市ヶ谷リベラルアーツセンター（ILAC）ILAC Course
ART100LA（芸術学 / Art studies 100）芸術ＢThe Arts B
中川 三千代Michiyo NAKAGAWA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター（ILAC）ILAC Course |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | Q1236 |
| 旧授業コードPrevious Class code | P1236 |
| 旧科目名Previous Class title | 芸術Ⅱ |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 木3/Thu.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 市G‐G402 |
| 配当年次Grade | 法文営国環キ1～4年 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 選択・必修Optional/Compulsory | |
| カテゴリー（2017年度以降）Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 100番台 基盤科目 1群（人文分野） |
| カテゴリー（2016年度以前）Category (2017) |
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Outline (in English)
In this course, how the Western art was introduced in Japan during the Meiji/Taisho/Showa era will be discussed from the artists’ and people’s point of view. The origin and history of art museums in Japan, and also the function and role of art museums today will be discussed.
The goal of the course is following:
1) Acquiring the knowledge how the Western art was introduced to the artists in Japan during the Edo/Meiji/Taisho/Showa era (1600s - early 1900s).
2) Acquiring the knowledge how the Western art was exhibited to the public during the Meiji/Taisho/Showa era (1860s - 1930s).
3) Acquiring the knowledge on the functions of art museum.
The lecture will be conducted online using the slides including the picture of art works. A simple report will be requested every class for checking your understanding on the theme. Also, you can add a question about the lecture. You can get some feedbacks for the report and questions on the next class. In addition to weekly reports, a term paper is requested.
No textbooks are designated. References for art works would be given in the lecture.
Although no preparation is requested, viewing art works is recommended for more fruitful experience. I expect you of spending two hours per week for the lecture, and for example, spending one hour for weekly reports and a term paper, and one hour for viewing art works.
Your grade in this course is to be evaluated based on the following basis.
Weekly report: 50 %
Term paper: 50 %
Note that the term paper is mandatory, but not enough, to get the pass-mark.
The first class is guidance and introduction for the course. I expect you to view it if you seriously consider taking the course.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
明治・大正・昭和初期の日本における西洋美術の受容について、作家の視点と観衆の視点から学びます。また、日本の近代美術館の成立過程や歴史、現代の美術館の機能や役割について学びます。
到達目標Goal
1) 江戸期から大正期の作家たちが西洋美術技法をどう取り入れたかを学ぶ．
2) 明治期から昭和初期にかけて、西洋美術作品がどう展覧されたかを学ぶ．
3) 美術館の機能と役割について理解する．
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科：DP3・DP4、法学部・政治学科：DP1、法学部・国際政治学科：DP1、文学部：DP1、経営学部：DP3、国際文化学部：DP2、人間環境学部：DP2、キャリアデザイン学部：DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
スライドでの講義、作品鑑賞を中心に行います。
また、授業内でそれぞれのテーマに関する簡単なレポートを実施し、理解度の確認を行います。
レポートや質問については、適宜講義内で取り上げてフィードバックを行います。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]：ガイダンス・概要説明
授業評価、進め方に関するガイダンスを実施する．各回で扱う内容について概説する．
第2回[対面/face to face]：伝統的な日本の絵画
伝統的な日本の絵画について江戸時代を中心に、代表的な作家と作品を取り上げる．
第3回[対面/face to face]：明治・大正期の日本画
明治・大正期の日本画について、その代表的な画家と作品を取り上げ、その変遷を概説する．
第4回[対面/face to face]：洋風画から洋画へ
江戸時代における洋風画の流行に関して、作品を取り上げつつ概説する．
第5回[対面/face to face]：明治・大正期の日本の洋画
明治・大正期の洋画について、その成立過程と作品について解説する．
第6回[対面/face to face]：日本の近代彫刻
ロダン彫刻の受容を中心に、明治・大正期の日本における彫刻を取り上げる．
第7回[対面/face to face]：西洋美術品の流入
大正から昭和にかけて西洋美術品の輸入を試みた活動をいくつか取り上げて解説する．
第8回[対面/face to face]：黎明期の日本の美術館
日本における美術館制度の成立過程を、展覧会および美術館設立運動を中心に解説する．
第9回[対面/face to face]：美術館の役割（概説・保存修復）
美術館の役割について概説し、その1つである保存修復に関して、具体例を挙げて解説する．
第10回[対面/face to face]：美術館の役割（調査研究・教育普及）
調査研究、教育普及について、活動の例をあげて解説する．
第11回[対面/face to face]：美術館の役割（展示・収集①）
美術館の役割について、展示、収集の観点から、実際の活動について扱う．
第12回[対面/face to face]：美術館の役割（展示・収集②）
美術館の役割について、展示、収集の観点から、実際の活動について扱う．
第13回[対面/face to face]：美術館の外の美術
パブリックアート、アートプロジェクトなどの、美術館の外での芸術活動を取り上げる．
第14回[対面/face to face]：まとめ
授業を通しての総括を行う．また、各回で触れられなかった事項を補足として取り上げる．
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業内レポートとは別に、学期中に授業に関するレポートを課します。また、授業外でも、多くの作品に接することが望ましいです。
本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とします。そのうち半分程度を授業に関するレポートおよび期末レポート、残りを授業外での作品鑑賞や教養の涵養などにあてることが想定されています。
テキスト（教科書）Textbooks
教科書は用いません。
参考書References
授業中に必要があれば紹介します。準備の必要はありません。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点（授業レポート）；５０％
期末レポート；５０％
期末レポートの提出を、単位取得の必須条件とします。
ただし、成績は平常点と期末レポートの双方を加味して評価するため、期末レポートを提出しても必ずしも単位が取得できるわけではないことに注意してください。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業内でのレポートについて見直しが行われています。
その他の重要事項Others
第1回の授業で、ガイダンスと概要説明を実施します。オンデマンドで視聴可能な状態としますので、履修希望者は必ず期間内に受講するようにしてください．
本授業では、ゲストをお招きする授業が予定されています。そのため、都合により、内容が前後する可能性があります．