経営学部Faculty of Business Administration
MAN100FA(経営学 / Management 100)入門外国語経営学Ⅰ(2018年度以前入学者)Business Administration in English for freshman I
北田 皓嗣Hirotsugu KITADA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学部Faculty of Business Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A4564 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 金2/Fri.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes |
本授業では、受講希望者が教室定員を超えてしまった場合、初回授業 で選別を行います。必ず、初回授業に出席してください。 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2019年度以降)Category (2019~) | |
カテゴリー(2018年度以前)Category (~2018) |
選択 外国語経営学科目 |
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Outline (in English)
The theme of this class is corporate sustainability management. In recent years, sustainability has become an important keyword in business strategy.Investors are increasingly reflecting ESG (Environmental, Social, Governance) factors in their investment evaluation. By creating businesses that contribute to the SDGs (Sustainable Development Goals), we can open up new markets. Ethical brands have started to be introduced mainly by companies targeting the younger generation, as fashion magazines often feature these themes.
However, since most of the trends come from Europe and the United States, it is essential to collect information in English in order to understand sustainability management. In this lecture, we will learn about sustainability management using reports from various organizations, magazines, and newspapers.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この授業では企業のサステナビリティ経営をテーマにします。近年,サステナビリティは経営戦略を考える上で,重要なキーワードになっています。投資家はESG(Environmental, Social, Governance)の要素を,ますます投資評価に反映してきています。DGs (Sustainable Development Goals)に貢献する事業を展開することで,新しいマーケットを開拓することもできます。ファッション誌でもエシカルをテーマとした特集が組まれることも多くなり,若い世代のターゲットとするアパレル企業を中心にエシカルブランドの展開され始めました。
ただし多くのトレンドはヨーロッパやアメリカから発信されるため,サステナビリティ経営を理解するためには英語で情報収集することが不可欠です。本講義では,各種団体の報告書,雑誌や新聞を題材にサステナビリティ経営について学んでいきます。
到達目標Goal
学生は,本講義を通じて,サステナビリティ・イシューにアクセスするための媒体について理解するとともに,下記のトピックについて理解を深めます。
・サーキュラーエコノミー
・ESG投資
・エシカルファッション
・ブランド・アカウンタビリティ
・プラスチック
・フードロス
・再生可能エネルギー
・生物多様性
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2-1」に関連が特に強く、「DP1-1」、「DP1-2」、「DP1-3」、「DP1-4」、「教養」に関連がかなりある
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
このクラスは全ての授業をオンラインにより実施されます。
毎週,課題となる資料と課題を設定し,オンライン掲示板に各自の意見を投稿してもらうとともに,担当者を割り当て記事の要約をプレゼンテーションしてもらいます。
資料は多少,長めになることもありますが,DeepLなどの翻訳ソフトを活用して,英語が必ずしも得意でない学生にも参加してもらえるようにしたいと思っています。
授業への参加人数に運営方法が変更になる場合もあります。
取り上げる題材については,ファッションや食品,日用雑貨など出来るだけ学生のみなさんになじみの深い企業活動を取り上げだいと思います。ただしサステナビリティ関連の話題は,エネルギーや素材産業など,しばしばなじみが薄く,技術的なトピックが多くなる傾向にあるため,一部はこれらの活動も取り上げます。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
春学期および秋学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:サステナビリティマネジメントの概要
授業の進め方と,サステナビリティに関する概要を説明します。
第2回:サーキュラーエコノミー(ファッション産業)
ファッション産業の環境問題と,それらへの業界の対応について議論します。
第3回:エシカルファッション(児童労働問題)
ファッション産業のサプライチェーンにおける児童問題について議論します。
第4回:エシカルファッション(人権問題)
ファッション産業のサプライチェーンにおける人権問題について議論します。
第5回:ブランド・アカウンタビリティ
新しい広告のトレンドとして,ブランド・アカウンタビリティについて検討します。
第6回:サーキュラーエコノミー(プラスチック)
プラスチックが与える環境問題について検討します。
第7回:サーキュラーエコノミー(フードロス)
フードロスの問題と,企業の取り組みについて検討します。
第8回:サーキュラーエコノミー(デジタル化戦略とプラットフォーム)
サーキュラーエコノミーを実現するためのアプローチとして,デジタルトランスフォーメーションの重要性について検討します。
第9回:ESG投資(トレンドと課題)
投資におけるサステナビリティの問題について検討します。
第10回:ESG投資(情報開示の仕組み)
投資におけるESG情報開示の問題について検討します。
第11回:生物多様性(パームオイル)
パームオイルと,生物多様性の問題について検討します。
第12回:生物多様性(海洋資源)
海洋資源の生物多様性の問題について検討します。
第13回:気候変動(サプライチェーンとモニタリング)
気候変動のマネジメントについて検討します。
第14回:気候変動(埋没資産)
気候変動がビジネスに与える影響について検討します。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎週,課題となるドキュメントが設定されます。それを読んで,オンライン掲示板に自身の意見を投稿してもらうことが必要になります。
テキスト(教科書)Textbooks
オンライン上で手に入る資料を利用するため,特に教科書は指定しません。
参考書References
興味のある人は,下記の書籍がおすすめです。
梅田靖・21世紀政策研究所(編)(2021)『サーキュラーエコノミー: 循環経済がビジネスを変える』勁草書房。
夫馬賢治(2020)『データでわかる 2030年 地球のすがた』 日本経済新聞社。
夫馬賢治(2020)『ESG思考 激変資本主義1990-2020、経営者も投資家もここまで変わった』講談社+α新書。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業での発表(30%)
オンライン掲示板への投稿(70%)
※受講者の人数に応じて,変更する可能性があります。その場合には2回目の授業で説明します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度新規科目につきアンケートを実施していません
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
履修を希望する学生は,初回の授業までに下記のGoogle Classroomに登録して,適宜,情報を確認するようにしてください。
https://classroom.google.com/c/MzgyMDcwODg2OTU2?cjc=5bx22xf
オンライン参加を希望する学生は,Google Classroomに掲載されているZoomのページから参加するようにしてください。またパソコンにカメラが備わっていないなどの場合を除き,原則,カメラをオンにして参加してもらいます。
その他の重要事項Others
水曜日3限に同じ内容のクラスを教室中心で開催しています。教室での参加を希望する学生はそちらを履修するようにしてください。
関連科目
特にありません。