる土壌・水質汚染のメカニズムを理解する
第11回[対面/face to face]：化石燃料
石油など化石燃料の成り立ちやその利用について理解する
第12回[対面/face to face]：電池
電池の基本と燃料電池などの成り立ちやその利用について理解する
第13回[対面/face to face]：放射線と原子力
放射線・放射能の基本と原子力の成り立ちやその利用について理解する
第14回[対面/face to face]：まとめ
本授業の内容を振り返る
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とします。
身近なテーマを扱うので興味を持った事柄についてWebや書籍等で調べてみてください。各回終了後は、課題を行ってください。
テキスト（教科書）Textbooks
・D.P. Heller, C.H. Snyder 著 渡辺 正 訳「教養の化学 －暮らしのサイエンス－」東京化学同人
参考書References
・下井 守、村田 滋 著「大学生のための基礎シリーズ3 化学入門 第2版」東京化学同人
・Kimberley Waldron 著 竹内 敬人 訳「教養としての化学入門（第２版） 未来の環境・食・エネルギーを考えるために」化学同人
その他に授業内で紹介することがあります。
成績評価の方法と基準Grading criteria
学習支援システムに、毎回授業の理解度を確認する簡単な課題を出題します。
成績は、授業で出題する課題(30%)と期末試験（70%）により評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度授業担当者変更によりフィードバックできません
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
学習支援システムに接続するためのPCやタブレットなどの端末機器が必要です。
その他の重要事項Others
秋学期に開講される「入門化学B」を合わせて受講することをお勧めします。