教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama)
国際政治論International Politics
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | LA307 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木3/Thu.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 教職関係科目 |
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Outline (in English)
This course aims to provide basic understandings of theoretical aspects of International Relations.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語・英語併用 / Japanese & English
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
責任ある「有権者」として必須な、国際政治の体系的理解
到達目標Goal
「有権者」の国際政策の選択の基準として、理論のみならず事例の理解にも到達する。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語・英語併用 / Japanese & English
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
現在、政治はかつてない変動の時代を迎えているといって良い。「グローバリズム」、「ボーダーレス」という時代のキーワードが示すように、国際政治の影響力は、我々の生活の上に大きな影響を及ぼしている。この国際政治の現実を理論的にどう分析するのか。そのための多様な認識枠組を価値中立的に紹介することを目的とする。なお、以下の記述は、扱うべきトピックを述べているが講義の展開によって変更がありうる。最後の講義で講義内容のまとめや、課題に対する講評や解説によるフィードバックを試みる。また講義計画は講義の展開により、若干の変更もありうる。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:国際政治学とは何か?
導入
2:国際政治学の基礎概念
基礎概念
3:冷戦と現実主義
戦後政治の基本
4:デ・タントと相互依存論
戦後政治の変容
5:ガルトゥングの平和学
構造的な視点
6:ローズノーのリンケージ・ポリティックス論
国際政治と国内政治
7:ロッカンの国家形成・国民形成論
国家と国民とは
8:ロッカンの「欧州概念地図」
マクロな分析枠組み
9:欧州統合の展開
国際統合の現実態
10:レジーム論
多様なレジーム
11:「帝国」論
帝国と国民国家
12:欧州統合と国民国家の変容
国民国家の変容
13:日本をとりまく国際政治
最近の事例から
14:国際政治論の展望
現在の国際政治論の課題
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
時事問題も取り扱うので、新聞、ニュースをできればチェックすること。また、責任ある国際感覚のあふれる「有権者」となるためにはいうまでもないことであるが、政治の理解を深めるために読書レポートを準備してもらう。本年度はどの本を読むか未定であるが、かつて『現代欧州統合の構造』芦書房、2008年。を課題とした。本年度も同等のものを読んでもらうつもりである。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
講義時に指示。
参考書References
講義時に適宜指示。
成績評価の方法と基準Grading criteria
テスト70%、レポート20%、講義科目への積極度10%を中心として総合的に評価する。
春学期の少なくとも前半がオンラインでの開講となったことに伴い、教場試験が実現できない場合も想定される。学期末に最終的に教場での試験が行えない場合には、成績評価の方法と基準における試験をレポートで代替することを考える。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
学生との双方向のコミュニケーションを大切にしたい。継続して行っているこの講義の試みは、学生に好意的に評価されている。また、講義を通じ、現実の問題への関心を喚起することで、現代を現実的に理解することができているようである。