市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
GEO100LA(地理学 / Geography 100)地理学ⅠGeography I
前畑 明美Akemi MAEHATA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | Q2117 |
旧授業コードPrevious Class code | P2097 |
旧科目名Previous Class title | 地理学Ⅰ |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木4/Thu.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 市G‐G602 |
配当年次Grade | 法文営国環キ1~4年 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 100番台 基盤科目 2群(社会分野) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
High school geography classes focus on "memorizing" various phenomena in the world and Japan. In university geography, however, we learn the importance of understanding deeply and thinking logically about various phenomena in the modern world based on geographical keywords such as space, region, landscape and location. This course focuses on "islands" in particular, and aims to deepen the understanding of island life space using maps, charts, statistics, videos and photographs.
In each session, students will be expected to spend four hours to understand the course content.
Grading will be decided based on the following :
reaction papers : 50%,term-end reports : 50%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
高校の地理では、世界・日本各地の様々な事象を「暗記する」ことが中心だったのではないでしょうか。しかし、大学の地理学では、空間・地域・景観・場所などの地理学的キーワードから、現代世界の様々な事象を深く理解し、学生自らが論理的に考えることの大切さを学びます。本科目では足もとに広がる陸域、「島」に注目することとし、地図、海図、統計、映像、写真をはじめ諸資料をもとに、私たちが生きる島嶼(とうしょ)生活空間について理解を深めていくことを目的とします。
到達目標Goal
現代世界の様々な事象、とくに「島」に関わる事象を理解することを通して、地理学の考え方を学ぶことを目標とします。近年「島」をめぐる様々なニュースに接するようになり、国際問題化している事案に目が行きがちですが、じつは人口減少や少子高齢化の問題をはじめ「島嶼国日本の縮図」としての先進的現象が国内の多くの島々で生起しています。全14回の授業を通して、「島嶼性」という普遍的でダイナミックな島の性質を捉えていくとともに、国内外の島々にみられる興味深い実態、諸現象について、その全体的状況がどうなっているのか、いかなる仕組み・構造のもとで発現しているのか、どのような意味を有しているのかなど、「島嶼性」を踏まえて論理的に説明できるようになることを目指します。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP3、国際文化学部:DP3、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
・講義形式となります。
・ご質問や連絡事項は授業の前後、もしくはメールでよろしくお願いいたします。
・期末にまとめのレポートをご提出いただき、後日フィードバックいたします。初回時に詳しく説明することといたします。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:地理から地理学へ
高校地理から大学の地理学へ
第2回[対面/face to face]:地理学が扱う諸問題
授業で取り上げる事象の説明
第3回[対面/face to face]:身近な事象を通して地理学を考える(1)
わたしたちの周りにある地理学的考え方
第4回[対面/face to face]:身近な事象を通して地理学を考える(2)
メディアにおける地理学的考え方
第5回[対面/face to face]:現代世界における生態・環境(1)
世界における生態・環境
第6回[対面/face to face]:現代世界における生態・環境(2)
日本における生態・環境
第7回[対面/face to face]:現代社会の経済・社会・政治
「島嶼性」と日本・世界の島々
第8回[対面/face to face]:現代社会の情報・通信・観光
島々の歴史(豊島産廃問題と瀬戸内国際芸術祭)
第9回[対面/face to face]:現代の人びとの生活・文化
島々の文化(戦後の図書館運動と島)
第10回[対面/face to face]:日本社会における諸問題(1)
地理学的な考え方を学ぶには?
第11回[対面/face to face]:日本社会における諸問題(2)
日本の諸地域を事例として
第12回[対面/face to face]:グローバル社会における諸問題(1)
地理学的な考え方を学ぶには?
第13回[対面/face to face]:グローバル社会における諸問題(2)
世界の諸地域を事例として
第14回[対面/face to face]:まとめ 試験
授業の総括と試験(レポートの提出)
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
島・海について、日頃からキーワードとして留意し、情報収集に努めてください。その際、できるだけ複数の資料にあたっていただきたいと思います。また授業後には、気づいた点・疑問点をそのままにせず、積極的に図書館などを活用して探究してください。
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
特になし。毎回プリント教材を用います。学習支援システムの「教材」に配布プリントをアップいたしますので、授業前に印刷のうえ、予めお目通しください。
参考書References
高等学校用などの地図帳がありますと、位置確認が容易となり役立ちます。その他は適宜授業内で紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
毎回のコメント(50 %)・レポート(50 %)
質問やコメントなど、日頃の積極的な姿勢を評価いたします。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
どこが重要なポイントであるのか、毎回意識するようにしてください。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし。