市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
GEO200LA(地理学 / Geography 200)地理学LDGeography LD
都市・地域再生を考える地理学
前川 明彦Akihiko MAEKAWA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名 Attached documents |
LD2024 |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | Q2360 |
旧授業コードPrevious Class code | P2106 |
旧科目名Previous Class title | 地理学Ⅱ |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水3/Wed.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 市G‐G201 |
配当年次Grade | 法文営国環キ1~4年 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 200番台 リベラルアーツ科目 2群(社会分野) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
Course outline: The lecture will consider the direction of solutions to local issues.
Learning objectives: We would like to make it an attainable goal for students to be able to indicate the direction of various problem solving with diversity from community design and social business related to the local community.
Learning activities outside of classroom: Total is 4 hours
Grading Criteria: Term-end exam: 70% Contribution to class: 30%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
講義では、地域の課題解決の方向性を考えます。具体的には、グローバリゼーションなどで衰退する日本を地域再生論やコミュニチィデザインなど地理学の視点を中心に考えます。解決策モデル等を紹介しながら、その糸口や方法論を地理学ロジックで学びます。そこから学生自身が多様性のある社会の実現を模索、検討できることを目的としています。対面形式中心ですのでインプット型の学ぶではなく、むしろ地理学を材料に、アクチィブに一緒に考えることを目指します。
到達目標Goal
秋学期には春の問題意識や地域的課題を解決方向へと踏み出したい。このため、街づくり、地域再生を主なテーマとし、学生が、地域社会に関連するコミュニティデザインやソーシャルビジネスなどから、多様性のある様々な問題解決の方向性を示せることを到達目標としたい。そして、学生が自らの考えをもち行動し、将来的には世界の地域社会を解決する一員になることを到達目標にしている。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP3、国際文化学部:DP3、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
対面授業の利点を如何にいかすかが問われます。地域再生を軸とした解決方法の事例紹介だけならオンデマンドで十分かもしれません。多様な意見や価値観の認識、コミュニケーションスキル等のためにも皆さんと考えていきたいと思います。初めての受講でも心配ありません。教材等は授業支援システムを使う予定です。進め方の基本は「映像+講義+GDなど」を考えています。授業アシスタントの人も予定していますので、不安な場合は相談してみてください。なお、生成AIは使用可。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:ガイダンス
AIの判断する2050の日本・・TOKYOか地方 四国や能登はなくなる?
2[対面/face to face]:日本の課題再考
人口減少の深刻な意味 TOKYOでもバス・タクシーが足りない 都心だけが残る社会
3[対面/face to face]:課題再考2 ITSはDXは
移住とリモートワーク・ワ―ケーション
4[対面/face to face]:解決の方向1 問題の可視化
ビックデータ・オープンデータRESAS・GISでマーケチィング
5[対面/face to face]:解決の方向2 具体化と人
工夫をする地域社会 ソーシャルビジネス
6[対面/face to face]:都市再生1
AKIBAというコミュニチィと場の重要性
7[対面/face to face]:都市再生2
イタリア、シエナとコミュニティ
8[対面/face to face]:都市再生3
失敗から学ぶ コンパクト・スーパーシチィの試み
9[対面/face to face]:地域再生1
ハロウインなどイベントとコミュニティ
10[対面/face to face]:地域再生2
情報発信と人を呼ぶとは
11[対面/face to face]:地域再生3
関係人口と地域へのかかわりかた
コミュニティ再考
12[対面/face to face]:地域再生4
新たな試み 仮想空間の地域再生
13[対面/face to face]:地域再生5
再開発ビジネスの限界
14[対面/face to face]:試験 まとめと解説
今後の日本を考える 能登や東日本の災害から何を学んだのか、復興ができたのか
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
ネットやニュースなどから多様な考え方を学んでください。問題をどう解決するかは、さまざまな方法があり、必ずしも1つの方法が正解ではありません。日本はどんどん世界から遅れ始めていることに気が付いていますか。将来の自分が想像できますか、自ら考え、行動する意欲を常に持ち、失敗を恐れずむしろ失敗から学び、前向きになる自分を想像してください。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
基本的にはないが使用する場合は、授業時に指示
参考書References
授業時に指示
成績評価の方法と基準Grading criteria
中間・期末のレポート試験(80%)、授業での平常点(20%)で総合的に評価する予定でいる。状況により変更の場合などもあり得るかもしれません。
、
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
コロナ下で、学生は孤独感や孤立感、ストレス等からコミュニケーションの重要性が問われた気がします。今年も対面中心を予定していますから、授業を居場所として、コミュニティの重要性をフルに発揮していきたいと思います。むしろ、授業でたくさんの知り合いを、違う学年や他学部から増やし、ネットワークを広げてみてください。今期も前向きに考えてやってみましょう。中間Rの街歩きは楽しんだみたいですので、今年も行います。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
スマホよりはパソコン使用を慣れてください。このため、この授業以外のためにも大学からの貸し出しなどは積極的に申し込んでください。授業支援システム等をかなり利用するので仕様の仕方等に習熟してほしい。また、生成AIに関しては大学の方針に準拠して使用し、習熟してみてください。
その他の重要事項Others
授業開始日までに、内容の詳細や要点をまとめて授業支援システムに上げておきたいと思います。必ず確認してください。(仮登録すれば見れるようにします)大学デビューのつもりで新たな柔軟な思考を持ちたいなどの人、1人でも参加したい人も歓迎します。対面授業形式の利点や今後の将来に活かすためにGD・GWなどもします。多様性を考えたり、視野の相違などが目的ですが知り合いを創るためにも楽しみましょう。授業アシスタントの人を予定していますので、1年生などはさまざまな相談をしてみてください。楽かどうかは皆さん次第です。能登半島の災害や世界的課題を考えると、知識だけではなく自ら考え行動することが必要な気がします。