市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
CUA100LA(文化人類学・民俗学 / Cultural anthropology 100)文化人類学Cultural Anthropology
北原 卓也Takuya KITAHARA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | Q2195 |
旧授業コードPrevious Class code | P2175 |
旧科目名Previous Class title | 文化人類学Ⅰ |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木3/Thu.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 市Y‐Y504 |
配当年次Grade | 法文営国環キ1~4年 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 100番台 基盤科目 2群(社会分野) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
This course introduce the concept of Cultural Anthropology and its research method as tools to understand different cultures.
The goal of this course are:
(1) to understand the concept of Cultural Anthropology and research method
(2) to compare cultures and explain differences between your culture and other culture.
(3) to gain the new point of view
Before/after each class meeting, students will be expected to spend three hours to understand the course content.
Final grade will be calculated according to the following process Mid-term exam (30%), term-end examination or report (40%), and in-class contribution through comment sheets you should submit after each class(30%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
文化人類学の基本概念、研究方法を学び、身の回りの「あたりまえ」や「異文化」に注目し考察するための多角的な視点を身につける。
授業では、まず「文化」とは何かについて確認し、続いて文化人類学の基本的な考え方や研究方法について学ぶ。
それを踏まえて、文化人類学がこれまで扱ってきたトピックについてみていく。
到達目標Goal
本講義の到達目標は下記の通り。
(1)文化人類学の基本概念や研究方法を理解する。
(2)他者の文化との比較から自身の「あたりまえ」を認識し言語化する。
(3)自身の「あたりまえ」にとらわれない新たな視点を獲得する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP3、国際文化学部:DP3、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
この授業は、以下の授業計画に基づき対面で行います。
配布するレジュメに沿って講義を行い、扱うトピックによって発言を求めることがあります。
また、映像を視聴することで理解を深める場合もあリます。
毎回授業後にはコメントシートの提出していただきます。
提出されたコメントシートは次回授業の冒頭でいくつか紹介します。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]:イントロダクション:講義の目的と概要
授業の進め方や目的について確認した後、担当教員の研究フィールドの紹介や文化人類学という学問分野について説明する
2[対面/face to face]:文化の定義
漠然とした概念である「文化」とは何かについて理解する
3[対面/face to face]:文化相対主義
文化人類学の基本的な考え方である文化相対主義を通じて、文化を学ぶ姿勢について理解する
4[対面/face to face]:フィールドワークと民族誌
文化人類学の研究手法について理解する
5[対面/face to face]:民族とエスニシティ
国民、民族といった人々の集団について理解する
6[対面/face to face]:コミュニケーションと言語
文化と言語の関係性について理解する
7[対面/face to face]:中間のまとめ
これまでの講義の理解度を確認するため課題に取り組む
8[対面/face to face]:家族・親族
文化人類学の古典的なテーマである家族・親族の研究について理解する
9[対面/face to face]:結婚
様々な文化における結婚の形態や規則を理解する
10[対面/face to face]:ジェンダーとセクシュアリティ(1)
社会や文化の中で形成される性差について理解する
11[対面/face to face]:ジェンダーとセクシュアリティ(2)
異性愛と同性愛という分け方だけでは捉えられない多様なセクシュアリティについて理解する
12[対面/face to face]:生業
人間が生きていくために必要な食料採取や生産活動について理解する
13[対面/face to face]:宗教
世界の宗教の事例を概観し、人類との関わりについて理解する
14[オンライン/online]:まとめと確認(試験)
今期のまとめとして教場試験を行います
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業の準備として、指定する文献や配布するプリントまたは映像作品に目を通しておくこと。授業後は配布するレジュメを復習し、内容をきちんと理解しておくこと。1回の授業につき、準備・復習は各3時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は使用しません。必要に応じてレジュメや資料を配布します。
参考書References
『よくわかる文化人類学』、綾部恒雄・桑山敬己(編)、ミネルヴァ書房、2010年。
『詳論 文化人類学』、 桑山敬己 ・綾部真雄 (編)、ミネルヴァ書房、2018年。
『文化人類学キーワード[改訂版]』、 山下晋司・船曳建夫(編)、有斐閣、2008年。
成績評価の方法と基準Grading criteria
中間のまとめ:30%、期末試験(またはレポート):40%、平常点(コメントシート):30%
2/3以上の出席で評価対象となります。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
他の履修生のコメントシートが気になるという声があったので、復習を兼ねて毎回授業の冒頭に前回のコメントシートの内容を振り返る時間を設ける。