法学研究科Graduate School of Law
LAW600A1(法学 / law 600)行政法論文指導ⅣGraduate Independent Writing on Administrative Law Ⅳ
西田 幸介
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学研究科Graduate School of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | X4121 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 金6/Fri.6 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience |
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Outline (in English)
The purpose of this course is that students in the 4th semester will be have research guidance by research supervisors. A student in course of master’s degree has to make a outline of his/her master's thesis in the 3rd semester, if at all possible. In this class, the student will lesson to know what he/she have to do to write the thesis, and read some academic articles or cases about the theme with the supervisor. While receiving supervisor’s guidance in this course, the student will write the thesis.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この授業は、修士論文の執筆に向けた指導を行うための科目である。具体的には、修士課程2年次生の秋学期において、(1)各自が設定したテーマに即して、修士論文を執筆するために、どのような取組みが必要かを指導しつつ、あわせて、(2)受講者が修士論文で取り上げる資料(判例・裁判例、文献、その他の資料)を輪読することによって、受講者が各自のテーマについてより深く検討することができるようになることを目的とする。
この授業の受講者は、修士論文の執筆に向けて必要な指導を受けて、遅くとも修士論文の提出期限までに修士論文を執筆し完成させることが期待される。
到達目標Goal
①修士論文について各自が設定したテーマに即して必要な取組みの内容を知る。
②上記テーマについて、より深く研究を進める。
③修士論文を執筆する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」のすべてに強く関連している。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
学習支援システムを利用しつつ、ビデオ会議システムによる演習形式とする。新型コロナウイルスの感染状況に鑑みて、対面授業が可能となれば、受講者と相談の上で、対面授業を、適宜、実施する。ただし、対面授業を実施する場合には、受講者が自宅等でオンラインでも授業に参加できるように配慮する。
少人数の演習形式で授業を実施するため、授業内の発表に対するフィードバックは、毎回、授業内で口頭により行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
秋学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:修士論文の詳細レジュメ第二次案の検討
修士論文の詳細レジュメの第二次案を検討することを通して、進捗状況を確認し、秋学期の課題を明らかにする。
第2回:引用資料の検討(1)
詳細レジュメで修士論文に引用することが予定されている資料に対する各自の評価が適切かどうか検討する。
第3回:引用資料の検討(2)
詳細レジュメで修士論文に引用することが予定されている資料に対する各自の評価が適切かどうか検討する。
第4回:引用資料の検討(3)
詳細レジュメで修士論文に引用することが予定されている資料に対する各自の評価が適切かどうか検討する。
第5回:引用資料の検討(4)
詳細レジュメで修士論文に引用することが予定されている資料に対する各自の評価が適切かどうか検討する。
第6回:引用資料の検討(5)
詳細レジュメで修士論文に引用することが予定されている資料に対する各自の評価が適切かどうか検討する。
第7回:詳細レジュメ第三次案の検討
引用資料の検討で得られた成果をもとに、受講者が詳細レジュメ第三次案を作成し、これを検討する。
第8回:詳細レジュメの確定
少なくとも目次と引用資料を決定し、詳細レジュメを確定する。
第9回:論文の一部を執筆してみる(1)
詳細レジュメをもとに、論文の一部を執筆し、これを検討する。
第10回:論文の一部を執筆してみる(2)
詳細レジュメをもとに、論文の一部を執筆し、これを検討する。必要に応じ、前回執筆分の修正も行う。
第11回:論文の一部を執筆してみる(3)
詳細レジュメをもとに、論文の一部を執筆し、これを検討する。必要に応じ、前回、前々回執筆分の修正も行う。
第12回:論文についての質疑応答(1)
論文執筆上生じた疑問点を解決する。
第13回:論文についての質疑応答(2)
論文執筆上生じた疑問点を解決する。
第14回:論文の推敲
概ね書き上がった修士論文の原稿を推敲し、修正点などを検討する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
この科目は、修士論文の執筆に向けてその指導を行うためのものであるので、受講者が自らした取組みを毎回の授業で報告することが基本となる。このため、授業時間外の学習としては、修士論文の執筆に向けた作業が中心となる。
本授業の準備・復習時間は、各15時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
特に指定しない。
参考書References
必要に応じて、適宜、指示する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点(100%)による。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし。
その他の重要事項Others
この授業は、担当者である西田を指導教員とする、修士課程の大学院生を対象とする科目である。
担当教員の専門分野等
<専門領域> 行政法
<研究テーマ> ①行政計画の実体的統制、②私人間の協定と行政法学、③都市法
<主要研究業績>
①『行政の構造変容と権利保護システム』(共編著)、2019年、日本評論社
②『行政課題の変容と権利救済』(編著)、2019年、法政大学出版局、
③『コンメンタール行政法Ⅱ 行政手続法・行政不服審査法』(共著)、室井力・芝池義一・浜川清・本多滝夫(編)、日本評論社、2018年