市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
GEO200LA(地理学 / Geography 200)地理学LCGeography LC
グローバル社会を考える地理学
前川 明彦Akihiko MAEKAWA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名 Attached documents |
LC2024 |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | Q2359 |
旧授業コードPrevious Class code | P2105 |
旧科目名Previous Class title | 地理学Ⅰ |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水3/Wed.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 市G‐G201 |
配当年次Grade | 法文営国環キ1~4年 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 200番台 リベラルアーツ科目 2群(社会分野) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
Course outline: This course is to discover familiar issues in the world and Japan through geography, and to foster an awareness of these issues.
Learning objectives: The goal is to be able to find issues logically from familiar things, to think about the background and factors of the issues in a diverse context, and to apply this to the direction of solutions.
Learning activities outside of classroom: Total is 4 hours
Grading Criteria: Term-end exam: 70% Contribution to class: 30%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この講義は世界や日本の身近な課題を地理学をとおして発見や問題意識の醸成などを目ざすことを目的にしています。そして、秋学期のLDでそうした課題の解決方法の一端を共に考えるという方向を考えている。具体的には世界や日本の格差や生成AIなどの進化などよる社会的課題を身近なところから一緒に地理学で考えます。これは、学生自身が課題や問題意識を考え、多様なものの考え方ができることを目的としています。
到達目標Goal
身近な問題や課題を論理的に自らみつけ分析することを目標としたい。さらに、その背景や要因などを多様な考え方や地理学的思考やロジックで考え、解決の方向性に応用できることを目指したい。グローバリゼーションの深化は身近な社会が格差・分断、また不寛容になりつつあります。こうした背景には、競争社会でゆとりがなくなってきた世界や日本が見えてきます。また、生成AIの急激な進展など今後のAI時代において皆さんはどうすべきでしょうか。問題の解決には知識だけでなく自分の目でみつめ、考えるという必要性が突きつけられている気がします。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP3、国際文化学部:DP3、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
本講義は対面授業の予定である。近年、世界や日本は様々な課題が顕在化、表面化した。こうしたマクロ的な課題や問題を学際的、地理学的視点から考えていきます。この授業が自分のプラスになるかは自分次第かもしれません。一方的な授業ではなく、基本的には「動画映像+講義+GD・GD」になりますが、毎回のALは無理かもしれません。なお、教材等は授業支援システムなどで指示しますので、注意してください。生成AIは大学の方針に準拠して使用可、うまくできるように。ほか添付ファイルなどを参考にしてください
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:ガイダンス
地域とは、グローバルとは 何かを身近なことから考える
2[対面/face to face]:グローバリゼーション・パンデミック・21世紀
コロナで顕在化したした世界や日本の課題を概観してみよう。
3[対面/face to face]:グローバル化と産業
大量生産社会と経済成長をUNIQLOから考えよう。
4[対面/face to face]:21世紀のボーダレス化と地域社会
21世紀社会の変貌MATANA・国際分業・市場
5[対面/face to face]:世界から遅れた日本
先進国か 様々な分野で遅れ始め、安い日本に気がつきにくい日本社会
6[対面/face to face]:世界の課題を日本から見る1
若者の格差・貧困と地域社会 ブラックバイト・闇バイト
7[対面/face to face]:世界の課題を日本から見る2
子ども・女性の格差・貧困と連鎖 社会的弱者
8[対面/face to face]:世界の課題を日本から見る3
雇用という地域格差と都市・・若い女性はなぜ大都市へ 少子高齢化日本
9[対面/face to face]:グローバリゼーションの課題1
AI/第4次産業革命と格差社会‥立地や仕事が変わることに気がついてますか
10[対面/face to face]:グローバリゼーションの課題2
データやデータの重要性に気がついてますか。WHAT?AI/MATSUKO
11[対面/face to face]:グローバリゼーションの課題3
内向き社会と多様な消費
12[対面/face to face]:グローバリゼーションの課題4
環境か経済か カーボンニュートラルで産業が生まれるか
13[対面/face to face]:グローバリゼーションの課題5
分断と共生 世界各国の分断やウクライナ問題などから考えてみよう
14[対面/face to face]:まとめと解説
世界や日本の課題を自ら考え、解決方向性を&最終Rの説明
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
近年、世界は大きく変わってきていることに気がついていますか。普段から何事にも興味・関心を持ち、最初の一歩を踏み出してください。内外のことを特定のネットサイトだけでなく新聞、TV,ネットなどで調べ知識化し、自ら問題を考え応用できるようにしてください。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
基本的になし
参考書References
授業時や支援システム等に指示
成績評価の方法と基準Grading criteria
原則的には、中間・期末レポート(80%)授業での平常点(コメント、GD等)20%を考えています。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
中間Rの簡易的都心の街歩きは好評でした。都心を楽しんでください。また、コミュニケーションの重要性や多様性を知るためのGD/GWも楽しんでくれたようです。対面授業ですから、授業を居場所としてコミュニティの重要性をフル活用するためにもGD・GWなどを試みたいと思います。そして、授業でたくさんの知り合いを、違う学年や他学部から増やし、ネットワークを広げてみてください。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業支援システム等や映像を多用するため、これらや事前、事後に関連性のある情報、資料等を各自調べるなど活用してもらいたい。ほかの科目もで予想されるが、WEB授業等に係るものは用意されたほうが・・・生成AIに関しては大学の方針に準拠して使用し、習熟してみてください。
その他の重要事項Others
秋学期の地理学LDと合わせて受講することを勧めたい。通年でなくとも構わないが、先に春学期のLCでの問題意識や問題の発見を基礎や理論を理解し、秋学期のLDで知識の応用を目指し、課題解決型講義の方向をともに目指したい。学生の授業アシスタントも予定してますので相談してみてください。
どちらも、毎回は無理ですが簡単なGD/GWを考えています。多様な考え方や視野の広がりなどを期待していますので、出会いも含めてみんなで楽しみましょう。教材等は支援システムを利用しますので習熟してください。場合により、Googleclassroomを開設する場合もあります。添付ファイル参考