法学研究科Graduate School of Law
LAW600A1(法学 / law 600)行政法論文指導ⅢGraduate Independent Writing on Administrative Law IⅢ
西田 幸介
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学研究科Graduate School of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | X4120 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 金6/Fri.6 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience |
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Outline (in English)
The purpose of this course is that students in the 3d semester will be have research guidance by research supervisors. A student in course of master’s degree has to decide the theme of his/her master's thesis in the 2nd semester, if at all possible. In this course, the student will learn what he/she has to do to write the thesis, and read some academic articles or cases about the theme with the supervisor. Through this process, the student will make a outline of the thesis.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この授業は、修士論文の執筆に向けた指導を行うための科目である。具体的には、修士課程2年次生の春学期において、(1)各自が設定したテーマに即して、修士論文を執筆するために、どのような取組みが必要かを指導しつつ、あわせて、(2)受講者の研究テーマに即した資料(修士論文の「素材」となる)を輪読することによって、受講者が各自のテーマについてより深く検討することができるようになることを目的とする。
この授業の受講者は、修士論文の執筆に向けて必要な指導を受けて、修士論文の執筆準備を行い、少なくとも、春学期末までに修士論文の概略(目次・素材・結論等)を確定することが期待される。
到達目標Goal
①修士論文について各自が設定したテーマに即して必要な取組みの内容を知る。
②上記テーマについて、より深く研究を進める。
③修士論文の概略を決定する。
④研究論文における論じ方を知る。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」のすべてに強く関連している。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
学習支援システムを利用しつつ、ビデオ会議システムによる演習形式とする。新型コロナウイルスの感染状況に鑑みて、対面授業が可能となれば、受講者と相談の上で、対面授業を、適宜、実施する。ただし、対面授業を実施する場合には、受講者が自宅等でオンラインでも授業に参加できるように配慮する。
少人数の演習形式で授業を実施するため、授業内の発表に対するフィードバックは、毎回、授業内で口頭により行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:修士論文のテーマと進捗状況の確認
修士論文のテーマとこの時点での進捗状況を確認し、春学期に行うべきことを明確にする。
第2回:修士論文のテーマの明確化
修士論文で論じるべき課題を明確にする。
第3回:修士論文の概略の検討
修士論文の概略を報告し、その内容を検討する。
第4回:素材の検討(1)
修士論文で取り上げる素材(判例・裁判例、文献、その他の資料)について検討する。
第5回:素材の検討(2)
修士論文で取り上げる素材(判例・裁判例、文献、その他の資料)について検討する。
第6回:素材の検討(3)
修士論文で取り上げる素材(判例・裁判例、文献、その他の資料)について検討する。
第7回:素材の検討(4)
修士論文で取り上げる素材(判例・裁判例、文献、その他の資料)について検討する。
第8回:素材の検討(5)
修士論文で取り上げる素材(判例・裁判例、文献、その他の資料)について検討する。
第9回:修士論文の概略の再検討
素材の検討で得られた成果をもとに、修士論文の概略が適切なものか再検討する。
第10回:詳細レジュメの作成に向けて
修士論文の執筆に必要な詳細レジュメの作成について知る。
第11回:引用資料の検討(1)
修士論文に引用する資料を確定し、これを自身の論理のなかに位置づけ、評価を加える。
第12回:引用資料の検討(2)
修士論文に引用する資料を確定し、これを自身の論理のなかに位置づけ、評価を加える。
第13回:引用資料の検討(3)
修士論文に引用する資料を確定し、これを自身の論理のなかに位置づけ、評価を加える。
第14回:引用資料の検討(4)
修士論文に引用する資料を確定し、これを自身の論理のなかに位置づけ、評価を加える。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
この科目は、修士論文の執筆に向けてその指導を行うためのものであるので、受講者が自らした取組みを毎回の授業で報告することが基本となる。このため、授業時間外の学習としては、修士論文の執筆に向けた作業が中心となる。
本授業の準備・復習時間は、各15時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
特に指定しない。
参考書References
必要に応じて、適宜、指示する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点(100%)による。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし。
その他の重要事項Others
この授業は、担当者である西田を指導教員とする、修士課程の大学院生を対象とする科目である。
担当教員の専門分野等
<専門領域> 行政法
<研究テーマ> ①行政計画の実体的統制、②私人間の協定と行政法学、③都市法
<主要研究業績>
①『行政の構造変容と権利保護システム』(共編著)、2019年、日本評論社
②『行政課題の変容と権利救済』(編著)、2019年、法政大学出版局
③『コンメンタール行政法Ⅱ 行政手続法・行政不服審査法』(共著)、室井力・芝池義一・浜川清・本多滝夫(編)、日本評論社、2018年