市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
PHY100LA(物理学 / Physics 100)入門物理学AIntroduction to Physics A
身近な物理学
石川 壮一Souichi ISHIKAWA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | Q3055 |
旧授業コードPrevious Class code | P3025 |
旧科目名Previous Class title | 原子から宇宙までⅠ |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 火3/Tue.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 市外濠‐S407 |
配当年次Grade | 法文営国環キ1~4年 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 100番台 基盤科目 3群(自然分野) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
This course introduces basics of Newtonian mechanics, which are very fundamental filed of physics.
At the end of the course, students are expected to understand how motions around themselves, in the universe, etc. are explained from the fundamental laws.
Before and after each class meeting, students will be expected to spend totally four hours to understand the course content.
Your overall grade in the class will be decided based on the following: Term-end examination (70%) and in class contribution including short reports (30%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
・本講義では、高校で物理を履修していなくても理解できるようにわかりやすく、我々の身の回りの力や運動に関係する現象と、それらを支配している法則(ニュートンの法則)について、歴史的側面を概観しながら解説する。
・学生は、身の回りの運動や、宇宙でのロケットや星の運動が、ニュートンの法則から説明できる事を学ぶ。
到達目標Goal
・自然現象や我々の生活を支えている科学技術を理解するための基礎知識を身につける。
・我々の身の回りで起こっている力や運動に関係した現象を支配している法則(ニュートンの法則)について理解し、その簡単な応用ができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP3、国際文化学部:DP2、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
・学習支援システムで配布する資料を用いて講義を行う。
・適時、理解度を確認するための課題を出題する。
・課題等の提出・フィードバックは学習支援システムを通じて行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:序章(1)
自然科学全般の研究対象と、本講義で学ぶ対象との関係について学ぶ。
2[対面/face to face]:序章(2)
ミクロな世界(原子)からマクロな世界(宇宙)まで、自然界の階層性について理解する。
3[対面/face to face]:天界の法則と地上の法則(1)
天体のみかけの運動を天動説、地動説それぞれの立場で説明し、その長所・短所を理解する。
4[対面/face to face]:天界の法則と地上の法則(2)
地球から見た太陽と惑星の位置関係を利用して、惑星運動の法則が得られることを理解する。
5[対面/face to face]:天界の法則と地上の法則(3)
落体の運動にみられる法則性を理解する。
6[対面/face to face]:運動法則(1)
力学の基本法則(原理)としてのニュートンの法則の内容を理解する。
7[対面/face to face]:運動法則(2)
万有引力の法則について理解する。
8[対面/face to face]:運動法則(3)
運動量やエネルギーの意味とそれらが保存されていることを理解する。
9[対面/face to face]:色々な運動(1)
等速度運動、等加速度運動など、運動の基本的な記述の仕方を学ぶ。
10[対面/face to face]:色々な運動(2)
空気抵抗がある場合などのより現実的な落下運動について考える。
11[対面/face to face]:色々な運動(3)
バネの運動や、スポーツにおける色々な運動について考える。
12[対面/face to face]:色々な運動(4)
乗り物に乗っているときや自転している地球上での運動について考える。
13[対面/face to face]:色々な運動(5)
宇宙における天体の運動や地球外の天体に向かうための力学的条件について考える。
14[対面/face to face]:まとめ
物体運動の予言性(決定論・非決定論)について考える。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・配付資料、演習問題、参考文献を用いて講義内容の復習を行うこと。
・新聞等の科学ニュースに気を配り、講義で学んだこととの関連性について考えてみること。
・本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
テキストは特に設けないが、学習支援システムを用いて資料を配布する。
参考書References
・「グラフィック講義 物理学の基礎」 和田純夫著 (サイエンス社、2013)
・シップマン・自然科学入門「新物理学」(増補改訂版) J. T. Shipman著、勝守寛監訳(学術図書出版社、2002)
・「物理学入門」 大西直毅著(東京大学出版会、1996)
・「世界のたね-真理を追いもとめる科学の物語」 アイリック・ニュート著、猪苗代英徳訳(日本放送出版協会、1999)
(その他、必要に応じて授業中に紹介する。)
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点(小テストを含む)と期末試験の点数を総合して評価する。配分は、平常点を30%、期末試験の結果を70%とする。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業時間外学習をほとんど行っていない人が多いようなので、予習・復習のための参考資料や課題をもう少し充実させたい。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
資料配布のために学習支援システムを利用する。