法学部Faculty of Law
LAW200AB(法学 / law 200)契約法Ⅱ契約法Ⅱ
福田 清明Kiyoaki FUKUDA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | A0039 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生:履修を希望する場合は、所定の手続きに従って申請すること。 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
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Outline (in English)
In this class, in terms of articles, students will learn "Subject of Claims" and "Liability for Default" and "Extinction of Claims" in Chapter 1 General Provisions of Part 3 Claims of the Civil Code. Learning the Civil Code means learning the purpose of the articles, the requirements and effects of the institutions, and being able to solve a given cases through interpretation and application of the articles in the Civil Code. Since the class is called "Contract Law II," students are expected to study the Civil Code in relation to contract law and remedies.
Note that this class belongs to all courses, including the "Trial and Law Course".
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
履修者は、本授業は条文で言うと、民法第3編債権第1章総則の「債権の目的」、「債権の効力」の中の債務不履行の責任、「債権の消滅」を学ぶ。民法という法律を学ぶとは、条文の趣旨、制度の要件と効果を学び、与えられた事例を条文の解釈・適用を通じて解決できることを意味する。契約法Ⅱという名称の授業なので、履修者は、契約法と救済手段との関連で、上記の民法条文を学んでください。
なお、本授業は、「裁判と法コース」など全てのコースに属する。
到達目標Goal
本授業の目標は、履修者が、基本的な事例問題を民法条文の解釈・適用を通して、解決できるようになることである。これが大きな目標である。
小さな目標としては、履修者が民法の注釈書(コンメンタール)を活用できることになることである。、
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」、「DP2」、「DP3」、「DP4」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
1 各回の授業は、前半30分程度で、前回授業で学んだことに関連した一行問題及び事例問題(「授業復習問題」と総称する)を解説します(第1回授業は除く)。後半1時間程度で、当日に予定した項目を講義します。
2 講義レジュメにしたがって授業を進めます。板書は、図・表を書くために利用します。
3 授業全体の中で、履修者を指名して答えて頂くことがあります。この問答は、成績評価に全く関係ないので、指名されたら答えて頂きたい。
4 「講義レジュメ」、「授業教材」、「授業復習問題」は、遅くとも3日前の土曜日には、学習支援システムにアップします。具体例でいうと、15日の講義に関する講義レジュメ、授業教材は、12日にはアップします。15日の授業の復習に関する授業復習問題も、12日にはアップします。その解説は、22日の授業中で行われます。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:ガイダンス
債権の目的(1)
①講義に際しての諸注意
②特定物債権
第2回[オンライン/online]:債権の目的(2)
特定物債権
第3回[オンライン/online]:債権の目的(3)
種類債権
第4回[オンライン/online]:債権の目的(4)
①金銭債権
②元本債権と利息債権
第5回[オンライン/online]:事実としての債務不履行の総説
履行の強制
①履行請求権、解除、損害賠償請求権
②直接強制、代替執行、間接強制
③強制に馴染まない債務
第6回[オンライン/online]:債務不履行による損害賠償(1)
①基本的損害賠償請求権(415条1項)の成立要件
②債務の履行に代わる損害賠償請求権(415条1項・2項)
第7回[オンライン/online]:債務不履行による損害賠償(2)
賠償されるべき損害の範囲(416条)
第8回[オンライン/online]:債務不履行による損害賠償(3)
①損害賠償額の減額事由
②金銭債務の特則
③賠償額の予定
④損害賠償による代位
第9回[オンライン/online]:債権者が給付を受領しない場合の救済手段
①弁済の提供
②受領遅滞
③弁済供託
第10回[オンライン/online]:債権の消滅(1)
①弁済のやり方
②第三者の弁済
③第三者への弁済
第11回[オンライン/online]:債権の消滅(2)
弁済による代位
第12回[オンライン/online]:債権の消滅(3)
相殺
第13回[オンライン/online]:債権の消滅(4)
①代物弁済
②更改
③免除
④混同
第14回[オンライン/online]:総復習または予定調整回
総復習の時間にするか(第1回から第13回の各回の授業復習問題をそれぞれの回について1題ずつ選びそれついて解説を行う)、または授業予定から遅れている場合の調整回とする。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とします。
1授業の準備① 教科書の該当箇所を読んでくる。
2授業の準備② 学習支援システムからダウンロードした福田・授業教材の該当箇所を読んでくる。
3授業に持参する物 学習支援システムからダウンロードした福田・授業レジュメ(A4の用紙1枚)及び六法又は六法代替物を持参する。
4復習① 学習支援システムからダウンロードした福田・授業復習問題を解いて
くる。解説は次回の授業中に福田が行う。
5復習② 学習支援システムからダウンロードした福田・授業教材(wordファイル)を、各自で使いやすいように削除、補充、入れ替えを行う。一言でいうとノート作成を行う。
テキスト(教科書)Textbooks
石田剛・荻野奈緒・斎藤由紀『債権総論』日本評論社2018年(本体価格1900円)
参考書References
①松岡久和など編『改正債権法コンメンタール』法律文化社 2020年(税込価格7700円)
②有斐閣『法律用語辞典』第5版 2020年(本体価格5250円)
成績評価の方法と基準Grading criteria
定期試験の成績による(100%)。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度授業担当者変更によりフィードバックできません
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
履修者が学習支援システムを利用できる機器をもっていることは重要です。
その他の重要事項Others
なし/No