人間社会研究科Graduate School of Social Well-being Studies
SOW500J1（社会福祉学 / Social Welfare 500）精神保健福祉特論Social Work and Services (Psychotic)
行實 志都子Shizuko YUKIZANE
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間社会研究科Graduate School of Social Well-being Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | S0014 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | サマーセッション/Summer Session |
| 曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 多現福‐217 |
| 配当年次Grade | 1・2 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | 2024年度の授業実施日は、8月5日（月）・6日（火）・7日（水）。 |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory |
福祉社会専攻 専門展開科目（ソーシャルワーク系） |
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Outline (in English)
This course introduces the history and community life of people with mental disabilities to students taking this course.
The goals of course are understanding the history and community life of people with mental disabilities.
Your overall grade in the class will be decided based based on the follwing.Report 40 % and in-class contribution 60 %.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
本講義では、精神障害者の「権利擁護」を基盤におきながら、精神障害者を取り巻く歴史的背景、精神障害者の障害者像、地域生活支援、就労に焦点を当て、誰にでも当てはまる「あたり前の生活」を支えるということは何かを講義やディスカッションを通して学びを深める。
到達目標Goal
・「当たり前の生活」とは何かについて、自分の考えを述べることができる
・精神障害者の歴史について理解する
・精神障害者の地域ケアにおける自立支援を理解する
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
授業形態としては、講義、視聴覚教材を使って、ディスカッションを深めていく。
授業の前半は、精神障害者を取り巻く歴史、次に精神障害者像について法律や法制度、精神保健福祉士の倫理綱領を使って深めてく。そして、精神障害者の社会的入院から精神障害者の人権を考えながら、地域移行、地域生活支援について学びを深める。最後に、精神障害者の就労についても焦点を当てながら、あたり前の自分らしい生活とは何かを考えていく。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：精神障害者とは
障害をどのようにとらえるか
精神の障害とはどのような状態か
第2回[対面/face to face]：精神障害者福祉の歴史的展開
精神障害者を世界の歴史について
第3回[対面/face to face]：精神障害者福祉の歴史的資料
精神障害者の歴史的資料の見学
第4回[対面/face to face]：精神障害者の人権について
精神障害者の歴史から人権について考える
第5回[対面/face to face]：精神障害と精神障害者の概念
制度における「精神障害者」の定義
第6回[対面/face to face]：精神障害者を支える専門職とは
精神保健福祉領域のソーシャルワーカーの歴史
精神保健福祉士に倫理綱領
第7回[対面/face to face]：精神保健福祉の大切な視点
リカバリー視点
エンパワメント・ストレングス視点について考える
第8回[対面/face to face]：社会的入院を考える
視聴覚教材を使い、社会的入院と精神障害者の人権について考える
第9回[対面/face to face]：精神障害者の地域移行・地域定着支援について
精神病院から地域移行、地域定着について、あたりまえの生活とは何かを考える
第10回[対面/face to face]：精神障害者にも対応した地域包括支援システム
精神障害者にも対応した地域包括支援システムについて学ぶ
第11回[対面/face to face]：精神障害者の就労支援の現状
総合支援法から精神障害者が利用できる就労支援について学ぶ
第12回[対面/face to face]：当事者の力を活かす支援方法
セルフヘルプ
ピアサポート活動
第13回[対面/face to face]：障害者の就労支援の現場理解
就労支援B型事業所の見学
第14回[対面/face to face]：精神障害者の就労支援
精神障害者の働きたいという思いを考える
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
精神障害者に関するデータの収集を進め、演習では必ず検討するための報告を求めるので、レジュメや資料を用意して演習に臨むことが必要である。本授業の準備学習・復習時間は、各２時間合計４時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
授業内で指定し、資料等も配布する
参考書References
適宜、紹介します
成績評価の方法と基準Grading criteria
講義内での発言60％ 報告レポート40％
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
アンケートは実施していません
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
レポートの執筆、グループワークや報告の際にワード、エクセル・パワーポイントなどを使用します
その他の重要事項Others
担当教員は、精神保健福祉士の資格を所持し、精神科病院、行政機関での勤務経験があります。そのため実務経験のある教員が授業を担当します。