市ヶ谷リベラルアーツセンター（ILAC）ILAC Course
PHL200LA（哲学 / Philosophy 200）倫理学ＬⅠEthics LI
ビジネスと倫理
上田 瑞季Mizuki UEDA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター（ILAC）ILAC Course |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | Q1391 |
| 旧授業コードPrevious Class code | P1119 |
| 旧科目名Previous Class title | 倫理学Ⅰ |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 市Y‐Y502 |
| 配当年次Grade | 法文営国環キ1～4年 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 選択・必修Optional/Compulsory | |
| カテゴリー（2017年度以降）Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 200番台 リベラルアーツ科目 1群（人文分野） |
| カテゴリー（2016年度以前）Category (2017) |
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Outline (in English)
In this lecture, we will focus on business ethics, a branch of applied ethics, and learn the basic concepts of ethics. The goals of this course are to acquire basic knowledge of ethics, and to be able to consider how to respond when you face with a serious moral dilemma (ethical paradox or moral dilemma) in life.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
本授業では、応用倫理学の一分野であるビジネス倫理学（business ethics）を学ぶ。そのことを通じて、各学生が、人生において重大なモラル・ジレンマ、倫理的ジレンマに対峙した際に、いかに対応すべきかを検討できるようになることを目指す。
到達目標Goal
（1）ビジネスと倫理（学）の関係を自分なりに説明できる
（2）同一の物事・事柄に対して、多角的に把握かつ思考することができる
（3）功利主義・義務論・徳倫理学のそれぞれの理論的立場から事例を説明できる
（4）ビジネスパーソンとしての良識・思考力・判断力を養う
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科：DP3・DP4、法学部・政治学科：DP1、法学部・国際政治学科：DP1、文学部：DP1、経営学部：DP3、国際文化学部：DP2、人間環境学部：DP2、キャリアデザイン学部：DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
■授業形態：対面・講義形式
■授業の進め方：講義＋小課題（＋ディスカッション）
■フィードバック：授業冒頭で、前回提出された小課題からいくつか取り上げる予定。
■授業の課題：原則として、毎回課す予定。授業で取り上げた問題に対して、小課題を提出してもらう。思考を促し、自らの考えを言語化する能力の向上を目的とする。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：イントロダクション
本授業の概要・狙い・進め方などを確認する
第2回[対面/face to face]：倫理学とは何か
倫理学の重要性、モラル・ジレンマについて考える
第3回[対面/face to face]：ビジネス倫理学の成立
ビジネス倫理学が学問として確立した背景を学ぶ
第4回[対面/face to face]：事例①：ブラックバイト・グレーバイト・闇バイト
ブラックバイト・グレーバイト・闇バイトのもつ倫理的問題について考える
第5回[対面/face to face]：事例②：消費者主権
消費者のモラル、クレーム問題について考える
第6回[対面/face to face]：理論①：功利主義
功利主義の概要と、その問題点を理解する
第7回[対面/face to face]：理論②：義務論
義務論の概要と、その問題点を理解する
第8回[対面/face to face]：理論③：徳倫理学
徳倫理学の概要と、その問題点を理解する
第9回[対面/face to face]：理論の振り返り
これまで学んだ理論の同一性と差異性について考える
第10回[対面/face to face]：応用①：職場のプライバシー
これまで学んだ理論を用いて、職場のプライバシー問題について考える
第11回[対面/face to face]：応用②：長時間労働と過労死・過労自殺
これまで学んだ理論を用いて、長時間労働の問題について考える
第12回[対面/face to face]：応用③：内部告発・公益通報
これまで学んだ理論を用いて、内部告発の問題について考える
第13回[対面/face to face]：応用④：マーケティング・広告
これまで学んだ理論を用いて、マーケティングや広告における嘘・虚偽・騙しなどの問題について考える
第14回[対面/face to face]：まとめ・試験
これまでの授業を振り返り、理解を深める（授業内試験を予定）
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎回、授業の復習をすること。
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
特になし
参考書References
ジョセフ・R．デジャルダン『ビジネス倫理学入門』（文京学院大学グローバル・カリキュラム研究会訳）、文京学院大学総合研究所、2014年。
梅津光弘『ビジネスの倫理学』、丸善出版、2002年。
高浦康有・藤野真也（編）『理論とケースで学ぶ 企業倫理入門』、白桃書房、2022年。
中谷常二（編）『ビジネス倫理学読本』、晃洋書房、2012 年。
トム・L．ビーチャム&ノーマン・E．ボウイ（編）『企業倫理学』、晃洋書房、第1巻（2004年）～第4巻（2017年）。
佐藤方宣（編）『ビジネス倫理の論じ方』、ナカニシヤ出版、2009年。
田中朋弘・柘植尚則（編）『ビジネス倫理学 哲学的アプローチ』ナカニシヤ出版、2004年 など
成績評価の方法と基準Grading criteria
小課題などの平常点（20％）＋中間レポート（40％）＋期末試験またはレポート（40％）。
この成績評価の方法をもとに、本授業の到達目標60％以上に達した場合を合格とする。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
N/A
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業コードを使って、事前に学習支援システムに登録すること。
その他の重要事項Others
倫理学LⅡもあわせて受講するのが望ましいです。
学生の要望や状況により、シラバスの内容が一部前後したり変更したりする場合があります。