教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama)
発達・教育の理論ⅠTheories of Education I
山下 大厚Daikou YAMASHITA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | LB102 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 金3/Fri.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 教職関係科目 |
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Outline (in English)
This course introduces the modern/pres-modern history of education, philosophy of education and theories of human development to students taking this course.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
教育の歴史と思想、および人間発達の理論の形成と展開について学ぶ。
到達目標Goal
主要な教育思想、発達論について理解し、歴史の中で子供たちの処遇はどう変化し、今またどうあるべきなのか、考える手立てを得ること。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
講義は配布資料、映像資料を用いて行なう。振り返りテストや小レポートで学習状況を確認するが、その都度、講評し、疑問や感想にも応じたい。また授業計画は適宜変更がありうる。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:オリエンテーションと受講上の注意
educationの語源と「発達」/教育を受ける権利 と 子供の権利条約
第2回:人間の発達とは何か
人類史と霊長類研究における人の発達
第3回:子供(観)の歴史
前近代の産育/ルソーの「子供の発見」とアリエスの「子供の誕生」
第4回:児童中心主義の展開
ペスタロッチ/オーエン/フレーベル/エレン・ケイ/モンテッソーリ
第5回:近代公教育の展開
国民国家と義務教育/ヘルバルト派と新教育
第6回:近世,近代日本の教育思想
世阿弥/貝原益軒/福沢諭吉/森有礼
第7回:進歩主義教育の展開
デュルケーム/デューイ/ラッセル
第8回:戦中・戦後の教育と人間観
戦時下の教育/戦後教育改革/高度経済成長と人的能力開発
第9回:発達の科学のはじまり
ダーウィン/ビネー/ワトソン/ゲゼル
第10回:発達の諸理論(1)
ピアジェ/ヴィゴツキー/ブルーナー
第11回:発達の諸理論(2)
バンデューラ/ボウルビィ/クライン
第12回:発達の諸理論(3)
A・フロイト/エリクソン/チョドロウ
第13回:近代学校教育への批判
再生産、脱学校、フリースクールほか
第14回:教育における今日的課題
神経科学時代の子供と教育
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。教材の予習、振り返りテストを活用した復習により理解を深めること。また、普段から子供・教育・学校に関する話題や報道にも関心を持つこと。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は使用しない。各回の講義で必要な資料を配布する。
参考書References
上笙一郎ほか編, 1977,『日本子どもの歴史1~7』第一法規.ジョージ・バターワース, ハリス・マーガレット, 1997,『発達心理学の基本を学ぶ:人間発達の生物学的・文化的基盤』ミネルヴァ書房.
成績評価の方法と基準Grading criteria
評価の方法とウェイト:振り返りテスト (50%) と小レポート (50%)。評価の基準:振り返りテストは、学習内容の確認、小レポートについては、そのときのテーマを適切に理解し、自らの意見や疑問が述べられているか評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
昨年のオンライン授業では様々な要望があり、それに応えようと努めたが、大半の受講生は当初の緊張の糸が、いつの間にか切れてしまったようにみえた。今後も改善に勤しむが、自らの学習姿勢についても改めて点検して欲しい。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
学習支援システムの利用が不可欠である。また学習支援システムの受講者名簿には必ず連絡の取れるメールアドレスを登録すること。
その他の重要事項Others
質問などは学習支援システムの掲示板やメールで受け付ける。なお、この科目は発達・教育の理論Ⅱと併せて履修することが望ましい。