現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration
PSY300JB（心理学 / Psychology 300）高齢者心理学Psychology of aging
山田 勝美Katsumi YAMADA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | N1332 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 土1/Sat.1 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 入学年度Admission year | |
| カテゴリー（2021年度以前）Category (~2021) |
福祉コミュニティ学科 専門教育科目 専門展開科目 |
| カテゴリー（福祉コミュニティ）Category (Department of Community Development) | |
| カテゴリー（臨床心理）Category (Department of Clinical Psychology) | |
| カテゴリー福祉コミュニティ学科（2020年度以前入学者）Category福祉コミュニティ学科 (~2020) | |
| カテゴリー福祉コミュニティ学科（2021年度以降入学者）Category福祉コミュニティ学科 (2021~) | |
| カテゴリー臨床心理学科（2020年度以前入学者）Category臨床心理学科 (~2020) | |
| カテゴリー臨床心理学科（2021年度以降入学者）Category臨床心理学科 (2021~) |
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Outline (in English)
In this lecture, we aim to recognize the role of psychologists at child welfare facilities etc. To that end, we will try to understand the ideals and systems of social welfare. On the premise of that understanding, psychosocial tasks at the welfare site and how to support it are suppressed. Especially at the welfare workplace, while trying to solve psychosocial problems while collaborating with other professionals, I want to understand the role of psychologists there. In classes, I would like to focus mainly on children among social welfare.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
本講義においては、児童福祉施設等における心理士の役割を認識することを目的に行う。そのために、社会福祉の理念や制度等の理解を図る。その理解を前提に福祉現場における心理社会的課題とそれに対する支援のあり方をおさえる。特に、福祉現場において、他の専門職と協働しながら心理社会的課題の解決を図っていくのだが、そこにおける心理士の役割を理解したい。授業では、社会福祉のなかでも主に児童を中心に扱っていきたい。
到達目標Goal
・社会福祉の理念および制度を理解する。
・福祉現場、特に、児童福祉施設における心理的社会的課題とは何か、そして、その現状を理解する。
・入所する利用者、主に虐待を受けた子どもの心理的課題および支援のあり方を理解する。
・他の専門職と協働することの重要性を理解する。
・以上の理解を前提に、施設における心理士の役割を理解する。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
授業は主に講義形式で行うが、適宜、映像資料等を用いたい。また、授業終了時にリアクションペーパーに講義の感想と意見および質問を書いていただく。次回の講義の冒頭でそれを扱い、できうる限り学生の声を授業に反映させていきたいと考えている。秋学期はオンラインまたは対面での開講となります。それに伴う各回の授業計画の変更については、学習支援システムでその都度提示します。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1：社会福祉の理念と制度の今後の方向性～児童福祉に焦点をあてて～
これからの社会的養護の動向に関する基本的理解を培う
2：児童福祉施設における生活の意味を理解する
様々な課題を抱え施設に入所してくる利用者にとっての安定的生活とそれを営むことの重要性を理解する
3：児童福祉施設における子どもの存在と関係性の構築の在り方を理解する
様々な課題を抱える子どもをどういう存在と捉えるべきか、そのうえでいかなる姿勢が関係を育む必要があるかを理解する
4：児童福祉施設における専門職と心理職の役割～その１～
心理職が協働する他の専門職の役割について理解する
5：児童福祉施設における専門職と心理職の役割～その２～
他の専門職と協働するうえでの心理職の役割を理解する
6：虐待を受けた子どもの心理的課題を理解する～その１～
施設における虐待を受けた子どもの心理的課題の特徴を理解する
7：虐待を受けた子どもの心理的課題を理解する
生活の場で生起する問題とそこにある心理的課題を理解する
8：施設における虐待を受けた子どもへの直接的支援～その１～
生活の場で生起する問題を対処する方法について理解する
9：虐待を受けた子どもへの直接的支援～その２～
生活の場で生起する問題を支援する職員を支える心理としての役割を理解する
10：家族への支援について考える～その１～
虐待を受けた子どもの自立支援においては、親との関係性が重要になる。その意味と支援のあり方を理解する
11：家族への支援について考える～その２～
家族への支援に果たす心理士の役割を理解する。
12：虐待を受けた子どもの実際～その１～
映像を通し、実際の児童養護施設における子どもの課題とその支援について検討し、理解を深める
13：虐待を受けた子どもへの支援～その２～
特に、心理士の役割に焦点をあてて、理解を深める
14：講義のまとめ
講義で扱った内容を復習し、理解を深める
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業終了時に事前に読んできていただきたい文献を提示するので、学生はそれを読み込んで授業に参加すること。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
教科書は特に使用しない。
参考書References
参考文献・参考図書は授業事に提示する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業事のリアクションペーパーの内容等平常点 ３０％
レポート課題 ７０％
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業毎に行う学生からの質問等に丁寧に答えていくことが学生のより深い学びに直結していることがわかった。本年度もこれを継続していきたい。