市ヶ谷リベラルアーツセンター（ILAC）ILAC Course
HIS200LA（史学 / History 200）東洋史ＬＢAsian History LB
水上 香織Kaori MIZUKAMI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター（ILAC）ILAC Course |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | Q1426 |
| 旧授業コードPrevious Class code | P1146 |
| 旧科目名Previous Class title | 東洋史Ⅱ |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 市Y‐Y704 |
| 配当年次Grade | 法文営国環キ2～4年 史学科除く |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 選択・必修Optional/Compulsory | |
| カテゴリー（2017年度以降）Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 200番台 リベラルアーツ科目 1群（人文分野） |
| カテゴリー（2016年度以前）Category (2017) |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
・This course covers the history of South Asia from the partition of India and Pakistan in 1947 to contemporary times, with a particular focus on India, Pakistan and Bangladesh.
・By the end of the course, students are expected to understand present-day South Asian issues within the broader framework of historical context.
・Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content. In particular, students are encouraged to re-read and review their notes and distributed handouts after each class. Students are also encouraged to use the references provided in class to research any questions or points of interest.
・The overall class grade is determined on the basis of the following items: final exam 70%, in-class contribution 30%.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
この授業では、1947年のインド・パキスタン分離独立から現在に至るまでの南アジア史について、特にインド、パキスタン、バングラデシュに焦点をあてながら学びます。これらの国家の社会的特徴や、これらの国家間にまたがる宗教やカースト、ジェンダー、言語の問題について、歴史的な背景を踏まえたうえで理解できるようになることを目的とします。
到達目標Goal
・20世紀半ばから現在に至るまでの南アジア史について、特にインド、パキスタン、バングラデシュを中心としつつ基礎知識を獲得する。
・現代南アジアの諸問題について、歴史的背景を踏まえたうえで理解を深める。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科：DP3・DP4、法学部・政治学科：DP1、法学部・国際政治学科：DP1、文学部：DP1、経営学部：DP3、国際文化学部：DP2、人間環境学部：DP2、キャリアデザイン学部：DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
講義形式の対面授業を行います。学習支援システムを通じてみなさんからの質問や感想を共有し、随時フィードバックを行う予定です。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：イギリス植民地支配からの独立
イギリス植民地期～1947年
第2回[対面/face to face]：分離独立に伴う人々の移動と混乱
インド・パキスタン領域間の移動、移動者の証言
第3回[対面/face to face]：独立後のインド(1)
政治・社会
第4回[対面/face to face]：独立後のインド(2)
経済政策の変遷
第5回[対面/face to face]：パキスタン(1)
政治・外交
第6回[対面/face to face]：パキスタン(2)
経済・社会
第7回[対面/face to face]：バングラデシュ(1)
東パキスタンからの独立と独立後の社会
第8回[対面/face to face]：バングラデシュ(2)
開発と産業
第9回[対面/face to face]：宗教をめぐる諸問題とその歴史的背景
南アジアの多様な宗教、マイノリティ、宗教間対立
第10回[対面/face to face]：カーストとトライブをめぐる諸問題とその歴史的背景
差別の実態、差別への抵抗
第11回[対面/face to face]：ジェンダーをめぐる諸問題とその歴史的背景
社会改革運動、女性運動
第12回[対面/face to face]：言語をめぐる諸問題とその歴史的背景
南アジアの多様な言語、言語別州再編の動き
第13回[対面/face to face]：現代インド・パキスタン関係
映画を題材に、インドとパキスタンの宗教や政治の問題について考える
第14回[対面/face to face]：まとめ
授業内容の振り返りおよび質問への回答
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。特に授業後には、授業プリントやノートを読み直して、復習をしましょう。また、疑問点や興味を持った点について、授業中に紹介する参考文献などを活用して調べるようにしましょう。
テキスト（教科書）Textbooks
教科書は使用しません。
参考書References
大橋正明、村山真弓（編著）『バングラデシュを知るための60章』、明石書店、2009年。
黒崎卓、子島進、山根聡『現代パキスタン分析——民族・国民・国家』岩波書店、2004年。
ティルタンカル・ロイ『インド経済史——古代から現代まで』（水島司訳）名古屋大学出版会、2019年。
内藤雅雄・中村平治（編）『南アジアの歴史——複合的社会の歴史と文化』有斐閣、2006年。
長崎暢子（編）『南アジア史4 近代・現代』山川出版社、2019年。
その他、授業中に随時紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
毎回の授業における質問や感想の提出：30％
期末試験：70％
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
今年度から新規開設される授業なので、まだ記載すべきことがありません。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業中にオンラインで質問や感想を集める予定なので、インターネットに接続できる機器（スマートフォン、タブレット、パソコンなど）を持参してください。
また、授業中に学習支援システムにアクセスできるように、第1回授業前にこの授業の仮登録を行ってください。