市ヶ谷リベラルアーツセンター（ILAC）ILAC Course
ECN100LA（経済学 / Economics 100）経済学ⅠEconomics I
千葉 千尋Chihiro CHIBA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター（ILAC）ILAC Course |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | Q2043 |
| 旧授業コードPrevious Class code | P2033 |
| 旧科目名Previous Class title | 経済学Ⅰ |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 木2/Thu.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 市Y‐Y403 |
| 配当年次Grade | 法文国環キ1～4年 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 選択・必修Optional/Compulsory | |
| カテゴリー（2017年度以降）Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 100番台 基盤科目 2群（社会分野） |
| カテゴリー（2016年度以前）Category (2017) |
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Outline (in English)
Economics I introduce a broad perspective of basic economic theories as well as understanding economic related activities.
The goal of this course is to grasp a sense of economic theories and models and become to be able to relate them to understand ongoing world issues. Also, key words, phrases, topics will be covered in English as well as Japanese for further understanding.
Your required study time is at least one hour before class and three hours after class.
Your overall grade will be decided 100% on Term-end examination.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
経済学Ⅰでは、経済学の基礎から専門基礎レベルを身につけていくことを目指します。社会の基盤を成す経済の仕組み、それを体系的に解き明かすのが経済学です。ここでは、経済学の概念、ルーツ、理論などを、身近な事例と関連付けながら学んでいきます。経済を知ることで社会の実態と変容を理解できるようになり、国際関係などを理解出来る力を身につけることが出来ます。
（秋学期の経済学IIでは、応用基礎のレベルまで身につけていくことを目指します）
到達目標Goal
経済、金融を理解する基礎知識と応用力を身に着け、様々な経済、社会問題の把握と考察を行っていける知識基盤を身につけること。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科：DP3・DP4、法学部・政治学科：DP1、法学部・国際政治学科：DP1、文学部：DP1、国際文化学部：DP3、人間環境学部：DP2、キャリアデザイン学部：DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
講義形式で行います。
経済事象への関心を高め、理解が出来るベースを作るため、世界のさまざまな問題に触れながら講義を進めていきます。必要に応じて英語での解説も加えていきます。
講義の中で様々なグラフ、統計、数式が出てくる場面はありますが、数学的要素を極力省くことで、親しみやすい経済学を通じ理解を促進します。
最終回（第14回）に期末テストを実施します。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]：ガイダンス
経済と経済学
経済学とは何か、何のために学ぶのか
SDGｓに経済学が不可欠なわけ
2[対面/face to face]：経済学の基礎概念１
経済財とは？
経済取引とは？
市場の意義
3[対面/face to face]：経済学の基礎概念２
需要と供給
お金と価格
効用
余剰と予算制約
4[対面/face to face]：経済学のルーツと理論の発展１
オイコノミーからミクロ基盤の近代経済学（Ａ．スミス古典派完全市場経済学）の発展
5[対面/face to face]：経済学のルーツと理論の発展２
需給構造の変化と古典派経済学の行き詰まり
ケインズ
マクロ経済学の登場
6[対面/face to face]：実態変化と理論の変遷
ケインズ経済学
国全体の経済構造と活動の体系化を実現
ＧＤＰの概念と経済政策の理論基礎付け
実物市場と金融市場の体系的把握
7[対面/face to face]：専門基礎１
市場メカニズム
市場メカニズム（需給の決定と価格）
市場の不完全性（レモン問題）
8[対面/face to face]：専門基礎２
ＧＤＰ，財市場の均衡
財市場、ＧＤＰの構成と需要の決定
財市場の均衡
貯蓄のパラドックス
9[対面/face to face]：専門基礎３
ミクロとマクロ
実物経済
ミクロとマクロの関係
10[対面/face to face]：専門基礎４
貨幣市場
貨幣の定義と機能
実物財に対する相対価値としての価格
11[対面/face to face]：専門基礎５
金融
金融とは？
金融取引の価格＝金利の意味と決定
割引現在価値
12[対面/face to face]：専門基礎６
マネー管理
不換紙幣
マネーサプライ管理の仕組み
中央銀行の機能と金融政策手段
13[対面/face to face]：専門基礎７
金融市場と財市場の均衡
金融市場と財市場の均衡
IS曲線、LM曲線の導出
IS/LMモデルの概要
AD-AS分析の意味
14[対面/face to face]：期末テストおよび総復習
講義内容の総復習
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業は、各回の準備学習1時間、復習時間3時間程度を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
特にありません。
参考書References
参考書、文献、資料などは、必要に応じてお知らせします。
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末試験＝100％（試験＝100点満点）
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
経済学が身近な学問であり、大切であることを実感できたという感想を複数いただきました。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特にありません。
その他の重要事項Others
経済学IIの履修を予定する学生は、同IIが直面する問題等を含めた応用基礎の内容となるので本経済学１の講義を履修しておくことが望まれます。