市ヶ谷リベラルアーツセンター（ILAC）ILAC Course
CUA100LA（文化人類学・民俗学 / Cultural anthropology 100）文化人類学Cultural Anthropology
菊池 真理Mari KIKUCHI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター（ILAC）ILAC Course |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | Q2203 |
| 旧授業コードPrevious Class code | P2183 |
| 旧科目名Previous Class title | 文化人類学Ⅰ |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 市Y‐Y404 |
| 配当年次Grade | 法文営国環キ1～4年 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 選択・必修Optional/Compulsory | |
| カテゴリー（2017年度以降）Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 100番台 基盤科目 2群（社会分野） |
| カテゴリー（2016年度以前）Category (2017) |
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Outline (in English)
The aim of this course is to help students understand basic concepts, ideas and theories of Cultural Anthropology. The goals of this course are to learn the history of philosophical thought in anthropology, and the methodology of understanding others. Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content. Final report: 60% (in case of no submission would be E grade)、in class contribution:40%.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
文化人類学とは、さまざまな文化や社会に生きる人々について多様な側面から理解する学問である。その基本的な考え方や概念、理論について、トピック毎に、且つ具体的な事例を通して学ぶ。また、現代世界で経験する出来事や直面する問題について、人類学的視点で考える力を養う。更に、他者と出逢うなかで、わたし／たちとは何者で在るか／何者になり得るのかを知り、自身や自文化を見つめ直す姿勢を育む。
到達目標Goal
・文化人類学の基本概念や研究方法を理解できる。
・文化人類学的な思考が育まれてきた歴史について学ぶ。
・良質な民族誌に触れることを通じて、異文化理解のための方法や表現について学ぶ。
・私たち自身の思考や在りようを相対化し、自文化や自分自身について深く理解し、他者との共生の可能性を探る。
・文化人類学的な思考や実践が、現代世界で私たちが生きる上でどのような可能性をもっているか、自分なりに考えることができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科：DP3・DP4、法学部・政治学科：DP1、法学部・国際政治学科：DP1、文学部：DP1、経営学部：DP3、国際文化学部：DP3、人間環境学部：DP2、キャリアデザイン学部：DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
・講義を基本とする。
・講義レジュメに沿って講義を行うが、発言を求める場合もある。
・必要に応じて映像資料なども用いながら、理解を深める。
・毎回の授業後には、リアクションペーパーの提出をしていただく。提出されたリアクションペーパーは、次回授業の冒頭で紹介しながら、フィードバックを行う。
・授業に臨む前に、事前に指示した課題文献を読むなど、予習課題を求める。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]：イントロダクション
授業概要などの確認、担当教員の研究フィールドの紹介
第2回[対面/face to face]：文化人類学史
文化人類学的な思考の歴史
第3回[対面/face to face]：文化人類学の研究手法Ⅰ
フィールドワークについて
第4回[対面/face to face]：文化人類学の研究手法Ⅱ
民族誌について
第5回[対面/face to face]：家族・親族
古典的テーマである家族・親族の研究について
第6回[対面/face to face]：エスニシティと国家
人々の集合意識と、彼らの国家観について
第7回[対面/face to face]：分類と境界性
異文化における様々な分類法について
第8回[対面/face to face]：贈与・交換
社会関係の表現としての贈与・交換について
第9回[対面/face to face]：儀礼
人々の世界区分について
第10回[対面/face to face]：宗教
人々の信仰の理論と実践について
第11回[対面/face to face]：妖術・シャーマニズム
人々の思考体系と実践を理解する鍵の一つである、妖術とシャーマニズムについて
第12回[対面/face to face]：死と喪
死に関する多様な観念・死者儀礼と、生者-死者の関係について
第13回[対面/face to face]：医療・文化・社会
病と癒やしについての多様な考え方・実践と、現代社会における医療のあり方について
第14回[対面/face to face]：まとめ
現代に生きる私たちにとっての文化人類学の意義や可能性を考える
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・予習：事前に指示された課題文献を読み、理解したことや疑問点などをまとめる。
・復習：授業内で紹介する参考文献を各自の関心に応じて読み進めながら、授業の理解を深める。
・本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とする。
テキスト（教科書）Textbooks
・特に指定しない。
・原則、事前に講義レジュメを配布する。
・必要に応じて関連する文献を紹介し、学習支援システムを通じて資料を配布する。
参考書References
授業内で適宜紹介するが、参考になるものを以下に挙げる。
・太田好信・浜本満（編）2005『メイキング文化人類学』世界思想社.
・菅原和孝（編）2006『フィールドワークへの挑戦＜実践＞人類学入門』世界思想社.
・波平恵美子（編）2021『文化人類学 カレッジ版 第4版』医学書院.
・ヘンドリー, ジョイ2002『社会人類学入門：異民族の世界』桑山敬巳訳、法政大学出版.
・松村圭一郎2020『はみだしの人類学：ともに生きる方法』NHK出版.
・松村圭一郎、中川理、石井美保（編）2019『文化人類学の思考法』世界思想社.
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点（40％）：リアクションペーパー、出席状況等。
学期末レポート（60％）：未提出の場合、原則E評価とする。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
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学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
・講義レジュメ・関連資料の配布、課題等の提出は、学習支援システムを通じて行う予定。
・初回授業はオンライン形式とし、「リアルタイム配信型」で行う予定。
その他の重要事項Others
・学期末レポートが未提出の場合、原則E判定とする。
・初回授業はオンライン形式とし、「リアルタイム配信型」で行う予定。
・対面をオンラインで同時配信するハイフレックス型授業は実施しない。
・シラバス内容や授業計画に変更が生じた場合は、授業内もしくは学習支援システムで周知する。