市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
PSY100LA(心理学 / Psychology 100)心理学ⅠPsychology I
浅川 希洋志Kiyoshi ASAKAWA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | Q2079 |
旧授業コードPrevious Class code | P2069 |
旧科目名Previous Class title | 心理学Ⅰ |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木5/Thu.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 市外濠‐S305 |
配当年次Grade | 法文営国環キ1~4年 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 100番台 基盤科目 2群(社会分野) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
(1) Course Outline
This is an introductory course in psychology, where students will learn how different psychological theories conceptualized human beings, comparing with other theories. This spring term course will mainly focus on Freud, Jung, and Erikson’s theories, which deal with the unconscious. In order to understand a big picture of movement in psychology, students will be recommended to take Psychology II continuously in the autumn semester.
(2) Learning Objectives
By the end of the course, students are expected to understand (a) how Freud, Jung, and Erikson conceptualized human beings and their development, and (b) how students’ daily experiences can be explained by the psychological theories introduced in this course.
(3) Learning Activities Outside of Classroom
Students will be expected to spend 4 hours to understand the course content (2 hours each for before/after class meeting). Besides, students will be expected to spend their daily lives having course topics in the back of their mind.
(4) Grading Criteria/Policy
Final grade will be decided based on the term-end examination (100%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
心理学におけるさまざまな理論が人間の心理や行動をどのように捉えているのかを理解するとともに、私たちの日常の経験をそういった心理学の理論に照らして考えていく。
到達目標Goal
本講義では、フロイト、ユング、エリクソンの理論をとりあげ、それぞれがこころの働きや発達をどのように捉えているかを解説していく。また、「心理学II」を連続履修することにより、さまざまな理論がどのような立場でお互いを批判し、展開してきたかを心理学の大きな流れとして捉えてもらえればと考えている。したがって、「心理学I」「心理学II」を連続履修することを期待する。このような授業を通して、最終的には日常の経験を心理学の理論に照らして考えてみる習慣を身につけてもらいたいと考えている。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP3、国際文化学部:DP3、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
本授業は「対面形式」で実施する予定であるが、状況に応じてZoom等によるリアルタイム・オンライン授業を実施する可能性もある。
授業は講義を中心に行う。また、時折ビデオ、DVD教材を用いて日常生活の中に見られるこころの問題を映像として捉えてみたいと考えている。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:オリエンテーション
講義の概要を説明する。
第2回[対面/face to face]:「心の理論」は人間をどう捉えているか
心理学におけるさまざまな理論が人間をどのように捉えているのかを解説していく。
第3回[対面/face to face]:心の働きはその人の生きる文化にどう影響されているのか
文化心理学的視点から、文化と心の働きの関連について考えていく。
第4回[対面/face to face]:描画テストにみる心の健康と健康障害 (TOPIC1)
心の健康と健康障がいが描画テストにどのように現れるのかを、事例を見ながら確認していく。
第5回[対面/face to face]:統合失調症について (TOPIC2)
統合失調症に関するビデオを観る。併せて他の資料を参照し、統合失調症に対する認識を深める。
第6回[対面/face to face]:無意識の心理学(フロイト①) ― 精神分析におけるパーソナリティ論について
フロイトが創始した精神分析におけるパーソナリティ理論をさまざまな側面から解説する。
第7回[対面/face to face]:無意識の心理学(フロイト②) ― 心理・性的発達理論について
フロイトの精神分析における心理・性的発達論について解説する。
第8回[対面/face to face]:無意識の心理学(フロイト③) ― 精神分析治療のメカニズムについて
フロイトが考案した精神分析治療の根底にあるメカニズムを解説する。
第9回[対面/face to face]:無意識の心理学(ユング①) ― 無意識の捉え方とその目的について
ユングの無意識の捉え方とその目的について解説する。
第10回[対面/face to face]:無意識の心理学(ユング②) ― 無意識の層構造と元型について
ユングの考える無意識の層構造と元型について解説する。
第11回[対面/face to face]:アイデンティティの心理学(エリクソン①) ― その人生と基本的な考え方について
エリクソンがなぜアイデンティティの心理学を作り上げるに至ったのかを解説する。
第12回[対面/face to face]:アイデンティティの心理学(エリクソン②) ― 心理・社会的発達論について
エリクソンの心理・社会的発達論を解説する。
第13回[対面/face to face]:夜回り先生・水谷修のメッセージ「いいもんだよ、生きるって」 (TOPIC3)
夜回り先生・水谷修のDVD「いいもんだよ、生きるって」を観る。
第14回[対面/face to face]:授業の総括
授業のまとめ、期末試験の解説を行う。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業で扱うテーマを常に頭の片隅におきながら日常生活を送ること。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
テキストは特に指定しない。適宜プリントを配付する。授業で配布するプリントはすべて学習支援システムにアップする。
参考書References
平木典子・袰岩秀章編著『カウンセリングの基礎』(北樹出版、1997年).
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末試験により評価する。したがって、成績評価の「配分(%)」は期末試験100%となる。この成績評価の方法をもとに、本授業の到達目標の60%以上を達成した者を合格とする。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
できるだけ身近で、具体的な例を用いて授業を展開していく。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業で使うプリントは授業中に配布するが、授業支援システムにもアップする。配布するプリントに沿って授業を進めるので、欠席などによりプリントが手元にない場合は、必ず学習支援システムからダウンロードして授業に臨むこと。