市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
CUA200LA(文化人類学・民俗学 / Cultural anthropology 200)文化人類学LCultural Anthropology L
北原 卓也Takuya KITAHARA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | Q2386 |
旧授業コードPrevious Class code | P2176 |
旧科目名Previous Class title | 文化人類学Ⅱ |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木3/Thu.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 市Y‐Y705 |
配当年次Grade | 法文営国環キ1~4年 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 200番台 リベラルアーツ科目 2群(社会分野) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
This course introduce the concept of Cultural Anthropology and its research method as tools to understand different cultures.
The goal of this course are:
(1) to understand the topics of Cultural Anthropology
(2) to compare cultures and explain differences between your culture and other culture
(3) to gain the new point of view
Before/after each class meeting, students will be expected to spend three hours to understand the course content.
Final grade will be calculated according to the following process Mid-term exam (30%), term-end examination or report (40%), and in-class contribution through comment sheets you should submit after each class(30%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本講義は、文化人類学で扱われる現在の我々の生活に密接な医療、スポーツ、観光といったトピックについて考える。また、オセアニアという地域に焦点をあて、地域から文化的な事象をみていく。
普段、何気なく接している事柄を新たな視点から捉えられるようになることを目指す。
到達目標Goal
本講義の到達目標は下記の通り。
(1)文化人類学で扱われるトピックについて理解する。
(2)他者の文化との比較から自身の「あたりまえ」を認識し言語化する。
(3)自身の「あたりまえ」にとらわれない新たな視点を獲得する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP3、国際文化学部:DP3、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
この授業は、以下の授業計画に基づき対面とオンライン組み合わせて行います。
配布するレジュメに沿って講義を行い、扱うトピックによってディスカッションを行うことがあります。
また、映像を視聴することで理解を深める場合もあリます。
毎回授業後にはコメントシートの提出していただきます。
提出されたコメントシートは次回授業の冒頭でいくつか紹介します。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]:イントロダクション:講義の目的と概要
授業の進め方や目的について確認した後、担当教員の研究フィールドの紹介や文化人類学という学問分野について説明する
2[対面/face to face]:医療
医療を文化の視点から捉えられるようになる
3[対面/face to face]:スポーツ
スポーツを文化の視点から捉えられるようになる
4[対面/face to face]:観光
文化現象としての観光を理解する
5[対面/face to face]:贈与
贈与という行為について身近な事例と世界の事例を比較しながら理解する
6[対面/face to face]:開発
開発と文化をめぐる諸問題について考察する視点を得る
7[対面/face to face]:中間のまとめ
これまでの講義の理解度を確認するため課題に取り組む
8[対面/face to face]:オセアニアの人類学1: オセアニアとはどこか
オセアニアの地理と歴史について概観し、各地域の文化の背景を理解する
9[対面/face to face]:オセアニアの人類学2:タトゥー を入れる人々
身体変工についてポリネシア地域で見られるタトゥー文化の事例から理解する
10[対面/face to face]:オセアニアの人類学3:移動する人々
オセアニアからの移民について理解する
11[対面/face to face]:オセアニアの人類学4:ニュージーランドと映画
ニュージーランドの映画の事例から、文化の表象について理解する
12[対面/face to face]:オセアニアの人類学5:トンガ王国の祝祭
祝祭についてトンガ王国の戴冠式の事例から理解する
13[対面/face to face]:オセアニアの人類学6:現地の声を聞く
これまでの授業を踏まえてオセアニア出身のゲストスピーカーから話を聞く
14[オンライン/online]:まとめと確認(試験)
今期のまとめとして教場試験を行います
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業の準備として、指定する文献や配布するプリントまたは映像作品に目を通しておくこと。授業後は配布するレジュメを復習し、内容をきちんと理解しておくこと。1回の授業につき、準備・復習は各3時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は使用しません。必要に応じてレジュメや資料を配布します。
参考書References
『よくわかる文化人類学』、綾部恒雄・桑山敬己(編)、ミネルヴァ書房、2010年。
『オセアニア史』山本真鳥(編)、山川出版会、 2000年。
『オセアニアの人類学-海外移住・民主化・伝統の政治』須藤健一、風響社、2008年。
『太平洋諸島の歴史を知るための60章-日本とのかかわり』石森大地・丹羽典生(編)、明石書店、2019年。
成績評価の方法と基準Grading criteria
中間のまとめ:30%、期末試験(またはレポート):40%、平常点(コメントシート):30%
2/3以上の出席で評価対象となります。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
他の履修生のコメントシートが気になるという声があったので、復習を兼ねて毎回授業の冒頭に前回のコメントシートの内容を振り返る時間を設ける。