市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
CUA200LA(文化人類学・民俗学 / Cultural anthropology 200)文化人類学LCultural Anthropology L
長沢 利明Toshiaki NAGASAWA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | Q2388 |
旧授業コードPrevious Class code | P2178 |
旧科目名Previous Class title | 文化人類学Ⅱ |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 月5/Mon.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 市外濠‐S405 |
配当年次Grade | 法文営国環キ1~4年 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 200番台 リベラルアーツ科目 2群(社会分野) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
Course outline:about general theory of cultural anthropology, basic problems on cross cultural and environmental facts.
Learning objectives:We will consider the "relationship between humans and culture" as the most fundamental research question of cultural anthropology, presenting a variety of specific themes.
Learning activities outoside of classroom:The standard preparation and review time for this class is 2 hours each.
Grading criteria/policies:You overall grade in the claas will be decided based on the following. Term-end examination:100%.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
文化人類学の基礎について学ぶ。人間と文化との関係の構造的な理解をめざし、さまざまなテーマからそれを見ていく。
到達目標Goal
文化人類学のもっとも基本的な研究課題としての「人間と文化との関係」を、さまざまな具体的テーマを提示しながら、考えていく。特に、文化の変容面・動態的側面に注目しつつ、生態環境・生活空間・儀礼構造・民間信仰・民族問題などの諸側面から、この問題を検討していってみることとする。この作業を通じて、文化人類学的な物の考え方や研究方法、分析視角などを学んでいくことにし、極力わかりやすい形で、それを講義していってみたい。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP3、国際文化学部:DP3、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
毎回ひとつずつ基本テーマを取り上げ、それに関する詳細情報やデータ類を提示しつつ、解説と検討をおこなう。
課題等の提出・フィードバックは「学習支援システム」を通じて行う予定です。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
①[対面/face to face]:プロローグ
受講にあたっての注意事項、授業の全体計画などについて解説。
②[対面/face to face]:焼畑と植生Ⅰ
日本の焼畑農業の実態を長野県秋山郷を例に解説する。
③[対面/face to face]:焼畑と植生Ⅱ
日本の焼畑農業の実態を山梨県奈良田を例に解説する。
④[対面/face to face]:住居と生活空間
住居と居住空間の多様性、その文化的拝啓などについて学ぶ。
⑤[対面/face to face]:年中行事の構造
日本の年中行事の特色を、その構造分析の側面から開設する。
⑥[対面/face to face]:民間信仰と文化変容
宗教人類学および日本の民間信仰の特性について学ぶ。
⑦[対面/face to face]:台湾の社会と民族問題
台湾における多民族社会の実情と問題点について学ぶ。
⑧[対面/face to face]:アミ族の社会変化
母系制社会の変容の実態をアミ族を例に解説する。
⑨[対面/face to face]:ブヌン族の社会変化
父系制社会の変容の実態をブヌン則を例に解説する。
⑩[対面/face to face]:東京のムスリム
日本におけるイスラム教徒の実情を、タタール人社会を例に解説する。
⑪[対面/face to face]:沖縄文化の特色
沖縄の固有文化の特色とその国際性について学ぶ。
⑫[対面/face to face]:冬季フィールドワーク解説
冬休みのフィールドワークとレポート作成について解説。
⑬[対面/face to face]:文化人類学の将来
全体の補足解説として、これからの文化人類学研究の課題・方向性を述べる。
⑭[対面/face to face]:秋学期授業のまとめ
秋学期授業の全体的な総括をおこなう。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
自宅での復習をおこない、配布されたプリント資料などを通読し、整理しておくこと。教員への質問事項なども用意しておくことがのぞましい。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は特に使用せず、そのかわりに毎回、教室でプリント資料を配布する。それが、いわばテキストがわりとなる。
参考書References
必要な文献資料や読んでおくべき参考書類は、授業時間内に適宜紹介していく。
成績評価の方法と基準Grading criteria
学期末授業時間内試験によって成績評価をおこなう(100%)。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業改善アンケート結果を尊重し、極力受講者からの要望を取り入れ、つねに授業内容の改善につとめていく。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし。
その他の重要事項Others
特になし。