イノベーション・マネジメント研究科Business School of Innovation Management
MAN500F2(経営学 / Management 500)消費者行動論Theory of Consumer Behavior
坂本 和子Kazuko SAKAMOTO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | イノベーション・マネジメント研究科Business School of Innovation Management |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | W0022 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期集中/Intensive(Fall) |
曜日・時限Day/Period | 火6/Tue.6,火7/Tue.7,木6/Thu.6,木7/Thu.7,土6/Sat.6,土7/Sat.7 |
科目種別Class Type | 専門講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 1・2 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 基礎科目 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
カテゴリーCategory | 基礎科目 |
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Outline (in English)
The consumer behavior theory has been studied in the interdisciplinary domain of many, such as psychology and sociology. This course deals with the basic concept and theories for employing in production efficiently. It also enhances the development of students’ skill in analyzing markets from various cases and utilizing in society.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
心理学や社会学など多くの領域で学際的な研究が進む消費者行動論について,マーケティング戦略,特にモノづくりに生かすための基礎概念,諸理論を理解する.さらにさまざまな事例を通して,消費者視点での市場の捉え方や社会で活用するための方法論について学び,実践力を身につける.
到達目標Goal
・消費者行動における基礎理論を理解する.
・消費者行動がマーケティング戦略を構築する上でどう関わってくるかを理解する.
・消費者心理を科学的に分析する技術を身につける.
・知識の体系的理解を深め,問題解決に生かすことができる.
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
イノベーション・マネジメント研究科のディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
製品開発や販売促進に必要な消費者行動の基礎知識習得のため,デザイン学や言語学などの学際的アプローチを行う.
集中講義形式のため,スタンフォード大やデルフト工科大のケースメソッドや演習等を取り入れ,授業内での発表やディスカッション等を実施するなど,講義と演習をバランス良く組み合わせた形態とする.
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:ガイダンス
講義の内容と消費者行動に関する研究領域について概説する.
第2回[対面/face to face]:消費者行動における問題認識と購買意思決定
問題認識,ニーズの分類,購買意思決定のプロセスについて説明する.
第3回[対面/face to face]:消費者行動における情報探索と選択肢評価
内的・外的情報検索,選択評価,決定方略等について説明する.
第4回[対面/face to face]:消費者の態度形成
フィッシュバインモデルを中心に態度の形成と変容について説明する
第5回[対面/face to face]:消費者の関与と個人特性
関与の種類とどのような時にそれが高まるのかを解説する.またパーソナリティやライフスタイルなど個人的影響要因についても言及する.
第6回[対面/face to face]:消費者行動への心理学的アプローチ①(知覚,記憶)
五感を通じて外界から選択的に情報を入手して意味づけを行う知覚について説明する.
第7回[対面/face to face]:消費者行動への心理学的アプローチ②(学習,動機づけ)
古典的条件付けとオペラント条件付けという2つの学習プロセスについて検討し,マーケティングにどう活用されているのかを説明する.
第8回[対面/face to face]:消費者行動への社会学的アプローチ
社会や文化による消費者特性が購買に与える影響について解説する.
第9回[対面/face to face]:デザインと消費者行動①
デザインシンキングによる消費者の理解と製品開発への応用を解説する.
第10回[対面/face to face]:デザインと消費者行動②
消費者のデザイン嗜好や国際比較に関する傾向や最新トピックについて解説する.
第11回[対面/face to face]:消費者行動の調査と分析
ヒアリング,調査票調査の方法と分析について解説する.
第12回[対面/face to face]:価格とブランドからアプローチする消費者行動
消費者の心理動向と価格,ブランドの態度形成等について解説する.
第13回[対面/face to face]:レポート課題報告会
レポート課題に関する発表と講評を行う.
第14回[対面/face to face]:まとめ
全体の総括を行う.
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎回ではないが,次回までのミニ課題を提示する.本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
授業毎に資料を配布する.
参考書References
Marketing and Design Management,Margaret Bruce and Rachel Cooper,INTERNATIONAL THOMSON BUSINESS PRESS,1997
HOW TO RESEARCH TRENDS,Els Dragt,B/S PUBLISHERS,2017
消費者理解のための心理学,杉本徹雄,福村出版,1997
成績評価の方法と基準Grading criteria
レポート60%と授業への積極的関与(プレゼンテーションほか)40%として,総合的に評価する.
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
演習と講義をバランスよく組み込んだ授業とする。テクニカルタームなど分りにくい言葉がある際は、事例などを駆使して理解を深めるよう努力する.
グローバルレベルでのビジネスに対応するため、海外トレンド情報を網羅する.