デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design
ADE200NA（建築学 / Architecture and building engineering 200）サステナブルデザイン（２０２３年度以降入学生）都市Sustainable Design
中野 淳太Junta NAKANO
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | B3580 |
| 旧授業コードPrevious Class code | B3001 |
| 旧科目名Previous Class title | サステイナブルデザイン |
| 開講時期Term | 秋学期前半/Fall(1st half) |
| 曜日・時限Day/Period | 月1/Mon.1,月2/Mon.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | 建築：建築士 |
| 他学部公開科目Open Program | ○ |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | ○ |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | ○ |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | ○ |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 選択・必修Optional/Compulsory | 選択 |
| 入学年度Admission year | |
| カテゴリー（2023年度~）Category (2023~) |
建築学科 専門科目 基礎科目 |
| カテゴリー（2019~2022年度）Category (2019~2022) |
建築学科 専門科目 基礎科目 |
| カテゴリー（招聘学科）Category | 建築 |
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Outline (in English)
Course outline: This course aims to acquire engineering knowledge of sustainable design while learning architectural principles and environmental planning methods that utilize natural energy. Students will plan a house that uses as little energy as possible while maitaining comfort.
Learning Objectives:1) Understand the principles of methods that utilize natural energy and have a low impact on the environment. (2) Learn how to apply the methods of natural energy utilization. (3) Understand weather data and learn how to apply its characteristics to the building design. (4) Master environmental planning using passive methods through charts and calculations.
Through these, the goal is to acquire the ability to apply sustainable technology that can be applied to various fields.
Learning activities outside of classroom: Students are required to study the relevant parts of the textbook in advance. In addition, students are expected to review the textbook and perform similar exercises in the textbook. The standard preparation and review time for this class is 2 hours each.
Grading Criteria /Policy: The evaluation will be based on a total of 30-50% of the exercises and 50-70% of the final presentation.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
自然エネルギーを利用した建築原理や環境計画手法を習得しながら，サステナブルデザインに関する知識を身につける。パッシブ手法を活用し、なるべく少ないエネルギーで快適に過ごせる住宅を計画する。
到達目標Goal
１）自然エネルギーを利用し、環境に低負荷な手法の原理を理解する。
２）自然エネルギー利用の手法をどのように応用するかを習得する。
３）気象データを理解し、その特徴を実社会に応用する方法を習得する。
４）図表や計算を通じて、パッシブ手法を用いた環境計画を習得する。
これらを通して、様々な分野に応用できるサステイナブル（持続可能）な技術の応用力を習得することを到達目標とする。
【修得できる能力】*【修得できる能力】*
- 総合デザイン力:
- 文化性:○
- 倫理観:◎
- 建築の公理:
- 芸術性:
- 教養力:○
- 表現力:
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学部建築学科ディプロマポリシーのうち「DP2」、都市環境デザイン工学科ディプロマポリシーのうち「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」、システムデザイン学科ディプロマポリシーのうち「DP4」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
授業では、パッシブ手法の基礎に関する講義と計算や図表を用いた環境計画を行う。Excelを用いた計算を行うため、パソコンを持参のこと。最終的に、自分の計画したサステナブル住宅のプレゼンを行う。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1回[対面/face to face]：気候特性とクリモグラフ
気候を形成する要素を理解し、その組みあわせによる特性を理解する。
2回[対面/face to face]：気候特性の分析
気象データから気候特性を分析し、特徴をまとめる。
3回[対面/face to face]：太陽エネルギーと太陽位置
地球の自転と公転の原理を理解し、太陽エネルギーの特性を理解する。
4回[対面/face to face]：太陽位置の計算
太陽位置を計算し、季節や地域による太陽位置の違いを理解する。
5回[対面/face to face]：日射と実効放射
短波長放射（日射）と長波長放射の到達経路と特性を理解する。
6回[対面/face to face]：日射量と実効放射量の計算
方位に応じた日射量と長波長放射量の求め方を理解する。
7回[対面/face to face]：建築外皮の熱性能
建築外皮を通じた熱貫流および日射熱取得の原理を理解する。
8回[対面/face to face]：断熱性能の設計
指定された性能の外皮仕様を設計する。
9回[対面/face to face]：日除けの原理
開口部に対する日射遮蔽の原理を理解する。
10回[対面/face to face]：日除けの設計
窓の方位と寸法に適した日除けを設計する。
11回[対面/face to face]：冷房負荷と暖房負荷
冷房能力および暖房能力を求めるのに必要となる熱負荷の原理を理解する。
12回[対面/face to face]：外皮性能と自然室温
外皮性能に応じた自然室温を計算し、外皮熱性能の改善を図る。
13回[対面/face to face]：プレゼンテーション1
自分の計画したサステイナブル住宅について発表・講評をする。
14回[対面/face to face]：プレゼンテーション2
自分の計画したサステイナブル住宅について発表・講評をする。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎回の講義の理論を復習すること。また，シラバスを読んで次の講義の内容を予習する。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
原則として使用せず，必要に応じて講義に関するプリントを配布する
参考書References
田中俊六 他、『最新 建築環境工学』、井上書院
猪岡達夫、『デザイナーのための建築環境計画 熱・日射・風』、丸善出版
など
成績評価の方法と基準Grading criteria
時限中に計算、設計等を行い，毎回提出する。毎回の演習（30～50%）とプレゼンテーション（50～70%）により、総合的に判断する。未提出課題が３回を超えた者の評価は行わない。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
演習は，今まで経験していない内容もあるが，想像力を発揮して課題に対し積極的に取り組むこと。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
事前の教員の指示に従い、Excelの使えるPC等、製図用具等を持参する。
その他の重要事項Others
講義を聴くだけでなく、各回の演習（環境計画）を通じた習得が重要である。