教職・資格（小金井）Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Koganei)
SEE100LC（科学教育・（教育工学） / Science education/ Educational technology 100）地学概論IIIntroduction to Earth Science II
辻 忠恭Tadayasu TSUJI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格（小金井）Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Koganei) |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | H3398 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 土4/Sat.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリーCategory | 教職関係科目 |
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Outline (in English)
【Course outline】
We will learn photochemical smog, heat pollution, water pollution, volcanic disaster, earthquake disaster etc. as Earth scientific phenomena. Then, We will understand the relationship between the global environment and human activities.
【Learning Objectives】
・We will being interested in environmental issues, and being able to explain phenomena.
・We will understand the mechanism of phenomenon occurrence and explain issues and specific countermeasures.
・We will acquire knowledge that can respond to environmental issues and disasters.
【Learning activities outside of classroom】
Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content
【Grading Criteria /Policies】
Your overall grade in the class will be decided based on the following. Term end examination: 80% 、 in class contribution: 20%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
SDGs（Sustainable Development Goals、持続可能な開発目標）の「持続可能な開発」とは、環境と開発は共存し得るものとし、環境保全を考慮した開発が重要であるという考えに立つ。これを実現するためには、気候変動、海洋資源、生物多様性などを理解することが必要である。
本授業では、環境問題、災害をテーマに地学を学ぶ。「環境」は「地球環境」、「生活環境」を対象とし、災害も加え、現象と課題について理解し、企業のSDGsの取組事例なども参考にし、自ら行動できる知識を身につけることを目的とする。
到達目標Goal
・環境問題に関心を持ち、地学的に探究する能力を身につけ、現象について説明することができる。
・現象の発生メカニズムを理解し、課題や具体的な対策方法について説明することができる。
・環境問題の課題や災害について、主体的に対応することができる知識を身につける。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
講義形式による授業を基本として進める。適宜、動画資料も使用し理解を深める。
各回実施のリアクションペーパーより疑問点を取り上げ、次回の授業の初めに全体に対してフィードバックを行う。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：地学とはなにか？
授業の概要と目的について理解する。「環境」を２つ（地球環境、生活環境）に区分し、災害を加えたテーマ全体像を把握する。
第2回[対面/face to face]：地球環境：地球温暖化
都市の温暖化であるヒートアイランド現象と地球規模の環境問題である地球温暖化について理解する。
第3回[対面/face to face]：地球環境：酸性雨
酸性雨の発生原因と特徴、酸性雨が及ぼす影響について理解し、また国際的な観測体制を知り対策方法を考える。
第4回[対面/face to face]：生活環境：大気汚染1
大気汚染の発生原因と特徴、大気汚染が及ぼす影響について知り、気温による汚染物質の輸送への影響について理解する。
第5回[対面/face to face]：生活環境：大気汚染2
大気汚染発生時の気温や風による汚染物質の輸送への影響や、日射量への影響について理解する。
第6回[対面/face to face]：生活環境：悪臭公害と騒音公害
悪臭公害と騒音公害とは何かを知り、その特徴と発生しやすい時期や時間帯などを理解し、対策方法を考える。
第7回[対面/face to face]：生活環境：水質汚濁1
河川と地下水における水質汚濁について、発生原因と特徴、水質汚濁が及ぼす影響について知り、対策方法を考える。
第8回[対面/face to face]：生活環境：水質汚濁2
海洋における水質汚濁について原因と特徴を知り、加え海洋汚染にも触れ、それらの影響について理解する。
第9回[対面/face to face]：生活環境：土壌汚染
土壌汚染の原因と特徴を知り、土壌汚染が大気や水にまで影響を及ぼすメカニズムを理解する。
第10回[対面/face to face]：災害：落雷、集中豪雨
自然現象である落雷、集中豪雨の発生メカニズムと特徴を理解し、身を守るための方法を知る。
第11回[対面/face to face]：災害：ダウンバースト、竜巻
発生時に大きな被害を出す可能性のあるダウンバーストと竜巻について、発生メカニズムと特徴を理解する。
第12回[対面/face to face]：災害：火山災害と防災
火山の噴火の仕組みと噴火によりどのような被害が起こるのかを理解し、どのように行動したら良いかを知る。
第13回[対面/face to face]：災害：地震災害と防災
地震発生のメカニズムと、津波が発生する仕組みを理解し、地震発生時に起こる現象と身を守るための方法を知る。
第14回[対面/face to face]：全体のまとめ
全体のまとめ
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】前回の授業内容を理解しておくこと。
テキスト（教科書）Textbooks
講義の都度、資料を配布する。
参考書References
福岡義隆「環境と地学－大気と水と土」森北出版株式会社
浅井冨雄著「ローカル気象学」東京大学出版会
成績評価の方法と基準Grading criteria
試験に加え、平常点として授業中の参加の度合を考慮し、総合的に判断する。
※試験80％,平常点（授業参加の姿勢，リアクションペーパーの内容等）20％
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
知的興味を満たし、新しい発見があるよう心がける。