通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning)
BIO100TA(その他の総合生物・生物学 / Biology 100)生物学1Biology1
教科担当責任者 / Instructor in charge of class:島野 智之Satoshi SHIMANO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当者Instructor name | 島野 智之 |
科目種別Class Type | 通信学習(リポート・試験) |
履修学年Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 一般教育・語学・保健体育科目 |
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Outline (in English)
Basic Biology course, the categories of basic biology are diverse and expanded, and genetics, molecular biology, and medicine are also included in the category of biology.This objective of this course is understanding such basic Biology.
The final grade will be determined by a credit examination. Of course, you should also carefully study the report. For the report questions, you can use encyclopedias, biological dictionaries, and other resources, as well as the Internet, but be especially cautious when using the Internet. Not all information found online is necessarily accurate. In all cases, it is important to describe your understanding in your own words, rather than copying and pasting text. If you do use text from another source, it is essential to clearly indicate the source at the end of the sentence. Plagiarism, which is the act of copying someone else's text without proper attribution, should be avoided at all costs. For reports, it is necessary to include clear references and works cited.
To prepare for the credit examination, 1) it may be helpful to review past exams, 2) seek information from fellow correspondence course students, 3) and make sure that key words are included in your answers. This is an important factor in the evaluation process.
授業で使用する言語Default language used in class
英語 / English
【学習の到達目標】Goal
生物学の目的は、生命現象とは何かを明らかにするものですが、その範疇は多岐にわたり、遺伝学、分子生物学 のように医学に近いものも生物学の範疇に含まれるようになってきており、マスコミなどでも注目されることが多くなってきています。同時に、情報量が増えることにより、健康に関する関心も増してきています。その中には、科学的なものから似非(えせ)科学といわれるようなものまで含まれています。自分の身体のことを考え、生物とはなにかを考えることが重要になってきます。あふれる程の情報の中で、正しく科学的な眼を持って、理解できるようになることが望まれます。
【この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)】Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
生物学の目的は、生命現象とは何かを明らかにするものですが、その範疇は多岐にわたり、遺伝学、分子生物学 のように医学に近いものも生物学の範疇に含まれるようになってきており、マスコミなどでも注目されることが多くなってきています。同時に、情報量が増えることにより、健康に関する関心も増してきています。その中には、科学的なものから似非(えせ)科学といわれるようなものまで含まれています。自分の身体のことを考え、生物とはなにかを考えることが重要になってきます。あふれる程の情報の中で、正しく科学的な眼を持って、理解できるようになることが望まれます。
【授業で使用する言語】Default language used in class
英語 / English
【科目の概要】Method(s)
生物の持っている最も基本的な特性、つまり生命現象の一つである、代謝について理解するように努めていただきたい。代謝とは食物を摂取、分解しエネルギーを作り出し、生命活動を営むことです。最も生物らしい現象です。最近は健康志向の高まりもあり、さまざまな健康食品やサプリメントなどの広告や記事を眼にします。これらの食品などがどのような仕組みで身体に有効なものとなるのかを正しく理解する必用があります。
【成績評価基準】Grading criteria
最終成績は単位修得試験により評価します。もちろんリポート学習もしっかりと行わなければなりません。リポート設題に関しては、百科事典や生物学辞典などの他に「インターネット」などを利用してもよいのですが、とくに「インターネット」ではいくつかの記述を調べた方がよいです。必ずしもすべてが正しいとは限りません。いずれの場合も、書き写すのではなく、理解したことを自分の言葉で記述する必用があります。いわゆる「コピペ」は決してするべきではありません。使用した文に関しては、文末に出典を明記する必要があります。出典を明記せずに、他者の文章をそのまま書き写した場合は、剽窃(盗作)となることもあるので、くれぐれも注意すること。レポートについては、参考文献・引用文献を明記すること。
単位修得試験については、1)過去の試験問題などを利用して、出題の傾向をつかむことが解答の一助となることがある。2)おなじ通信教育で学ぶ仲間たちの情報も役に立つことがある。3)答案に少なくともキーワードが書かれているか否かが、評価の重要な目安となる。
【テキスト名および詳細】Textbooks
(1)指定市販本『グラフィックライフサイエンス』、相川書房版(復刻版)、堀上英紀・月井雄二・矢崎和盛・小山 力著、2021年、¥1,919+税
※法政大学生協書籍部のみ取扱い
※増補版、相川書房、2010年(内容は同じ)も使用可
※【スタディガイド(学習指導書)】あり
(2)指定市販本『新種発見物語 足元から深海まで11人の研究者が行く!』岩波ジュニア新書 岩波書店 2023年 島野智之・脇司 編著 ¥1,232(税込)
※教科書は2冊
生物学のテキスト「グラフィックライフサイエンス」は理解を容易にするため、図版が主体の教科書であり、字数の制約のため説明がかなり簡略化されている。そのためこのテキストだけですべての項目を理解することは困難かも知れない。
また,とくに「進化学,生物多様性・保全生物学,分類学」に関しては教科書(2)を読んでください.
「代謝」に関しては下記の参考文献『代謝ガイドブック』、を読まれることを勧めます。
【参考文献】
『岩波 生物学辞典 第5版』 岩波書店; 第5版 ¥ 14,040
『代謝ガイドブック』 技術評論社 霜田幸雄著 ¥2,480+税 2014年
【学習指導、注意点等】Work to be done outside of class (preparation, etc.)
通信学習のリポートに添削・講評でフィードバックする。 通信教育は、一人で勉強する部分が多いため、勉強がはかどらないことが多いと思われる。その様な場合、スクーリングや支部活動などを通じて知り合った、先輩、同輩、後輩などの仲間たちから学ぶことも大切である。
リポートに関して、注意しておきたいことは、剽窃(盗作)などの行為は決してしないように。また、生物学のような自然科学の分野のリポートは文学的な表現は必用ありません。自分の考えを正しく相手(読者)に伝えることが一番重要です。