市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
BIO200LA(その他の総合生物・生物学 / Biology 200)教養生物学LCGeneral Biology LC
町田 郁子Ikuko MACHIDA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | Q3243 |
旧授業コードPrevious Class code | P3071 |
旧科目名Previous Class title | 生命科学Ⅱ |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水5/Wed.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 市外濠‐S305 |
配当年次Grade | 法文営国環キ1~4年 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 200番台 リベラルアーツ科目 3群(自然分野) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
(Course outline)
This course introduces the basis of biological science, focusing on the principle of life. The aim of this course is to help students acquire an understanding of the mechanism of life phenomenon. Lectures will also discuss current technologies related to cells and genes.
(Learning Objectives)
The goals of this course are to acquire the knowledge necessary to understand life phenomena, to have your own ideas about the significance of life, and to improve your ability to communicate what you have learned and your own ideas to others.
(Learning activities outside of classroom)
Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content.
(Grading Criteria /Policy)
The final grade will be determined as follows: Short tests to be submitted in class (50%) and term-end exam (50%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この授業は、『命とはなにか?』という問いをテーマに掲げて、生物学の立場から生物に共通する生命機能に対する理解を深め、命について考えることを目的として展開します。地球上に存在する多種多様な生物は、すべて細胞から構成されており、生物の遺伝形質は細胞内に収納されている遺伝子によって決定されています。この、細胞・遺伝子について学ぶことによって、「生命はなにからできているのか?」、「命はどのようにしてこの世に誕生するのか?」、「なぜ病気になるのか?」などの問いに対する答えを見つけていきます。また、この非常に複雑で精巧な生命のしくみに手を加える技術が近年急速に発展していますが、再生医療等の分野へどのように応用されているのか、またどのような倫理的課題をもたらしているのかについても考えます。
到達目標Goal
生命現象を理解する上で必要とされる知識を会得し、命のしくみについて理解を深めるとともに、命というものの存在意義について自分なりの考えを持てるようになることを目標とします。
また、頭の中で理解した事柄や自身の考えを、自分の言葉として発信して人に伝える力を高めることを目標とします。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP3、国際文化学部:DP2、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業形態は、対面です。ただし、初回を含めて一部オンライン授業となります。
授業は、パワーポイント資料やビデオ映像等を用いた講義形式で行います。
授業は、生物学初学者でも理解できるように展開します。
課題等の提出・フィードバックは、授業時間内もしくは「学習支援システム」にて行う予定です。
授業に関する種々の連絡事項は「学習支援システム」の『お知らせ』に掲示しますので、随時ご確認ください。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:ガイダンス
授業の進め方についてのガイダンスおよび授業のテーマに関する導入。
第2回[オンライン/online]:命ある生物とは?
命ある生物とはどんな特徴をもつのか、そしてその生物を対象とする生物学とはどんな学問なのかについて概説します。
第3回[対面/face to face]:命の材料とは?
生物体はどんな物質からできているのか、そして生命の最小単位である細胞とはなにかについて概説します。
第4回[対面/face to face]:命の設計図とは?
生命活動を営むための情報をもつDNAとはどのような働きをしているのかについて、その構造および複製のしくみ、また遺伝情報に基づいてタンパク質が作られるしくみを概説します。
第5回[対面/face to face]:命をつくる細胞の一生とは?
細胞の分裂や分化のしくみ、また細胞死やがん化について概説します。
第6回[オンライン/online]:命の誕生とは?
命はどのようにして誕生するのかについて、ひとつの受精卵から個体が形成されるまでの過程を、細胞の分裂・分化に着目しながら概説します。
第7回[対面/face to face]:命の要、タンパク質とは?
生体内において様々な役割を担うタンパク質の構造や機能について概説します。
第8回[対面/face to face]:命を支える細胞膜の機能とは?
生命活動に欠かせない細胞の機能について、細胞膜に発現している種々のタンパク質の働きに着目して概説します。
第9回[対面/face to face]:命を守るしくみとは?
体内に侵入した異物に対する防御のシステムについて概説します。
第10回[対面/face to face]:命のしくみを利用した新しい医療とは?
細胞・遺伝子を扱う技術を用いた新たな治療法である再生医療について概説します。
第11回[オンライン/online]:命に手を加えるとは?
生命科学分野の技術発展がもたらす倫理的課題について、歴史的背景とともに、実験動物の扱いや、遺伝子・幹細胞に関する技術などを例にあげながら概説します。
第12回[オンライン/online]:命を操作する技術とは?
細胞・遺伝子を利用した研究の実情について概説します。
第13回[オンライン/online]:命とはなにか?
授業で扱った各回の内容を振り返り、個々の事柄の結びつきを考えながら整理し直すことによって、本授業のテーマに対する考察を深めます。
第14回[オンライン/online]:授業のまとめ・試験
最終回に授業のまとめをして、試験を実施します。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
授業は、基礎的な事項からスタートして土台を作り上げてゆくことにより、徐々に複雑な内容の理解が可能となるように構成されています。そのため、毎回の授業内容をしっかり復習して、不明点をなくした状態で翌週の授業に臨むようにしてください。また、新聞等で日々とりあげられる生物学に関する事柄をチェックすることにより、授業で学ぶ内容をより深く理解するように心がけてください。
テキスト(教科書)Textbooks
テキストは使用しません。
参考書References
必要に応じてお知らせします。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業時に実施する小テスト2回(50%)および期末試験(50%)。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
生物学に関する事柄を、できるだけ身近に感じられるように、理解しやすく整理して教えるように努めます。