市ヶ谷リベラルアーツセンター（ILAC）ILAC Course
ECN100LA（経済学 / Economics 100）経済学ⅡEconomics II
千葉 千尋Chihiro CHIBA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター（ILAC）ILAC Course |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | Q2044 |
| 旧授業コードPrevious Class code | P2034 |
| 旧科目名Previous Class title | 経済学Ⅱ |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 木2/Thu.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 市Y‐Y403 |
| 配当年次Grade | 法文国環キ1～4年 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 選択・必修Optional/Compulsory | |
| カテゴリー（2017年度以降）Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 100番台 基盤科目 2群（社会分野） |
| カテゴリー（2016年度以前）Category (2017) |
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Outline (in English)
Economics Ⅱ focuses more on the practical side of Economics I. Here we study ongoing issues and crisis that are deeply related to economic activities, policies and theories.
The goal of this course is to grasp a further sense of economic theories used in practice as well as to understand its cause and effects in our real world.
Your required study time is at least one hour before class and three hours after each class.
(Students are strongly required to take Economics I in advance.)
Your overall grade will be decided 90% on Term-end examination, and 10% on discussion.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
経済学Iの基礎知識を要約レビュー（英語含む）した上で、実践的に国際社会や日本が直面する社会経済的課題を専門基礎のレベルから解き明かし、経済学と経済知識の応用力を身に着けていくことを目指します。
到達目標Goal
様々な経済、社会問題の把握と考察を経済学の基礎知識の応用から、実践的に考察していける力を身に着けることを目指します。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科：DP3・DP4、法学部・政治学科：DP1、法学部・国際政治学科：DP1、文学部：DP1、国際文化学部：DP3、人間環境学部：DP2、キャリアデザイン学部：DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
講義形式を基本とします。
後半2～3回ディスカッションを行います。
最終回（第14回）に期末テストを実施します。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]：ガイダンス
経済学の応用基礎
基本概念１
経済財、経済取引
需要と供給
お金と価格
2[対面/face to face]：基本概念２
市場メカニズム
ミクロとマクロ
財市場
ＧＤＰの構成と需要の決定
3[対面/face to face]：基本概念３
貨幣の定義と機能
金融システムと中央銀行
4[対面/face to face]：基本概念４
国際取引とマクロ経済、金融の関係
国際取引関係と経済の収支バランス
5[対面/face to face]：基本概念５
国際決済と外国為替の基礎、国際収支の発展段階説
6[対面/face to face]：直面する課題と経済学
日本経済の衰退１
日本経済衰亡の実態
デフレ衰退のメカニズムと実態
7[対面/face to face]：日本経済の衰退２
正常化への道を探る
市場機能の不全と国際競争力の基盤の衰退が構造化
8[対面/face to face]：グローバル化１
グローバル化と市場と国家
国家間の対立と新たな関係
経済グローバル化の進行と国家の後退
グローバル化による市場統合と国民経済関係の構造的変貌
国家間の新たな競争と対立（中国の台頭と米中関係）
9[対面/face to face]：グローバル化２
グローバル化と地域統合化
グローバル化での地域統合は解決策か？
EUの拡大、アセアン経済共同体、メルコスールの展開から考える
10[対面/face to face]：グローバル化３
グローバル化と国際ガバナンス
ＧＡＦＡの台頭と国際ガバナンス
世界共通決済システム内臓の仮想通貨の意義と限界
グローバル経済統合と民主主義、相互矛盾相克への道、ロドリク・モデルから考える。
11[対面/face to face]：エネルギー1
エネルギー革命
エネルギー革命の進行
その推移と実態
12[対面/face to face]：エネルギー２
エネルギーと経済の長期波動
経済の長期成長波動とエネルギー革命の関連性
再生エネルギーから究極の水素循環型エネルギーへの転換初期に伴うグリーン成長と雇用波及の視点から日本経済再生の道を考える
13[対面/face to face]：資本主義の存続
資本主義の史的構造変化とピケティの指摘
資本主義が内蔵するメカニズムから存続への課題を探る
14[対面/face to face]：期末テストおよび総まとめ
期末テストおよび総まとめ
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業は、各回の準備学習1時間、復習時間3時間程度を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
特にありません。
参考書References
参考書、文献、資料などは、各回必要に応じてお知らせします。
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末試験＝90％
ディスカッション参加＝10％
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
日本経済の現状、世界が直面する問題などを、より身近なこととして実感できたという感想を複数いただきました。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特にありません。
その他の重要事項Others
本講義は、基礎となる経済学Ⅰの講義をあらかじめ履修しておくことをお勧めします。